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鉄ミュ6感想 ~ハッピージュニア大作戦~

いや〜ネルフェスお疲れ様でした。
ということで、ミュ6の感想をいよいよようやく書こうと思います。
周回遅れすぎ!!!

というかマジで6月〜7月って単行本作業期間中すぎて舞台見てる場合じゃなかったんだ…本当に…今回西武もいないしさあ、モチベないっつーか…行けたら行くっつーか…と思っていたのですが最終的に9回くらい行っていた。
バカじゃねえの?
そんなんだから銀河劇場でネームする羽目になるんだ…。
期間中、平日マチソワが無かったですね……。なんならマチネも1日しかなくて…。漫画家であることのメリットなんて平日に好きにできることくらいしかないのにー!!!(過言)

総合的な感想としては、
鯨井康介さん鉄ミュを愛してくれてありがとう公演」という感じでした。
昨年末の地下鉄スピンオフ千秋楽マチネで、自分の出番がない上に夕方から他の公演(るひま)に出る直前という状況でありながら愛する兄さんのために影ナレをしに品川に駆けつける、永山さんと東海道キャップを自作するなど界隈でも突出した鉄ミュガッツぶりが記憶に新しい中、公演期間中に誕生日を迎える男に相応しい三面六臂の輝きを見せてくれました。

初参加の路線、初参加のキャストもいましたが一旦「顔見せ公演」といった印象に収まった感は否めません。
その分すでにレギュラーとして馴染んでいる山陽さん、2回目の登場となった山陽本線の新たな一面、(あえてキャスト名で書きますが)牧田さんあたりの活躍ぶりは印象深いです。
2回出てようやく持ち味が出てくるタイトルってなんなんだ。
じゃあ年2回公演を打たんかー!!!!!!!!


以下、各チャプター(?)感想。

・バンドやろうぜ

私はサードノムタク役だった佐川さんのことが結構かなり好きだったので今回岩徳線で登場と聞いて「ありがとう、私のために…(巨大自意識)」と思っていたのですが、
実際喋り始めた瞬間頭の中の佐川さんの声の中でもかなり低めのトーンだったのでだ、誰が喋っているんだ…!?と混乱した。
ずっとしかめつらというか眉間に皺が寄っていて凄すぎる。
原作、舞台過去作品等全て見てはいてもあまり西日本の関係性というか良さにピンときておらず、
なんかみんな本当にシャカリキドリ好きね〜…(他人事)のような感じだったのですが、まとまりがあっていいですね。画面が青いね。
今回全体を通しても西日本メンバーが集まっているシーンは安定感がありました。
鉄ミュは深刻なツッコミ不足ですが、ナンバリング6にして八神連さんの「誰も傷つけないツッコミ(誰にも突き刺さっていないツッコミ)」が光り出した感があります。
青春鉄道100%名曲すぎワロタ。ライブで曲がない路線はこれを歌いなさい!


・つながるOP

山陽さんの安定感、の直後に来る山陽本線。前任とはまた違った感じでいいですね。
なんか神里本線って気のいい関西のにいちゃん感強かったよな!
金ないっつったら飯奢ってくれそうだもん。1回くらい。
吉澤本線は声が艶やかすぎてなんでそんな艶やかやねん…!!と面白くなってしまった。
山陰パートであまりにも縁遠すぎる感じのダンスをしている日比谷ちゃんに目を奪われました。今回キメ様が兼ね役がないのもあって、お育ちが良い目のメトロチームが愉快なダンスをさせられがちなことに萌えた。
在来の制服だとなんも思わないけどシャツとスラックスだと男らしめのダンスをしてる時にはわわ…!となってしまう。
岩徳パートはダンスが特にいいですね。太めズボンが映える。
観客全員「このダンスを推し路線が踊るとしたら…♡」という愚かなオタクの皮算用をしたと思うのですがどうでしょうか。
佐川さんはDAMのカラオケ機能でデュエット(渋谷で5時)できるくらい歌うまなので、ぜひ役を増やして歌を轟かせていただきたいものです。
日比谷ちゃんパート。なんか3番手で歳食ってると言いつつ銀座と丸の内の前では「下の子」なんだなあ、という切なさも感じるメロディ。ナンバーツーで3番手かあ、誰かの一番になれるのかな日比谷ちゃんって。
結局東武東武東武ー!コールをしてもいいのか迷って(別にしても良いと思うんですが)、別に俺西武帝国の下僕だからいいか…と諦めた。

