小辻寿規

立命館大学共通教育推進機構准教授、博士(学術)、NPO法人つながるKYOTOプロジェクト理事長、草津市教育委員会教育委員 社会的孤立、孤独死、貧困、マイノリティ、居場所(非営利組織)、京都などを研究。 依頼はkotsuji@fc.ritsumei.ac.jpまで。

小辻寿規

立命館大学共通教育推進機構准教授、博士(学術)、NPO法人つながるKYOTOプロジェクト理事長、草津市教育委員会教育委員 社会的孤立、孤独死、貧困、マイノリティ、居場所(非営利組織)、京都などを研究。 依頼はkotsuji@fc.ritsumei.ac.jpまで。

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  • 大学教員になりたい人へ

    大学教員になりたい人へをまとめています。

最近の記事

居場所のつくり方

社会的孤立や孤独が国家を挙げての課題とされてから気がつけば、数年が経ちました。 コロナ禍における孤立、子どもの貧困、高齢者の地域包括ケアなど、この問題をめぐる諸課題は今なお深刻化しています。 つながるKYOTOプロジェクトの前身チームでは2008年頃から孤独や孤立を減らしていくための居場所を増やしていく活動をはじめました。 当時は居場所そのものが「怪しい」存在でしたし、今ほど市民権をえたものではなかったです。 そのことを思い出せば、今は居場所をめぐる環境は劇的に良くなりまし

    • 大学教員になりたい人へ Vol.5 ー日本学術振興会特別研究員応募書類のワンポイントアドバイスー

      大学院生のみなさんから一番多く相談を受けるのは日本学術振興会特別研究員(通称、学振)についてです。まあ、4〜5月の相談が多いですよね。 もっと早くに相談してくれていれば戦略を伝えられるのにという場合が多いですが、そうは言っていられません。少しでもお役に立てればと思いアドバイス(というほど偉くもないですが)させていただいています。 今回は4〜5月にできるような少しでも評価を上げる可能性がある方法を紹介します。 これは私自身が自分の中で特に学振の書き方みたいな本(参考書)にはあま

      ¥100〜
      割引あり
      • 大学教員になりたい人へ Vol.4 ー大学教員になることのメリットとデメリットー

        よく大学の先生(ここでは教授とか准教授とかの意味)って羨ましい仕事ですよねっていわれます。 たぶん、そういう話、私にはふりやすいのでしょう。きっと権威のある先生にはしないと思うのですが。 私も博士課程の院生時代、大学の先生が羨ましいと思っていたので他人事ではありませんが、世間から羨ましいと思われる観点とは少し違うようです。 今回は世間から観られている視点も考慮しながら大学の先生ってぶっちゃけどうなのかって話をします。 大学教員の個人的な意見ですの私は違うということもあるとは思

        • 大学教員になりたい人へ Vol.3 ー非常勤講師になるにはー

          大学院生、特に博士後期課程に在籍する院生からよく相談されるのは非常勤講師になるにはどうすれば良いですか?というものです。 相談する気持ちはよく分かります。私も当時そう思っていました。でも、最適解を教えてくれる人はあまりいません。ここでは最適解とはいえないと思いますが少しでもそんな方々のために書いてみようと思います。 非常勤講師って何? 今回のテーマとなる非常勤講師は「兼任教員」というのが正式な名称でほかにも嘱託講師などと呼ばれる職業になります。今回のnoteを読まれる方は

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        • 大学教員になりたい人へ
          5本

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          大学教員になりたい人へ Vol.2 ー日本学術振興会特別研究員に採用されると有利になる?ー

          今回は大学教員になりたい人への第2弾になります。第1弾についてはこちらから確認してください。 さて、今回は大学教員になりたい人は日本学術振興会特別研究員になることを目指すべきかどうかという話です。ご存じの方には日本学術振興会特別研究員という長い名称よりも学振という略称の方が馴染みが深いと思います。 よく院生に聞かれるのは「学振になった方が就職に有利なのでしょうか?」という問いです。過去に私も学振だったことがあるので色々と聞かれることも多いのでしょう。今回はこの問いに対する私

          大学教員になりたい人へ Vol.2 ー日本学術振興会特別研究員に採用されると有利になる?ー

          専門社会調査士になったという話

          こんにちは。小辻寿規です。 1週間ほど前にnoteを書こうかなと考え出して、以前のアカウントにログインしてみたがログインできず、新たに書き出して3本目の記事になります。 今日は専門社会調査士の認定通知が届き、専門社会調査士になったという話です。社会調査士の資格を知っているよという方は目次の「なぜ、専門社会調査士になろうと考えたのか?」以降をお読みください。 専門社会調査士って何? 専門社会調査士が何かご存知でない方も多いと思われますので、その紹介からはじめます。専門社会調

          専門社会調査士になったという話

          自己紹介

          はじめまして。小辻寿規(こつじひさのり)です。 以前、noteを書いたことはあったのですが今回改めてはじめることにしました。 まずは自己紹介。 プロフィール 小辻寿規(こつじひさのり) 1985年7月7日に京都市で生まれ。 立命館大学大学院先端総合学術研究科修了。 博士(学術)。 立命館大学共通教育推進機構准教授。NPO法人つながるKYOTOプロジェクト理事長。草津市教育委員会教育委員。公益財団法人草津市コミュニティ事業団理事。NPO法人山科醍醐こどものひろば理事。長岡

          自己紹介

          大学教員になりたい人へ Vol.1

          みなさん、こんにちは。小辻寿規です。 大学で授業を担当するようになって約10年が経過しました。気づけば若手教員とはいえないような年齢になってきました。 この間、後輩や色々な場所で知り合った方から大学教員になりたいのですがどうすれば良いのか?とよく聞かれます。 正直言って個人的には関西弁でいう「知らんがな」の領域です。それぞれ分野も違うし「こうすればなれますよ。」なんて言ってもなれないこともある。責任なんて私は持てません。 とはいえ、どうしたらなれるのかという話はあまり有名なも

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