料金のお話
民謡や三味線を習いたいけどお金はどのくらいかかるのかな?
今お世話になっている先生の料金はどうなのかな?
など、なかなか人には聞けない部分だと思います。
そこで今回は主に必要な部分の”料金のお話”をしたいと思います。
ですが先生によって違いがありますのであくまでも参考としてみていただければと思います。
レッスン料金
始めようか悩んでいるときに最初に気になる部分ではあるかと思います。先生によってレッスン料は様々です。支払い方法も月謝制のところやその都度お支払する制度、口座引き落としなど色々あります。
だいたいですが月に2~4回、料金は5千円~1万5千円、時間は1レッスン20分から30分くらいが多いようです。
将来プロとして活動する為の修行として通われたり、内弟子になったりする場合は通常よりお稽古の内容はかなりの難易度になり、より厳しいものになりますので料金はさらにかかる場合があります。
「レッスンは人と人との交流です。お金も大事なことですがその先生との相性が合い、自分が楽しく落ち着いて学べる先生でしたらあまり気になさらないほうがいいでしょう。」
入会金
その先生が会主として活動されている場合、その会に入会する際にかかる料金です。
入会金はとらないという先生もいらっしゃるようですが大体5千円~2万円くらいのようです。
年会費
入会した会の維持費、発表会、イベントなどの積み立てに使われるもので月々、半年、1年と支払い方法は様々です。
大体年間6千円~3万円くらいになると思います。
ここで注意が必要なのは先生がお金の管理と会計をしているのか、もしくは会員の中から選別された方がしているのか確認された方が良いでしょう。
できれば会員もしくは第三者(顧問先の税理士)の方が管理と会計をされているほうが良いと思います。
楽器、備品
ここが一番お金のかかるところで、三味線、篠笛、尺八など習いたいメインの楽器、それに付属するケースやメンテナンスに必要な備品をそろえる必要があります。
三味線などレンタルしている先生もいるようですがレンタル料がかかる場合があります。個人的にはレンタルされるより購入される事を強くお勧めします。
また購入の際はオークションサイトなどで値段につられて購入するのは避けましょう。
わからず買ってしまい値段に合っていなかったり、修理が必要な状態だったりとトラブルを避けるためにもまずは先生と相談してから購入するようにしましょう。
楽器のクラスによって値段はまちまちですが三味線で20万円~400万円、篠笛、尺八は3万円~20万円くらいと思っておいたほうが良いです。
教材
市販されている唄や三味線などの教本や音源、DVDなど、また先生が個人的に作成されている教材があります。
価格帯は1千円から5千円くらいかと思います。
衣装
会に入会した場合ですが、発表会やイベントなどで会員お揃いの着物を着ることになります。
着物の生地や仕立て代、帯や襦袢に草履など結構揃えるものがあります。
衣装も物によって値段はかなり違いますが10万~100万くらいになると思います。
会場費、交通費
先生のお宅やお稽古場でやられている場合はお支払することはないと思いますが、通われる生徒さんが電車の場合や、車で通っても駐車場がない場合は近くのコインパーキングを利用することになると思いますのでそういった部分は生徒さんの負担になります。
自分の家で教わりたい、家の近くの会場まで教えに来てほしいといった場合、先生の現場までの交通費や会場費もお支払いすることになります。
また交通費の料金や会場費の支払い方、予約などは先生と相談の上どちらがするのか確認が必要です。
いかがでしたか?
こんなにかかるの!?と思った方が多いと思います。
芸事はお金がかかりますので少し多めに予算を持っておいたほうが良いと思います。