時間が無いは錯覚
そろそろ面接が終わり、業務に本腰を入れようかと考え、普段のタスク表を作ってみたが、あまりの仕事量に愕然とした。
正直今まで私は溜まった仕事を、時間外の残業でこなしてきた。しかし、次部下を持つようになるには残業を強いることになってしまうので、スタイルを変えなければならないと考えた。
そこでタスクの優先順位の付け方を今1度整理し、自身の仕事の時間の中で収まるようにするにはどうすれば良いか調べてみた。
今抱えているタスクを全て書き出し、
優先順位と緊急性に分けて分類する。
優先順位と緊急性の両方とも低かったものは、やらないと決めることが大事である。
何故かと言うと、やらないでいいことをしてしまうと、生産性に非常にマイナスなインパクトを与える。よって実はやらないでいいことを決めることの方が重要である。これを【劣後順位】という。
劣後順位を決め、タスクを仕分けて行けば、時間が必ず生まれてくるそうだ。多くの人はここが出来ず、時間が無いという錯覚に陥る。
私はタスクの全てが大事に見えるのでなかなかこの思考に至らなかったが、恐らくこの部分が1番自分が出来ていないと考えた。
劣後順位を私ができていない理由は下記の部分だと考えられる。
①上司とのコミュニケーションの回数が少なすぎる。
②上司のリクエストが状況の変化により大幅に変更したことをキャッチできていない。
③一つ一つに品質をこだわりすぎている。
例えば、自身の仕事環境がリモートのため、最初に注文を受けてから、作業終了までコミュニケーションを取らずに過ごしてしまうと、①②は大いに有り得るケースである。
振り返ると、こまめに数回は連絡を入れているが、作業の節目節目で現状が変化してしまっていないか、考えている以上に確認が必要と考えた。
③に関しては他のタスクとのバランスもあるので逆にあまり捨て過ぎずに作業したいが、それも「本当に生産性があるタスクなのか」というのを基準に判断したいと思う。
この劣後順位と、緊急性、優先順位の3つのポイントを押えてタスクを整理したところ、想像以上に時間の余裕が出来ると確信した。
「時間が無いは錯覚」
新しいチャレンジであるが、楽しんで進めたいと思う。