肩甲下筋を支配する2つの神経
肩甲下筋を支配する2つの神経
1 上肩甲下神経
・肩甲下筋上部を支配
2 下肩甲下神経
・肩甲下筋下部と大円筋を支配
・下肩甲下神経の方が大きく、分枝の数も多い
考察
・肩甲骨の背面では肩甲棘を挟んで上に棘上筋、下に棘下筋があるが、肩甲下筋も上下2つでそれぞれ別の神経に支配されていることから、肩甲下筋も機能的に上下2つの筋肉(もしくは2つ以上)から成り立っているとも考えられる
・そう考えると肩甲下筋自体は上腕骨の内旋に関わるが、肩甲下筋上部は上腕骨の屈曲・外転、肩甲下筋下部は上腕骨の伸展・内転に関わることも考えられる
※考察はあくまで私の推測の域を超えません
参照資料
・ネッター解剖学アトラス 原書第5版
・Wikipedia
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