「君が担うんだ ハッピーレールのハッピーの部分を!」で初見ん時に
「え?ハッピーになるかどうかはまだこれから俺が決めるから😡💢(厄介)」と思ったが、まあ最終的にハッピーだったと思いますので良かったです。
北陸上官パートが5のまま続投で嬉しい!5から明確に「オチキャラ」というか、ネタ扱いをされなくなった結果のこのパートだなあと思うので。
一心に拍手と祝福を受ける王子様、好き。
そして失踪する山陰であった。のーち→北陸は早替えして帰ってくるけど、うったんは帰ってこないのってつながるOPEDの都合なんでしょうか!?まあなんでもいいですけれど…。


・ハピハピバス1

私の中の吉澤本線のイメージが「幹ミュで日替わりの犠牲になったゲラ」という記憶で止まっていたのですが、ボフボフイェーイをやりきっているのを見て「こいつは…骨がある……」と感じた。
途中からキャラの範囲内でやや遊びだし(打席に立つ等)たが、最終日は基本形に戻しているのも◯。
武蔵野がOPでは喋っていたものの本編で喋り始めた時、岩徳に引き続き誰が喋っている!?とビビった。
当然ですが原作初期から登場していたキャラクターなだけあってその場(在来の部屋)にいることの安定感がすごい。
宇都宮の「全然ダメ最悪。149周年だよ」「そして150周年は無視しよう」あたりの数字がわりとテレコになりがちだったのですが、
一度間違えたややこしい箇所って躓きグセがついちゃうものなのかもな…としみじみした。珍しいですね。
間違えても一切動揺を見せないのはすごい。なんかハッピーだなあ。

・武蔵野が来た

今までミュで無かったものとされていたことでお馴染みの東上の家庭的な一面だ!
でも割と数分ですぐ「いつもの」になって安心したかもしれない。
東上の二面性(秩鉄さえ絡まなければ割とスレたテンションである)がミュでようやく強調されたというよりは、
ミュにおける「いつもの」を受け止めてくれる相方ができたって感じで良かった。
そろそろちちてつーーーー!!!!だけで笑いを取っていくのって行き詰まりがあるよな。(笑いに対して真剣)
その点ツッコミをしてくれる受け手が来てくれたのは色々と良かったと思います。


・東武のネーミング

野田ちゃんがかけがえのない人材すぎる。
今回の座組で最も若手でありながら、以前よりアンサンブルとして鉄ミュに関わってきているため鉄ミュ筋が十分に発達している。
テニミュ4thの池田役を見ていても思いましたが、本当に芸達者というか機転の効く役者さんですよね、大野くんさんは……。
間の取り方もツッコミの入れ方も塩梅が良い。
アドリブで入れる笑いってやりすぎても面白くないというかしつこくなっちゃうから引くとこは引かないといけないし難しいんですよね…。
全てのアーバンパークラインにおめでとう。にはオイ、またエヴァってるよ…と思ったが、その後「投げちゃ、ダメッ…!」と言った回があり、
逃げちゃダメのパロ!?うまい!(東海道)になった。普通に感動した。

で、まあここのパートの笑いってあまり変化が出せないというか、
「東武のセンスが変」という一点のみにオチが集約しているので舞台ではそんなに面白くは…なかった…。
まあナレーションで落とすやつってテンポ変わんないからな。難しいですよね(何度も見れば余計に…)漫画だと面白いんだけどね。
野田ちゃんのガッツを見るコーナーと捉えていた。
さすがに本気でドッキリではなくて加減できるだろうから取り越し苦労ではあるのだが、椅子引いたり差し込んだりするやつって事故起きたりするので普通に日光の尻は心配だった…。


・顔だけは知っている

ジュニアの百面相が存分に楽しめるボーナスタイム!
「社外のなんか怖い人」に対する敬語、萌え〜!!
100年も走ってない若造って思ってるのに怖いし意味わかんなーい!ってJKになっちゃう152歳。
けーちゃんにねー!ちょっと聞いてよ聞いてよ聞いてよ!する152歳。
ここのやり取り千秋楽近くになってから丸の内ネタにバリエが出て良かった。そして少女は森の奥へ消えて行った。
丸の内って銀座が座る前の椅子のホコリ払ってくれて良いやつすぎないですか?なんでこんなに良いやつなんだ。
あと座様が日比谷ちゃんにちょっと銀座ー!って言われてる時、かなり「大きくなった娘に怒られてる母親」すぎて、ママスタオンライン見てんのかと思った。
日比谷ちゃんとの心の会話のジェスチャーが、手足があまりも長すぎて面白かったです。
それにしても丸の内の出番がここで終わりなの、真剣にどうなってるんでしょうか。詐欺か!?
なんか流れ的にもこのメトロパートって客の桃電に向けての助走区間みたいな感じだったな…。もったいないかも…。


