”自分の思っている自分”と、「本当の自分」は違うかもしれないという話。
人間誰しも、「自分はこういう人間だ。」という定義を持っているんじゃないかなと思います。自分を形作るアイデンティティによって選択は行われて、今の自分が作り上げられるわけですね。
でも同時に、「自分が思っている自分」と「みんなが思っている自分」にズレがあったりする時がありませんか?例えば・・
・オフィスにこもって作業するのが向いていると思っているのに、人からは営業向きだと言われる。
・目立たないサポート役が自分の役割だと思っているのに、華があるから人前に立つのが向いていると言われる。
そんな事を立て続けに言われたりすると、はて?自分は自分が思っている自分なのだろうか?・・・と気づかされるわけです('ω')
自分の事なのに、意外にも自分が自分を理解していなかったというのは、往々にして起こり得る事だと思います。
”羊の皮”をかぶった「ライオン」
身体がたくましくて、デカいから肉体労働が向いている。
細身の体をしているから、体を使わない仕事が良い。
人間は自分が持っている身体能力やスキルなどから、自分にはこれが向いていると定義してしまいがちですよね。世間の常識とか、考えてみて一般的に当たり前な事を自分に当てはめて、「自分はこういう人間だ」と定義する。
でも、なんかやりにくい。上手くいかない。そう感じるときは、もしかすると「自分が思っている自分」と「本当の自分」にギャップが生じているのかもしれません。
そうやって人間は、効率的に生きて行こうと考えて、外に答えがあると勘違いして、「ライオン」なのに外側にある答え、つまり”羊の皮”をかぶってしまっているかもしれませんね。
本来持っている「性格の傾向」も考えてみる
筋肉質でたくましい身体を持っているからといって、身体が疲れ切っているとき、腹が立ってイライラするという性格なら、肉体労働が向いているとは限りません。
そんな人にとっては家やオフィスにこもって仕事をする方をして、肉体を疲れすぎないようにしたほうが、よりストレスが少ないかもしれません。
忙しすぎると発狂しそうになる人にとって、忙しい飲食店の仕事は向いていないかもしれません。よりマイペースでできる仕事を選んだ方が、自分にも周りにもよりやさしくできるかもしれません。
持っている身体のポテンシャルや、スキルの高さと同時に、自分の本来持っている性格的な傾向を考慮できれば、新しい自分に出会うことができるんじゃないでしょうか('ω')
自分を知れば人生は彩りを変える
自分を知ることで、人生が彩りを変えていきます。
例えばある訪問者が突然あなたの家を訪れて、貴方には天皇家の血が流れていると告げたら、その日からあなたは自分の捉え方を変えて、あなたの人生はきっと変わります。
自分による、自分自身の捉え方って大切です。
ちょっとした1日の隙間に、本当の自分について思いを巡らせてみては。
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