コーヒーはノンアルコールの嗜好品-プロフィール-
こんにちは。
HNcoffeeと申します。
海外や日本のカフェ・喫茶店・コーヒー店勤務を経て、現在はコーヒー豆を焙煎しBARに卸したり、インターネットでの販売をしています。
「コーヒーはノンアルコールの嗜好品」
コーヒーとは?と誰かに尋ねられたら、私はいつもこのように返答しています。
コーヒーは複雑です。
コーヒーホイールやコーヒーツリーといった味を表現するためのチャートを見てもわかる通り、味わいにはたくさんの表現があり、それらが絡み合ってひとつのコーヒーの味が出来ています。
フレグランスは粉の状態の香り、アロマは液体にしたときの香り、フレーバーは口に含んだ時に鼻から抜ける香り。香りも分けて表現し、また表現の種類もたくさんあります。
複雑だからこそ、毎回飲む度に新しい出会いがあり面白いのですが、その反面、飲み慣れていないと違いがわかりにくく、少し難しく感じてしまう事もあるかもしれません。
少しコーヒーから話は逸れますが、皆さんはソムリエやバーテンダーがいるお店でワインやウイスキー等の洋酒を飲んだことはありますか?
たくさんある洋酒の中からお酒のプロがあなたの気分や料理に合わせてお勧めしてくれます。
そのお酒がどこでどのようにして作られているのかを聞いていると、味わいもよりいっそう深く感じられます。
そして飲み終わる頃には、一度も訪れたことのない生産国や、生産の工程、目の前でグラスに注いでくれるソムリエさんやバーテンダーさんの思いまで、すべて楽しんでいる自分がいます。もちろんお酒そのものの香りや味わいは言うまでもありません。
いきなりたくさんのことを知ろうとすると、難しくて頭が痛くなってしまうかもしれません。でも自分が飲んでいる一杯のストーリーを知るというのは、宝探しのようなわくわく感があります。
例えば、コーヒー豆の原産国だけではなく、その豆が作られた農園や地区を知ると、こんな場所で一生懸命作られているんだなと思ったりして、その豆を選び焙煎したコーヒー屋の思いも、一緒に楽しむ事が出来ます。
「コーヒーを飲んでいると、日本にいながら世界中を旅している気持ちになるよ」
以前、お客様が話されていた言葉です。私も本当にその通りだと思い、Twitterで紹介させて頂きました。
コーヒーにはたくさんの顔があります。
コーヒーを楽しむ人の数だけコーヒーの顔も無限にあります。
朝起きてこれから仕事に行くぞ!という目覚めの一杯。
ミーティングの時に皆で飲むコミュニケーションの一杯。
ティータイムでお菓子と共にマリアージュを楽しむ一杯。
そして、
お酒をBARで嗜むようにコーヒーを嗜み楽しむための一杯。
このnoteでは、コーヒーを嗜み楽しむために知ったことや、楽しみ方、日々考えていることなどを綴っています。もちろんお知らせ等もこちらで行っていく予定です。
自分のコーヒー記録noteのようなものかもしれませんが、少しでもコーヒーの嗜み方に興味をもってくださる方と交流できれば幸いです。
HN coffee