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今、仮殿が美しい!太宰府天満宮(後編)|博多幸福論#033

あぁ、これはうちの娘が絶対に立ち止まってしまうやつ・・・。

お猿さんがいて、大道芸が始まったら、それはやっぱり立ち止まらずにはいられない。この日太宰府にいたお猿さんは、幼い頃に親を亡くして保護された子なのだそうだ。お猿さんの相方であるお兄さんは、コロナ渦によりラーメン店を閉じ、この子に出会って突如大道芸を始めることになったらしい。

未熟ながらも頑張る姿に、気づけば声援を送ってしまう。
娘は「念の為」とリュックに忍ばせていた自分のお財布の中から、小銭を握りしめて籠に入れに行った。

気づけばコロナの話題は冬のインフル程度のものになってきたけれど、あの3年間で失われたものや傷を負ったものは今もまだまだ残されている。
風の時代は好きだ。でも、土の時代を少なからず生きてきて、今この転換期にいるんかだら、土から学んだものを無駄にせずに風に吹かれたいと思う。

さて、大道芸を見終わってまた参道へと戻ったら、「やっぱり梅ヶ枝餅が食べたい!!!!!」と夫。
どこかで誰かが「かさの家の梅ヶ枝餅が好き」と言っていたのを覚えていた私は、かさの家目掛けて直進した。

とはいえ、娘と私はあんこが苦手なので皮の部分をちょこっとつまんだだけ。クリームバージョンの梅ヶ枝餅作ったら売れると思うな。

娘はお約束のすみっコぐらしを買ってもらってご満悦。
駅まで歩いたら、信号渡ったあっち側もちょっと賑わってそうだったので、ついでに散歩しに行った。

せっかくなので?、寒いけど地ビールを一杯。

子連れでスタンディングでビール飲む親でごめんよ。。

ビールを飲んだ後は、さすがに娘もご機嫌も怪しくなってきたので座れるカフェに移動。

太宰府ロール、なかなかに素朴なお味。
梅味のポテト、、あ、、あまいぃ。

夕方に差し掛かり、太宰府で夜ごはんを食べることも考えたけれど適当な店もみつからず、やっぱり私たちは天神に戻ることにした。

「これで娘の学業は安心だな〜」と呑気な夫。
よくわからないけどすみっコぐらし買ってもらってニコニコの娘。

5歳のお参り一度で安心ねぇ。。
娘が学業に対してどう向き合うか、どれほどどうなのかは未知だけど。
得意なことをとことん頑張れるようになったらいいな。


☆前編はこちら↓


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