・桃電

野田ちゃんのガッツを見るコーナー・リターンズ。
原作だと東武の身内オンリーでしたが、接続の他社路線と混ぜこぜになることで
「学校ではあんま絡みのない男子生徒が放課後集まってる」「親同士が仲がいいだけでとりあえずゲームをやらされている」感が出てきた。良い改変。
日比谷ちゃんは特に地下ミュで見られなかった、伸び伸びとした素の感じが出ていて良かったです。
良い子にしすぎてないというか親のいないところでの振る舞いというか。

「食」で混乱が生まれすぎなこともあり、武蔵野の「なんとかしないと…」という意識がよく伝わってくるフォローが多く見られました。
セリフを補完したり流れを修正したり落ちた食いもん拾ったり水が無いのか?と察したら取りに行かせようとしたり(実際には持っていた)床を拭いたり…。
めちゃくちゃすぎるだろ。ちょっとフォローしすぎかなという面もあったが、食品というどう転ぶかわからない物品が持ち込まれているシーンである以上、完遂させなければというフォロー意識が強いのは仕方ないことなのかもしれない。あーもうめちゃくちゃだーっ!(千秋楽伊勢崎)
概ねよかったんですが20日ソワレのフランスパン回(硬くて噛みきれないものを無理やり飲み込もうとする)は心底事故が起きそうで怖かった…。
進行しなきゃいけないからなんとしても飲み込まなきゃってなるし。吐き出せる隙もないし…。
早食いは普通に窒息事故に繋がるので、舞台上で食べるとしても秋田みたいに食べきらなくてもセーフな流れにするか、簡単に食べられるものにしてほしいですね。
事故を気にしすぎている嫌な客…!
伊勢崎をオチに据えるのってちょっとまだ弱いなあーと毎回思った。なんか、かわいすぎるのでしょうか…いせせせせささきが…。ポテチ音待ちみたいなところがあった。
まあ固定だからな……。次ミュに出たらもっと適合できると思う…。
野田ちゃんの出番がここで終わり…?そんな…バカな……。


・ハピハピバス2

みんな大好き!がにゃがにゃのコーナー!!
「宇都宮では自分の手の内を明かさないちょっと意地悪なキャラでいなくてはいけないが、山陰ならなんでもできるぞ!」という喜びが伝わってくるようです。
山陰のことは長い、でかい、さば、サンライズ出雲というくらいの印象でしたが、稲垣さんの熱演熱暴れにより思ったより無邪気なかまってちゃん愛されボーイであるように感じられました。
俺はイケるが!かっこいいが!やるときやるだが!(リンボー失敗)新幹線になるが!!  かわいいですね。
うったんの時はそんなに思わないのに山陰だとめちゃデカく見える…なぜ…?
同人オタクは全員山陰のお嬢サバアクリルスタンドはどこで作ったのか教えて欲しいと思ったはずです。原価20円でアクスタを…!?いや相当な数発注したのかもしれないからな…。
ここでカランコロンカラーン!てコントインしてくる山陽が面白すぎてツボだった。かなり吉澤本線のギャグの演じ方がツボなのかもしれない。
抱擁は最初どういう気持ちで見ればいいのかわからなかったがとにかく山陽が辛そうで嬉しかった(間違った感想)。
ここの、というかミュ6のジュニア一貫して山陰に甘すぎてオメーがそんなんだからこんなにデカくすくすく元気になっちゃったんだろ…!と思いました。

何故抱擁中の陰はジュニアを見ているのでしょうか


・北陸の未来

鉄ミュ名物 缶コーヒー。
コウジワタナベスタイルよすぎワロタ(上官服になって改めて感じられる事実)
ここで陸兄がサバの話してるのって前のハピハピバスから繋がってんの?違う?…と思ったけど別に原作からして鯖だ。
それにしても陸兄ってなんでこんな弟と話す時はわざといじわるな感じなのだろう…?なんか純粋に不思議。
陸兄って嫌味とかなんだろう、迂遠な表現ができるタイプだとは思ってなかった(特に後半のジュニア過去編で無邪気に振る舞う姿を見ると謎)ので…。弟と仲良くしないように遠ざけていた時の振る舞いが今でも染み付いているのだろうか。
でも最近の兄はウザ絡みというか自分が消えることもお構いなしに明るく絡んで、未来を託して託されたものたちや残されたものたちを暗くしがちで……。
まあ長い作品にはありがちなことだが当初からキャラが変化していっているのもあるし、ミュを受けて原作側で変わっていっているものもあるだろうし。
陸兄のことずっとよくわかってないな……。私怖いんですよ。陸兄のこと。感覚が人離れしてて意味わかんないから…。(人外物を読むのに向いていなさすぎる読者)イノセントというわけでもない、理解できないということに苦しみ続けているわけでもない、今は歴史の積み重ねを楽しんでいる…。
今回ソナチネ絶対やらないでくれ〜っ!😭と祈っていたので助かった…。


