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行政書士の実務経験積むために士業事務所へバイトに行くのってどう?

2023.3月に行政書士事務所を開業し、2024.11現在で1年8か月が経過しています。それまでの経験をもとに記事を書いています。

私自身は行政書士事務所では働いた経験はありませんが、サラリーマンを辞めた後、司法書士事務所、税理士事務所では働いたことがあります。

私が思う行政書士事務所(他の司法書士・税理士事務所も含む)で働くってどうなの?で感じていることをこの記事ではご紹介します。

~~前置き終わり~~

行政書士試験に合格できた(できてそう)となると、次は開業を視野にいれて、動き始める人もいると思います。


が、開業を視野に入れたときに、一部の人を除くと実務経験がないことが気になる人が多いはずです。


そんなときに、まっさきに思い浮かぶのが、「そうだ!行政書士事務所にバイトに行こう!」だと思います。


短絡的には、お金も稼ぎつつ、実務経験も積めれば一石二鳥や!と考えるわけです。

が、物事はそう簡単には進まない確率が高いです。


良く言われているように、そもそもで行政書士事務所の求人がありません。
かつ求人があったとしても、独立する前提の行政書士試験合格者は採用されにくいためです。


私自身もその洗礼をうけ、いくかの事務所を受けましたが不採用になりました。そのときの実体験は下記で詳細に書いています。

行政書士試験合格者が採用される確率は通常は低いです。
が、私は自分の不採用からこうすれば採用されたかもと思ったこともあります。

そのことも書いています。気になる方は参照し、数少ない行政書士事務所に採用されるチャンスをものする確率を上げる一助にしてください。(一部有料です)


もし、ただでさえ、少ない求人でかつ、行政書士試験合格者でも採用してくれる事務所となると、かなりレアと思えます。


そういう神様みたいな行政書士事務所さんがあったら、喜んで採用してもらうべきに思います。


ただ、幸運にも採用いただけたとしても、実はその後にもいくつかのネックが存在する場合があります。(それは後述します)


一方で、どうやら行政書士の求人がなさげとなると、代替で司法書士事務所や税理士事務所はどうか?と検討する場合もあると思えます。


司法書士なら相続業務や会社登記で定款作成、成年後見に関する業務が学べる可能性があります。


税理士も同様で記帳業務、相続業務、まれに建設業許可が学べる可能性があります。


求人で言えば、税理士事務所ならかなりの数があり、申し込めば、たぶん高確率で採用されるように思えます。


実際に司法書士事務所や税理士事務所などの他士業にバイトしにいくとどうなんだろう?と思う人もいると思います。

なので、私の実体験を踏まえて、こんなことを経験できそうということや、バイトをするうえでのチェックポイントをご紹介させていただこうと思います。


あくまで私の実体験に基づく私見です。
一意見として参考程度にしてください。

※どこの事務所でバイトをしたか?はご紹介しておりません。
推測できなそうなことも書いておりません。



行政書士事務所でバイトをする際のチェックポイント

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