ちょっとお散歩:梅の花たち
昨日、2020/21シーズンの大学ラグビーの写真の整理がようやく終わりました。観戦したのは14試合、撮影枚数は合計約2万枚(笑)。トップリーグが延期されたから整理の時間ができたものの、予定通り開催していたら溜まる一方だったはず・・・・。まだサッカーの写真の整理が全然進んでないのですが(泣)。
この中からベスト50くらいを選んで紹介しようと思っていますが、セレクションにはまだまだ時間がかかりそうです。
ラグビーの写真を整理しているうちに、突然風景写真が撮りたくなりました。
元々は夜景撮るのが好きだったんです。
ところが、去年一年間は出かけにくくなったこともあり、風景写真撮るモチベーションが落ちてほぼスポーツのみでしたが、久々に。風景撮りたいなと。
ということで日曜日は買い物ついでに近所の梅スポットを散歩しました。
梅の花って雨の中でも絵になります。これは何年も前に雨の夜に撮ったもの。びしょびしょになったよなあ(笑)。
ただ昨日はあいにく(?)晴れ。
街中の桜とか梅を撮るときは、背景の処理に悩みます。花自体は小さいから、どうしても背景が入るのだけれど、そこで電線とかビルとか車とか写ってしまうとどうしても興ざめしてしまいます。
そこでマクロレンズ使って思い切り接写し、背景をぼかしてしまうのが定石。できれば日光が梅の花に直接当たっているとき、背景が暗い角度を選んで撮ると背景が目立たなくなります。
特に、ニコンのカメラには「ハイライト重点測光」という露出モードがあり、一番明るいところに合わせて露出を決めてくれるので、上手く日が当たっている時間だと背景をきっちり暗くできます。
ただ、接写するときは、ほんの少し体が動いただけでピントがずれます。なので息を止めて連写。ピントが合ったものをセレクト。
使ったレンズはこれ。
初めて買った単焦点レンズ。思い切り近づけるので子供が小さい頃大活躍したレンズでした。今はフィルムをデジタル化するのに大活躍しています。
まずは背景を暗めに。
午後、ちょっと傾いた柔らかな日差しを受けて。
背景を少し明るめに。
ちょっと引きで。前景にも梅の花を入れてぼかしてみました。
柔らかい午後の日差しを表現するためにふんわり目に仕上げ。
これはブリーチバイパス風の処理をしました。
同じところからですが、柔らかさ、暖かさを意識して仕上げ。あまり普段は最初の4枚みたいなローキーが好みで、ハイキーでは撮らないのですけれど、初春らしさを意識して白飛びギリギリまで明るめに調整しています。気に入ったので今のスマホの壁紙に。