そんなことより!?でェもォ!?(よー本)
北陸上官の弟感というか、やや捻くれてはしまったけど根っこは長野のままというか「善の坊ちゃん」みたいなものが見えてきてよかったよねって。
私は幹ミュが最初だったのもあって、「なんで長野が大きくなったらみんな優しくしてくれないんだよ!!」という悲しみがずっと強くて、
そういう悲しさ寂しさを内包して北陸の今の性格になってしまったという感じが出ていてよかったです。
「恨み辛みがあって歴史は生まれる、軍事はいちばんの成長期」って、
最後の「拝啓〜」で陸兄が言ってることと変わんないんですね。
やっぱ陸兄だけ……感覚が…ずれてるね。いい悪いではないですが…。
なんで能登半島ハンドマークのコーナーって小道具持ち込み可だったんだよ!!!!
ここの北陸上官かわいかった。けなげで。兄さんすみません!!って言っちゃって…かわいそう……。


・ハピハピバス3

ジュニア!兄さん。ジュニアっ!兄さん?ジュニアっ!兄さん?ジュニアっ!兄さん?の1回目の「兄さん。(はい、ここにおりますぞい❤️)」感が好きだった。
鉄ミュ6はジュニアにとっての愛する兄さん(に会うまでの)ときめき回想録なのでここの兄さんも超イケメてる。

鉄ミュの女装って毎回あるけど毎回別に何も嬉しくなくてすごい。
(やめろというわけではなく、全員謎の自信を持って着用しているために気恥ずかしさが客側に生まれず、満足度が高い。)
山陰や山陽はともかく(ともかく?)初登場でミニ丈の水着を着て踊り狂ってくれた岩徳にはミュ5の中央に並ぶガッツ賞を送りたい。
ああ…これがネットでたまに見かけるミニスカサンタ山陽か…と思ったが、衣装の出来並びに吉澤さんのスカート捌きが異常に上手く感動的。
プール倒壊後にひっくり返ったところから起き上がる時がいちばん綺麗。

149周年カルナバルの曲、好きなんですけど観劇1回目はマジで何言ってるかわからなかった!!流れも難解だった!   私がハピハピバス未読だから!
多いんだよ要素が。
マツケンサンバイメージから来てるルンバ(曲)→掃除機のルンバが兄さんを吸っ…なんか部屋に火がついて…プールの水をかけて…スプリンクラーがついて…あんだって!?
これこそ歌詞出してくださいよ!?

この辺山陰の大暴れしてジュニアに回収してもらいたい欲が炸裂しすぎて千秋楽周辺はギャグが渋滞してた。
千秋楽は特にめちゃくちゃになっており、鯨井さんがスパッと例えツッコミしきれずに手こずってたのがスリリングでした。
(京浜が浦島太郎でいじめられてる亀みたいになってるのにいじめてる山陰の格好の方が竜宮城の人みたいで、あべこべで…ってどう突っ込めばいいんだろうね。)
ジュニアのツッコミって常にハイで斬りかからないといけないのでさぞ大変だろうな……。
山陽本線はゲラだけど引きずらずにでェもォ!!で無理やり軌道修正できていてよかった。偉い。あまり壊れなかった岩徳も偉い。
ここのカスのプロジェクションマッピング好き。
無茶苦茶どうでもいいんですけど親の顔より見た舞台けいどろの場面転換の「ホー…ホー…」と月が綺麗だな…前の「ホー…」が同じなので
いきなり前世の記憶が蘇ってやばかった。

千秋楽で取り落とされて大回転したケーキ


・あの愛おしい日々をもう一度だけ

何?もうなんか…はやくやり直せばいいと思った…。
あのチマチマしたステップ好き。
この曲どういう気持ちになったらいいのかわからなくてボー…と画面を見ていたが、地下鉄であるはずの日比谷が雲の上で陽の光(日光)を浴びていて…地上線である日光が下、そして夜なんだ…と思った。
へ…へぇ〜…
なんで日光はなんであんなにニコニコ嬉しそうなんだよ…
狂う、狂う、クレラップ…。
ぴょろろ〜(間奏のダンスの擬音 by八神蓮)もなんなんだよ…。あんな挨拶してるメトロと東武いたら怖いって…。
本当に申し訳ないんですがああonce moreーーー!!のところの声の重なりがあんまりしっくりこなくて、
こいつらって別に最強のベストマッチコンビ!ってわけじゃないんだよなあ、それなのに一緒にいたことになんか…意味があんだよなあ…と思った。
切られたことを無駄に強調されまくる東横であった。


