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#20 頼るということ

わたしには、頼りにしている友達がいます。

出会ったのは今年で、繋がりはSNSでした。

彼女の写真が素敵だったから、わたしからフォローし、相互フォローじゃないのに(あまり気にしてなかった)、時々DMを送っていました。

なんだか、彼女が表現するものがわたしの心に刺さって、伝えずにはいられなかったの。

そんな、ただの熱狂的ファンだったわたしですが、次第に彼女との距離が縮まり、直接会うことに。


会ってみたら、本当に魅力的な人でした。

笑顔、仕草、言葉遣い、、一緒にいる人をまるっと包み込んでしまうような温かい人。

わたしはもう完全に好きになってしまった。。


彼女が多くの人には言えないことを、教えてくれた時はとても嬉しかったなぁ、、お友達になれたんだな〜って。


それからたくさんの話をしてきたけれど、何となく、わたしばかり頼ってしまっていないかな?と感じてしまう時があります。

お互いに、特定の誰かに「辛い」と言うのが苦手な人間なのだけど、彼女は聞き上手で、程よい前向きな言葉をくれるので、ついつい相談してしまいます。


だからわたしも、彼女が辛い時に支えられるくらい、どっしりした人間でいたかったな、、と思ってしまう。


彼女に限らず、わたしは、自分が頼ってしまった分、相手にも頼って欲しいと思ってしまいがちです。

頼ってしまった申し訳なさとか、恩を返したいという思いからだと思います。


だけど、それはただの傲慢なのかな、と思いました。

人それぞれ、頼りたい人は違うんだよね。

これはこの人に、あれはあの人に、そんな風にうまく色々な人を頼りながらみんな生きているんだと思う。

もし、お互いしか頼れる人がいなかったら、2人だけの世界になってしまうし、多分壊れてしまう。


わたしが相談してしまう彼女にも、ちゃんと頼れる人がいます。その人の存在を分かっているので、わたしも安心できます。

一方的に心配してしまう時はあるけれど、わたしたちはわたしたちの会話をすればいいんだな〜と最近わかりました。

月が綺麗だった〜!とか、東京タワー見に行こ〜!とか。そんな会話がわたしたちの関係性であって、一番幸せなことなんですよね。


頼りにはならないかもしれないけれど、どんな時でもわたしは彼女の味方でいたいと思います。



なんだかまたひとつ、落ち着いた人間に近づいた気がする〜嬉しい。

こうして少しずつ、自分が成長していくことで、誰かに頼られる人になれるのだと信じて、成長し続けていきたいです〜。



2020.12.20

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