ロジカル転職のすゝめ ~自分にとっての適職って?~
どーもみなさんこんにちは、Housmart(ハウスマート)という不動産Techベンチャーで、PropoCloud(プロポクラウド)というSaaSプロダクトのカスタマーサクセスを担当してます、風間といいます。はじめましてmm
さて、2021年9月にHousmartへ入社したばかりの僕ですが、世の中で転職先を1社に決めるのに悩んでいる皆さまへ、僕なりのひとつの答えをご紹介したいと思います。(サムネでめちゃくちゃ煽ってすみません。。。)
あ、同じカスタマーサクセスのすぎやんこと杉山さんも転職先の決め方についてのnoteを書いているので良かったら併せてご覧ください(また違った視点で面白いです)。
1. 僕の経歴と、転職活動時に考えていたこと
転職の話をするのに、まずは前提となる僕の経歴を簡単に紹介します。
1社目は化学品・素材の専門商社に営業職として5年弱勤めました。従業員数は300名強ほどでしたが、創業100年近い老舗の中小企業で、業界も川上寄りということもあり、今思えばかなりアナログかつ古い体質の会社でした。
2社目は創業2期目に差し掛かったばかりのWeb系スタートアップに業界未経験で入社しました。入社当時は従業員が業務委託含めて10名くらいでした。ここではHRTechのSaaSプロダクトを開発していて、営業とカスタマーサクセスでマネージャーまで経験しました。で、3年半ほど勤めてHousmartへ転職した流れです。
上述の通り、規模・歴史・体質が全て真逆の企業をそれぞれ経験し、今後のキャリアについて考え始めた僕が、転職活動時に会社探しの軸として決めていたのが以下の2つです。
i. サブスクリプション型のSaaSプロダクトに携われること
ii. カスタマーサクセスとしての経験が積めること
なぜこの軸か、という部分は今回のnoteでは省きますが、上記に当てはまる企業を7、8社エントリーしました。
2. 内定を頂いた会社がどこも魅力的に見える件
見送り・辞退など色々あり、結果的に複数社から内定を頂くことができました。終わりを迎えたかのように思えた僕の転職活動でしたが、ここで問題が発生します。どの会社もめちゃくちゃ魅力的なんです。
事業内容や条件面、代表の方のお人柄、選考フローの中でお会いした方々、などなどいずれも甲乙付け難い。。。
色んな人に話を聞いてもそれぞれ違った意見だったりするし、「最後はお前が決めるんだから」ってみんな言うけど、そんなのわかってるけどどうやって決めんのよ!!といった感じでかなり悩んでました。
これはキャリアアップの転職を経験した人なら1度は同じ状況になっているんじゃないでしょうか。いっそAIとかに決めてもらった方が気が楽だ…とさえ思ってました。
一応、自分なりに色んな項目を用意して、最終的に絞った3社を並べて比較してみたりもしました。各項目で1番良いと思った会社を選んでいき、その項目数が多い会社に決める!という方法です。
↓こちらがその比較表↓
ただ、これをやっても何だか自分の中で納得感が薄く、腹落ちした感覚にはなりませんでした。そうして再び悩み始めることになりました。
3. めちゃくちゃ悩んだ末に出会った1冊の本
そんな僕を救ってくれたのは、「科学的な適職」という1冊の本でした。
(実際には本は読んでおらず、オリラジあっちゃんのYouTube大学で要約動画を観ました)
終身雇用が崩壊し人生100年時代と言われている昨今、自分に本当にあった適職を見つける必要がある、そのためには幻想を捨てて科学的アプローチで仕事選びをしよう、というのが大筋の内容です。
"好き"を仕事にしてはいけない、お金で選んではいけない、など確かに幻想かもと思わされるような内容がたくさんありました。
伸びる業界・業種で選ばない、というのも理由を聞いてなるほどと思いました。某アメリカの大学で専門家が3〜5年後の経済を予測し、見事言い当てたのは50%ほどだったそうです。それくらい未来のことは誰にもわからないんです。ただ個人的には、何となく伸びそうな業界や業種で選ぶのは必ずしも悪手じゃないと思います。
(余談ですが、漫画のAKIRAはすごいですよね。東京オリンピック2020とその中止を示唆していたり、新型コロナを予言するような内容が描かれていたり…)
で、今回のnoteで最も伝えたかったのがここからです。
適職を選ぶためには「7つの徳目」を基準にしろ!というパートです。7つの基準に対して、それぞれ重みを設定して、5点満点の評点に重みを掛けた数の合計点で比べる、というやり方です。詳細は長くなりすぎるので本を読むかYouTubeでご確認くださいmm
僕が実際にやってみたやつが↓こちら↓です。
自分がどの観点を重視するのか、を重みの部分で3段階に設定することでより納得感のある比較ができるようになってます。この結果、一番右にあるH社=Housmartが最高点となり、僕は入社を決めました。
(実際これが全てじゃないけど、大きな部分を占めてるのは事実です)
4. まとめ:会社なんて入ってみないとわからないけど…
ぶっちゃけ、仕事なんてやってみないとわからないし、会社なんて入ってみないとわかりません。入社前に全てを知ることなんてそもそも不可能なんです。
ただ、だからと言って、人が良いから・プロダクトに興味があるからなどといった単一的な理由で選ぶのはオススメしません。ましてや直感で選ぶなんて言語道断です(ロジックで絞り込んで最後の最後だけ直感に頼る、というのはアリだと思いますが)。
大切なのは、自分なりのロジックで考え抜いてきちんとした理由・根拠を持って選ぶことです。そうすることで、仮に入社後に様々な壁にぶち当たっても、自分が何を大事にしていたかを思い出すことで内的モチベーションを保つことができる、と僕は思っています。
5. Housmartの良いところ(≒こういう会社がオススメ)
長くなりましたが、最後に僕が入社したHousmartの良いなと思うところを1つだけご紹介させてください(たくさんあるけど1つだけ)。
Housmartは"Value(バリュー)"が日々の会話の中でよく飛び交います。
MVVを設定してる会社は多いと思いますが、どこもバリューの浸透には一定期間苦戦するイメージがあります。バリューが「浸透する」という状態の1つの指標として、昔こんな話を聞きました。「バリューは掲げるものではなく、使うもの」であるべきだ、と。何かの判断を迫られたとき、その判断をバリューに照らし合わせて考えられているか、ということです。
Housmartは2014年に設立したベンチャー企業ですが、社員1人1人がバリューを意識していて、何かを判断するときに4つあるそれぞれのバリューを判断基準として使えている社員が多いと思います。これって地味かもしれないけどすごいことだと僕は思います。
ちなみに、HousmartのValueは下記の4つです。
▼ Customer First|カスタマーファースト
▼ One Team|ワンチーム
▼ Be Prepared|用意周到
▼ Change The Way|やり方を変える
最後に
今回のnoteではほとんど触れてきませんでしたが、Housmartは不動産業界を変えようと本気で取り組んでいます。
「人生で最も高い買い物である不動産」
この体験をアップデートすることは絶対に必要だと考えています。
この業界は知れば知るほど面白いし、もっともっと良い方向に進めていきたいと思わずにはいられません。
僕たちのプロダクト「PropoCloud(プロポクラウド)」では事業拡大に伴い、一緒に働く仲間を募集しています。
少しでも興味を持ってくれた方はまずお話をしてみませんか?
その上で、今回ご紹介した方法を試してみてください。
あなたにとっての適職はHousmartかもしれません笑!
ご応募お待ちしております!