・シャカリキドリ

で、出た!やたらTシャツ作ってる人がいるやつ。(配布データを元に自費で作るやつです)
ここの山陽さんって決められたツッコミを台本通りにやってるだけなのにかなり面白いというか飽きがこない。
コメディ舞台では毎回違った切り口ができる人、変化をつけられる人がわかりやすく面白いので好きですが、
地下ミュの森山さんみたいに台本通りにきっちりやってちゃんと面白いという枠の人も大事だよね。八神さんもそこに入ると思う。
遊びじゃないんですよォッ…?のツッコミ公演の最後の方聞こえなくなりかけてて、山陽さんのツッコミだけが台本ママで生き残っているので謎になっていた。
だんだんと「このままじゃダメだよな?」が遊び出していたが基本は山陽さんの素材の味で勝負だったのがオモロい。

歌詞読んでるの大好き

マイクスタンドの位置を中心からずらす→岩徳が戻す→ずらす→戻すと思いきやなにもしない→ずらす動作で元位置に戻してしまうの流れ、
またけいどろの話かいな!で恐縮ですが、(同演出同音楽だから許して…)
けいどろでもあった「無駄な行動ループを横でやってる」やつだ…と思った。
ちょっと途中からループがずれるのは、みなさんガラスの仮面をこの間の無料期間で読んだと思いますが(決めつけ)、ボーイを追いかける側になる影の笑い。あれやね。そしてスタンドをずらす山陰の背中がデカすぎて広すぎて毎回驚愕した。

で、パンドラの果てになんですけど…最初は歌詞を追うのが難しくて…
いや追うような歌詞ではないんですが…笑
なんかV系すぎて尻がソワソワする〜!! て感じだったんですが、2回目くらいから
「いや…こんなに恥も外聞もなくこんな歌を歌い上げる山陽上官って本当に素晴らしい……声がキモいという指定を忠実にこなしていて…
ていうか…歌詞もカッコいい❤️❤️❤️❤️❤️❤️(常識改変)」になって楽しみなパートの一つになりました。
ありがとう山陽新幹線ーーーー!!!!!!!!!で本線だけ上ハモしてるのが面白すぎて…
キメ様のイベントでもパンドラの果てに歌ってくれたんですけど、ここみんなで歌わせてもらえてマジで嬉しかった。私も上ハモした。

八神さんによるとあのシャウトはショウ・ホウだそうです


愛だっつーの笑👉 ←最高
でこの後の北陸上官と兄さんのパート大好きなんですよね。
兄がやるらしいです……それでよいでわないか。(肩ポン)も良いんですけど…
北陸上官と兄さんが一緒にいる光景のファンだから…まぢ…仲良くしてて欲しい……
ミュ6は全体的に「ジュニアの光」としてオールウェイズかっこいい兄さんですが、ここだけはジュニアに観測されていない素の兄さんなんですよね。
それが…好き。やっぱジュニアのフィルターで見てる兄さんってマシマシでかっこいいんだな…と思った。
ウルトラソウ ヘイ。(無味)
ここ二人が「欲しがってない」のが良いんだよな……。

東海道先輩みたいになります!


・秩鉄がIC

東上さんの暴れを回収してくれる友達ができて本当に良かったねのコーナー2!
実際には靴下なんだろうけどさ、革靴で寝転んでいる武蔵野に謎の味わいがあった。
「長年ICシステムを導入してこなかった秩父鉄道がついに…」という前振り一切なしの潔いつくり。
逆におニューデイズはなぜあったんだ!?まあいいけど。
武蔵野の動き(机を回収→裏から出てきて熱唱→ツッコミ→手拍子の引率→回収)がそつがなさすぎる。
地下ミュで新登場だった東西と南北にはボケたがりのベテラン勢に対して俺たちも負けてらんないぞ!というガッツを感じたが、
武蔵野は鉄ミュにツッコミと正しい進行をする人材が深刻に不足しているというポイントをついて忠実に職務を全うしており、輝いていましたね。
本来はY先輩もその位置にいた気がするのですが役者の狂気に飲み込まれてしまった…。
千秋楽で若干崩れていたがみんなもう「ここまでよくやったよ…」という気持ちだったのではないでしょうか。
東上を運搬する武蔵野の筋肉や東上の体幹が凄かったが、
ぽっと出のパスモんなんかになにがわかるんだい!で片手で壇上に飛び上がった回があり普通に跳躍力に驚愕した。

無い話ですが、なんとなく武蔵野って秩鉄が大人気アイドルになって(?)東上が厄介古参になったら「しょうがねーなー…」って言いながらネカフェに行ってチケ取り手伝ってくれるんでしょうね…。と思った。
(東上ん家でやらないのは回線がクソだと思うから)
秩鉄と…結婚…します!する感じがします!しそうです!
なんでだんだん自信を失ってるんだ😭強気で行けし😭



・ハピハピバス4

恐怖のゲストコーナー。
なんだかんだどーくん2回・Y先輩3回・りんかぃ4回と全員見れたんですが、りんかいが最もスタンダードで安定感のある作りになるとはね…。
あんなにキャストコメントから好き放題してたのに!!?

