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同じ夢 B

 また同じような夢を見た。

 厳密には"場所"が同じだった。
 屋内と屋外が入り混ざったような空間で、床は土っぽくて、中心が少し窪んでいる。それを囲むように木の板?のようなものが細かくクロスしたものが円状にならんでいた。 

 いつも夢に見る時は、必ず何かしらのイベントが始まる。
 今日はおじさんが1人、自分の活動を紹介するパンフレットを円の周りに設置し、木の柱のような場所には弾き語りで使うであろうアコギが置かれていた。
その場には自分以外に何人かいて、徐々に人が集まっている様子だった。

シーンは変わってイベントが始まると、一般的な大学の広い講義室にある、何人かがまとめて座れる机に座っていた。目の前では先ほどのおじさんが色々を紹介していて、自分は横の人達と話しつつpcで何かを調べていた。まるで大学生のようだった。 
しかし横には中学時代の友達や祖父が座っており、大学とはかけ離れた面子であった。
そのとき自分はどこか懐かしさを感じていた。


 同じ夢にもいくつかパターンがある。
緑を基調とした古風な石畳の街、外見は工場で中身は体育館の様な場所、今回みた場所など様々だ。

 その度に、自分が見ているのは違う時間軸にいる"自分"の記憶や体験なのではないか、もしくは自分は現世と夢で見る世界の両方に生きているのではないか、と考えてしまう。

 あまり夢の世界にのめり込むと帰ってこられなくなる、とも聞いたことがあるため、記録に残すのも程々にしたい。

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