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電機メーカーに勤めるサラリーマンです。趣味は旅行、写真、読書、水泳、お酒、プログラミン…

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電機メーカーに勤めるサラリーマンです。趣味は旅行、写真、読書、水泳、お酒、プログラミングですが、子育てに追われて最近はさっぱりです。逸材多し"ハンカチ世代"です。

最近の記事

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【Photo】日本・春

    • 【読書】暇と退屈の倫理学

      「暇と退屈」を哲学的に考察し、それと付き合う生き方を提示するユニークな一冊です。 「そもそもなぜ人は退屈するのか?」という問いに対して、人類は定住革命によって時間とエネルギーを持て余すようになったからという仮説が述べられています。本書の表現を借りるなら「遊動生活がもたらす負荷こそは、人間のもつ潜在的能力にとって心地よいものであったはず」なのだそう。この議論は説得力があるなと思いました。 そして「退屈する人間は苦しみや負荷を求める」ようになり、娯楽に時間を費やそうとするよう

      • 【映画】グリーン・ライ エコの嘘 / ヴェルナー・ブーテ監督

        企業が上辺だけエコを装う「グリーン・ウォッシング」について取り上げたドキュメンタリー映画『グリーン・ライ 〜エコの嘘〜』を見ました。 RSPO認証は持続可能なパーム油の製造を保証するはずなのに実は大規模な森林破壊が行われている実態や、深刻な大気汚染を巻き起こす石炭採掘場の傍に風力発電設備を設置してクリーンを装うエネルギー企業の有様など、「エコ」を取り巻く欺瞞が明かされます。 俄かには信じられない内容(RSPO認証について)を含み、批判的な視聴が求められますが、必見です。特

        • 【映画】Planet of the Humans / ジェフ・ギブス監督

          再生可能エネルギーの裏を暴くドキュメンタリー映画『Planet of the Humans』がYouTubeで無料で見られるため視聴しました。エグゼクティブ・プロデューサーをマイケル・ムーア監督が務めています。 この作品は、地球温暖化の緩和策として期待される「再生可能エネルギー」について、イメージとは裏腹に実はそれがまったく環境によろしくないよ、と主張する一作です。 再生可能エネルギーの発展途上な側面をあげつらったり、著名環境活動家の欺瞞を暴いたり(ゴシップに近い)、感情

        【Photo】日本・春

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        • 【読書】暇と退屈の倫理学

        • 【映画】グリーン・ライ エコの嘘 / ヴェルナー・ブーテ監督

        • 【映画】Planet of the Humans / ジェフ・ギブス監督

          【読書】気候カジノ 経済学から見た地球温暖化問題の最適解

          イェール大学の経済学者ウィリアム・ノードハウス氏による、気候変動問題を科学、経済、政策の観点から考察した一冊。2015年に日本語訳刊行。 著者は気候変動問題を長期的マクロ経済分析に統合した功績により2018年にノーベル経済学賞を受賞しています。 本書の要旨は以下の通りです。 ◼️人為的理由による地球温暖化が確実に進行しており、経済に大きな影響を及ぼすことが予測される。ただし、その影響については様々な不確実性が含まれるため予測モデル間の差異が大きい。 ◼️地球温暖化の進

          【読書】気候カジノ 経済学から見た地球温暖化問題の最適解

          【環境】気候変動問題のグラフ

          この先の人生は環境問題、特に気候変動問題の緩和のために行動したいと思っていて、インプットとアウトプットを始めました。 今回は、最近調べた気候変動問題に関する各種グラフの紹介をしたいと思います。 世界の地上気温の経年変化(年平均) まずは産業革命以降に地球の気温がどの程度上がったかについてです。独立して作成された複数のデータセットが存在する1880~2012年の期間に、線形の変化傾向から計算すると0.85℃上昇しています。 出典)IPCC第5次評価報告書 全国地球温暖化防

          【環境】気候変動問題のグラフ

          【読書】測りすぎ なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?

          amazonで勧められて気になって図書館で借りて読みました。 企業でも病院でも軍隊でも、現代社会のあらゆる組織で測定至上主義やKPI管理主義が蔓延り、その弊害が現れてきていると訴える一冊。 本書の主張は少しバイアスがかかっていますが、自分の実体験と重なる部分が多かったです。 たとえば、測定至上主義の組織では情報の歪曲が生じてしまうという文脈の中で、「求められる成果が複雑なものなのに簡単なものしか測定しない」という問題点が挙げられています。 この点は普段から感じていて、

          【読書】測りすぎ なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?

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          【Photo】日本・冬

          【Photo】日本・冬

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          【Photo】日本・秋

          【Photo】日本・秋

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          【Photo】日本・夏

          【Photo】日本・夏

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          【読書】肩をすくめるアトラス

          「肩をすくめるアトラス」全3巻を読みました。アメリカを知りたければ本書を読め、と言われるアメリカ随一の教養小説だそうです。自由競争と利益追求を正義とする産業家たちの闘争の物語。アメリカ流資本主義社会の一つの極限が描かれています。 気軽な読書には向きませんが、多くの謎や伏線が回収されていく展開はミステリー小説を読むように楽しめます。 本の概要本書では、アメリカ人の思想の根底にある個人主義や競争志向といった価値観が物語を通して強烈に、毒々しくさえ描かれています。また、本書が発

          【読書】肩をすくめるアトラス

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          【Photo】アイスランド

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          【Photo】チェコ

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          【Photo】スコットランド

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          【Photo】フランス

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          【Photo】ノルウェー

          【Photo】ノルウェー

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