〜北海道回〜
何を言っているのかわからないまま暴れ回っているので純粋に恐怖した。
「戸井線」「ほんせん」だけは聞き取れた気がするが確かではない。
まあそもそもゲストのコーナーって異空間だと思うからこんなこと言ったってしょうがないんですけど、
東日本の上官とすら滅多に絡まないどーくんが在来風情の部屋に来るわけ、ないじゃん!(なんぼくちゃん)
…ので何をしにどーくんがお祝いに来たのかもよくわからない…まあ本線がいないから幼馴染の東海道繋がりでいるかもーと思って探しに来たのかな…
わかんねえ!本筋が!初日(崩れが少なめなことが多い)配信してくれてたらなー!と思うがまあ深く考えてもしょうがないか!?

てるまさんって普通に良い役者さんだと思うし歌もお上手でビジュアルもキラキラでいらっしゃってそりゃまあみんな好きになっちゃうよねと思うんですが、
どーくんの時ってマジで何言ってんのか難解な時が多すぎませんか!?ガーッ!!て一気にセリフを詰め込むからなのかな…。でももぐたん演ってるときは普通に高速つらつらセリフでも聞き取れたから、どーくんのアバァーッ!!てテンションのせいなんだと思う。
初めて時間がかかってしょーがないを聞いた時「あんだって!??wwww」すぎてワロタもん。あれはデスボ発声であるがゆえだが。
というわけでマジでわからん、怖い…本線帰ってきて…と思ったが、大暴れして引き倒されて靴も脱がされた武蔵野が曲までに靴を履くのが間に合わず、そのまま靴をブンブンかざして曲に乗っているのを見た時には「なんというアドリブ力のある役者じゃ…」と感動しました。
まあ、どーくんのキャラクター性が舞台と原作で乖離しているのは…けーちゃんでも起こっているのでそういうものかな…と思います。(無理な納得)

全部原作と一緒ならメディアミックスってやる意味あんまないから!
ケミだから…。

多分嫌がらせで北陸弟の曲をパチったんだと思うけど誰も気にしてない。
「何〜!?あいつの曲をパクるなんて…!」という保護者が存在していないから。残酷な事実……。
てか別にどーくんのつながるだって人にパクられても本線は怒んないでしょーよ!!おー北海道笑 やられてんな笑くらいでしょーよ!
どーくんのつながるって何げに4ぶりなんだよなあ、貴重だな。
景気がいいから好き。イェイ゛⭐️←可愛さで全てを有耶無耶にしようとすんな!

大暴れする北海道さん


〜有楽町編〜
まあでも先輩は今回メトロチームが他に3名もいるからね、割と自然に出れるんじゃない?
一切メトロと絡みなくて草 なんなんだオメーは!!
桃色東上Zはいいけど何しに来たんですか?まあ…なんでも…いいですけれど…
そしてキューティメトロだけどプリティキュアキュアトレインの衣装だし、何なんだよ。
まあそっちの方が似合ってるし、カチューシャ可愛いし、いいんじゃないですか…よくわかんないけど…。
でも「副都心から借りた」なのは可愛い。面白がって貸してくれそうだもんね。先輩が着てくれないせいで無駄になった衣装の元を少しは取ろうと他社に貸し出して恩を売ってる僕の努力を誉めてもらいたいですよ。とか言ってそうだもん。7直って萌え〜。
あの東上とY先輩がビッタリ並んでズカズカズカズカ歩いて怒涛の説明してくるのは面白かったけど、
(初日若干Y先輩がしくじっててヘエー。石田隼もやっぱり人間なんだなあ。と思った)かなり無茶苦茶な導入と流れだったので複雑な気持ちではあった……。あれはY先輩ではない…ドクタローだ…!

地下ミュで最も鉄分が高かったと言われていることでお馴染みのキューティメトロですが、歌詞が東上ナイズされてたのが超良かった!
映像の車両もちゃんと変わってるし…。「上野国!(こうずけのくに)」「頑張ってねー!」←元気でよろしい。

なんかでも…途中からY先輩の意識がシュンイシダに乗っ取られてしまっていた気がしますけど……。まあ…踊りが超キレキレだったからいいか…。
でもシュンイシダだったと思います!!!!!!!!!
まあ…Y先輩の人格はフリーダイヤル以降で明確に何か変わり始めてるから、シュンイシダの意識がY先輩に流入しているとすれば…
正しいのかな…?(困惑)
Y先輩のつながる動物園、函館本線の水族館並みに観客の連想とひらめきが試されるから普通に大変。
最近の先輩は胃薬をビールで飲んでそうですががどうなんでしょうね。(副都心が泣くぞ!)


