『灼熱の魂』(2011/カナダ・フランス)
超有名な俳優が出てる映画って観る気しますか?
役名はありますけど、スタローンはスタローンにしか見えなくないですか。
なので私はあまり観る気がしないです。
そういう意味では『灼熱の魂』は最高ですね。誰一人俳優を知らない。
あらすじ。
謎を残して死んだ母親の遺言に従い、若い双子姉弟が母のルーツを探る話。
母と子供たちはカナダに住んでいたが、どうやらルーツは中東レバノンにあるらしい。姉弟はレバノンに渡り、母と自分たちの生まれの衝撃の真実を探す旅に出るのである。
この映画の特徴は以下の二つ。
1. 初見の俳優陣、よく知らない中東が舞台
2. 母の謎を探るミステリー&サスペンス要素(調査と回想シーンの繰り返し)
個人的に1は大好物ですが、2はあんまり好きじゃないです。
でも好きな1の方が最終的に強かったです。
たまに中東のドキュメンタリーとかみると悲惨な気持ちになって、落ち込むことがあると思います。
そういうシリアスな映画だったんですが、ミステリーによくある伏線回収が最後に発生してしまい、結局エンタメなんですかと思ってしまったことは残念で仕方がない。
(面白さ:★★★★★★★★☆☆)