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アニメ映画のこれから

こんばんは。桜が舞う中を歩いていると意味もなくノスタルジックな気持ちになります。

さてさて、今回は「アニメ映画のこれから」というテーマでボクなりの解釈をお話しできればと。

呪術廻戦映画化!

週刊少年ジャンプで連載中の『呪術廻戦』の映画化が決定しました。

内容は本編の前日譚である0巻の映像化。

呪術廻戦のアニメは映像も役者の演技も全部も好きなので、このクオリティでの映画化は楽しみだし、期待値も相当なモノでしょう!


0巻商法

ボクは昔からドラゴンボールやONE PIECEなどの少年漫画が大好きです。

ご多分に漏れず、鬼滅の刃にもハマりました。

特にONE PIECEは子どもの頃から追いかけている漫画でもう20年は経ちます(名探偵コナンも)

で、ONE PIECEもこれまで何度も映画化してきたんですよね。子どもの頃に観てたのは完全に映画オリジナルストーリー。原作者が話を考えている訳ではないから担当する監督や脚本家によっては「こんなのONE PIECEじゃない!」と思わず叫びたくなるようなものが多いと子どもながらに思いました。

ところで10年前に公開された『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』では映画特典として「0巻」が配布されました。原作者ががっつりと関わったことでストーリがめちゃくちゃ面白かったこともありますが、この0巻が配布されたことで映画は大ヒット。

以降のONE PIECEの映画は同じような特典の配布があり、他のアニメ映画でも、この「0巻商法」と呼ばれるシステムも採用しています。

おそらく呪術廻戦も似たような手は打つでしょうが、そもそも映画の内容が0巻だし、それはもうすでに一冊の本として出ているので「0巻」という名前の特典ではないでしょう。


映画オリジナルは最早絶滅危惧種となるのか。

とは言え、映画呪術廻戦0はかなりヒットするのではと思っています。

呪術廻戦という作品が面白いということが大前提ですが、映画オリジナルストーリーではなく、既に世に出ている0巻の映画化だからです。

日本の映画の記録を塗り替えた映画鬼滅の刃もアニメの続きであって、ONE PIECEやかつてのドラゴンボールのように映画オリジナルストーリーでもなく原作に出ているキャラクターのみで構成される。

映画オリジナルだとオリジナルキャラクターと原作キャラクターとの絡みが気に食わないとか、そもそも映画での原作キャラクターたちの性格が違いすぎるという事態が起こりうる。

あと、ゲスト声優(という名の客寄せパンダ)のタレントたちの演技があまりに拙すぎることも多い。

先程のONE PIECEの映画で言うと『オマツリ男爵』という映画はヒドかった。ボクは細田守監督の作品は大好きですがアレは擁護できない(きっと複雑な事情があったのだろうけど)

その点、今度の呪術廻戦の映画は「あの0巻が映像化されるんだ!」と原作ファンも話の内容を知っているからこそ「観たけど話の内容がつまらかなった」ということもないしアニメから入ったファンも「この機会に0巻買って読んでみるか!」となる。

最早、「映画館に行って初めて話の内容がわかるか博打を打つよりも内容を知っている話の映画化の方が安心」という世の中ですよね。


ONE PIECEとコナンの映画のこれから

ONE PIECEの映画は今やもう毎年公開することはなく、数年かけて原作者を交えた構想を練って世に出すという方針になってきている。

それでも今やルフィたちの強さのレベルが上がったので「ロジャー時代の伝説の海賊」クラスしかボス役はつとまらない。

また映画の内容も「ルフィたちが巨大な敵と戦い一度は負けるが仲間たちの力も借りて二度目で倒す!」というのが多い。王道と言えば王道で気持ちが良いけど、そろそろ限界ではと個人の意見。

あと、原作の人気キャラをたくさん出演させることで麦わらの一味の活躍があまり見れなくなってきている。これも映画オリジナルキャラクターに割く時間を少しでも原作の人気キャラの出演時間に充てて映画へのヘイトを減らそうと考えているのかという邪推。

コナンの映画は昨年はコロナ禍で公開が中止になりファンにとっては待望の公開。ボクも楽しみですがコナンの映画も今後どうなっていくのでしょう。

考えられるとしたら安室透の警察学校時代の漫画の映画化がコナンとしては原作の映画化としては実現できるギリギリのラインかな?

安室透のキャラ的にも特典として0巻はピッタリですよね笑


大好きなアニメ映画

何やかんやと偉そうなことを言いましたが、ボクはONE PIECEもコナンも呪術廻戦も含めてアニメ映画大好きです。どうなろうと応援もするし面白くなから面白くないって言います!

まずは誰もが安心して映画館でアニメを楽しめる世の中が来ますように。博多佐之助でした!


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