〜りんかい編〜
基本に忠実であるが故のパーフェクトりんかい
んーっあーっ 品川シー(サイド) 
だったね。
りんかいが一番まとも!!!!
いや…りんかいがまともでは無いゆえに、まともじゃないからこのまともじゃないシーンにフィットしたのか…?
でも流れは原作のままだったもんな!フィボナッチ見せてくれたもん!
りんかいが来てくれた時に、そうか!今までのゲストが他人すぎたんだ!という真実に気づけた。
りんかい初日(神戸初日)の客席から伝わってくる「いったいどうなっちゃうんだろう…」みたいな緊張感がめちゃ面白かった。
アーバンパークラインに本気でおめでとうって言ってるのはたぶんりんかいだけです。初日めちゃくちゃ滞留して拍手してくれてた。
野田「なんかちょっと長めにありがとう…。」

客降りするわインタビューするわ新曲を披露するわで元気一杯でしたが、りんかいだからセーフ!芸風の範囲内です!
個人的には大崎から先は…🖤埼京線……🖤で大沸きしました。直通最高!
連日の銀劇通いでりんかいに金奪われすぎてキレてましたけど、許します🖤
どうでも良いがキャスト陣から出てくる話が大体「品川から朝歩いてくる時…」で、みんな乗ってない。と思ってウケた。
まあアップにちょうど良い距離ですよね。天王洲あたりに住んでいるときはやってました。
私はいつもギリギリで生きているからできないんですが…。

EDのジュニアと山陽本線のしっとりパートで「?」みたいな顔でキョロキョロしてるりんかいが面白すぎて死ぬかと思った。
りんかいって脱ぐしクネクネしてるしベタベタしてるんですがイノセントですよね。そういうところがいいと思う。
川越くんは辛いかもしれませんが、あれはピュアな者同士の連帯で、いちゃつきなんだと思います。
どうでもいいが北海道とY先輩とりんかいって全員上官キャストだ。気づき。


・東海道兄弟2024

今年の地域の祭りのテーマソングだ!
東海道兄弟20xxって毎年「これしかない!これがマスターピース!」という曲を繰り出してくるので素直にすごいと思う。
何度も言うようだが私は幹ミュの東海道兄弟に圧倒されてチケットを追加で買ってしまった人間なので、新曲には毎度注目している。
今年は生きのいい新人の武蔵野が登場!しかし歌詞はない。(歌詞が出る。)
「ジュニアムラムラ ジュニアムラムラ」という常識では考えられない歌詞での直球勝負だがあまり驚きはしなかった。
冷静に考えるとイカれているが、もうそんなの今更だろ。
「兄さん頑張れ!リニアを止めるな!ジュニアはムラムラターイム!」←兄さんが頑張っていることこそがジュニアの心を燃やすんだと思うとなんか感動的…(兄さん千秋楽の次の日止まったが)
武蔵野の体幹の強さがよく感じられるダンスのキレで非常に満足させていただいた。

キレがあるむさしのさん


まだ観劇できていないときにTwitterにこの曲の場面写が掲載されており、
「あの蝋燭なに?まあジュニアのお誕生日まわりがテーマだからずっとあんのかなあ」と思っていたがこの時のためだけに生える蝋燭だった。
まじー?特別仕様じゃん。

今回もダンスがいいですね。「お客さんみんな・兄さんに乗ってトリップ・兄さんの弟になってみたい」あたりの決めポーズ連発が好き。
鉄ミュダンスあるあるですが、決めポの連続ってプリクラみたいで可愛いから。なんだプリント倶楽部か…
映像が細かく作り込まれており見ていて楽しい。個人ごとの動きのバリエを見るのも良い。ラスサビの盛り上がりが凄すぎる。あらいさんいつもありがとう…


・紅蓮蟹

シャカリキメンバーって何でこんな仲良いんだ。まあ西日本の特徴なのかもしれませんけど…。
岩徳の奥さんも嬉しいでしょうね。夫がバンド活動に精を出していて…(?)
パンドラでもそうなんですけど、歌詞を読んでウンザリソワァしている山陽さんの顔って本当に美しい。こんなに白い光を浴びて美しくいられる人いますか!?
まあ王子は幸村時代からよく白い光を浴びていたからな…。
そしてなんかやさしくモチモチしたツッコミをし続ける山陽さん。
自分がクビになったバンドなのにいい奴すぎるだろ。
「いがいとMCがうまいなっ👉」が一番好き。
私も言われたいよ。「いがいとまんががうまいなっ👉」て…。
心残りといえば、返事がイェーイ固定なので岩徳の「スタバックカードにしてくれ」に「了解ー!!!」って言えなかったことかな。
ここの兄陸のMC確かにうまいし曲中の横ノリも面白いし謎の指差しダンスも山陽さんにアピるのも全てが意味不明で面白いんですけど、
こいつなにを考えてるんだ…まあなにも考えてないのかも…恐ろしい人ですね。と思った。
てか普通にいつか廃線になっても博物館から通いでバンド活動してくれそうですけどね…。(もう解散ですか?シャカリキドリって。)

