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#11 わがままの使い分け

これが割と大切だなぁと、最近思いました。

どこでわがままを発揮するか、ということ。


人間ってわがままを抑えられてしまう生き物だから、結構大変ですよね。

みんながみんな、本能のままに、わがままに生きていたら、この世界が終わってしまうことを分かっているんだもん。


それでも、「この人わがままだな」と思ってしまうことはあります。

日本人は特に、同調意識が強いので、「みんな我慢してるのにお前だけ!!」みたいなことに過剰に反応してしまう。

それってなんだか悲しい世界だな〜と思います。


だからこそ、わがままの使い分けが必要だと思うのです。

自分が譲れないことって何だろう?

それだけはわがままでいよう。


わたしは、自分が大切にしている「表現」や「価値観」に関してはかなりわがままです。

好きに表現したいし、自分の好きな表現者を見ていたい。価値観の合わない人とは親しくはならない。

でも、それ以外のところは割とどうでもいいな〜と割り切っています。

そのせいで「他人に興味がない」と言われてしまうのかもしれませんが、この生き方とっても楽です。

自分の好き、落ち着く、心地いい、それを自覚しておくこと。それ以外のものに干渉しないこと。そんなものもあるのね〜と受け流すこと。

興味のない人に、感情を使うのもったいないのでね。


基本的に、人って、他人にエネルギーを使いすぎだと思うの。

騒いだって泣いたって罵ったって、人は人、、

だったら、自分のわがままを大切にして生きていきたいよね〜〜

他人がどう生きようと、干渉する必要ないし、合わないなら離れればいい。生き方が合うな〜という人を大切にすればいい。

わがままって、常に自分が一番であろうとすることや、自分の意見を曲げないこと、相手を蹴落とすことに使うんじゃなくて

自分が大切にしたいことに使うべき。


わたしが知っている、わがままな人たちは、とことん自分の好きなことに打ち込んでいて、寛容な人ばかり。

自分の世界が作れていれば、他人を悪く言う必要なんてなくなるということなんだと思います。

自分が大切にしたいことが分かっているので、周りから言われる言葉にいちいち過敏にならずに済むし、受け流すことが楽になるんだと思います。



数年後、この気持ちを忘れて、「自分ばっかり苦労してる。あいつはわがままだ。」なんて他人を悪く言うような大人になっていませんように。

わたしのわがままを大切に生きていますように。


2020.12.11




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