牧田さんの必死で歌ってるかお好き

陸兄はさ、奪われて歴史が紡がれて行くこと、諸行無常であること、自分が路線以外でいろいろやること、弟が成長すること、全てが楽しい面白い大好きなのかも。それが幸福で楽しいものと思ってるんだったとしたら信越が悲しいことってずっと理解できないよねえ。と思いました。
私は信越が出てくるたびに、で、結局どうしたいんですか!?信越って…。と思うんですが、まあ信越にも本当に自分がどうしたいのかどうしたかったのか、陸兄にどうして欲しいのかなんてわかんないんだろうね。
もう現状を受け入れて、自分の心に向き合って、嫌でも流れて行く時の中でやって行くしかないんだからさ…。
なんでカニの歌聞いてこんなこと考えてるんだろう…。
客降りタイムでは兄に気を取られず画面を見るとゲーミングカニさん乱舞が見られます!注目!


・浅草にて

なんか座様、自分のことを萌え萌えキャラだと思ってない!?wwwwwwww
いや地下ミュの「しーんせん!ンンンン🧡」辺りから傾向は感じられましたが…。座様は萌えキャラ。それでいいんです!!!!
Twitterでも言ったんですけど、メトロ内では年長者してないといけない座ー様が伊勢崎といると「妹キャラ」になっているのがなんか…照れますね。
(妹キャラです。)
こんなに頼れるお姉さまも前は誰かの妹だったのよね…というマリみてと同じ構図です。
まあ銀座わ怖いんだもーん!😨だけではギャグの幅にもキャラクター性にも行き詰まりがありますからね。伊勢崎先輩といることで情けないというか、座様の年下としての顔が見られて良かったです。
ランドセル買わされるんだもんね。
どうでもいいんですけど、この話「浅草にて」ってタイトルですが、私がまだ愛媛から時々出てくる程度で東京の土地勘や電車の知識がなかった頃、
彷徨って彷徨って東武の浅草駅にたどり着いた時に「え!?駅っていうから来てみたのに…浅草駅じゃない…!なんだこれ…!?」て激しいショックを受けた記憶があります。
地下鉄に戻りたかったからさ…。すいませんでした東武さん。
伊勢崎が食ってるのなんだろう。なんか掻き込んでるしたぶん銀座が行くのって喫茶店とかだろうし、ドライカレーとかピラフかな(どうでも良すぎる考察)
あと少しで120です♪バン!それっ!👉でスプーンが吹っ飛ばなくてすごいなあ。と思ってた。毎回。
てか伊勢崎って根津さんのことどう思ってんかなあ。描写あったっけ。



・線メリ

同人誌で単独で読んだときは「へえ〜山陽本線にもそんな過去がねえ…」て感じだったのですが(感情がない人間のため)
このエピソードの並びで見るとグッとくるものがあるなあ…という…。
てか、アンサンブルのかねし君さん演技上手くねえか!?本当に初舞台か…!?
自分よりベテランの役者相手に、「慕われている年上の人間」を演るのって大変だっただろうになあ。

それにしてもよく考えたら「長生きしろよ、明日の善き日を、山陽鉄道」って言われた次の日にジュニアに斬りかかってるのどういうことなんだ。
長生きしろよっつってんの!!取り潰されたらどうすんねん!名前とか!
どういうシステムとか知らんけど!
まあ長生きすることよりさ、まずは「牛場さんからのプレゼントである自分、山陽鉄道という存在への誇り」が強かったのかな。ずっと山陽鉄道でいられるならいたかっただろうしね。それをあんなへっぽこ扱いしていた官設さんの下に入る羽目になったらまあ、斬るか~。
長生きして行く中で、3桁すら迎えられなかったいろんな路線と別れて行く中で牛場さんの思い出の上に他の思い出も積み重なっていって、
俺が覚え続けてないとって思ってるんだろうしな。いい奴やな〜よー本って……。
廃線になった路線たちだって誰かの誇りだっただろうしね。

私の祖父は、会いに行った時にいつも
「ここの坂は俺が県に要請して土砂崩れが起きないように整備してもらって、道路も拡張してもらったんよ、じいちゃんの人生でやったことで唯一残るものやなあ」って言うんですけど、
よー本みたいに、あの坂も私と一緒に祖父のことを好きでいて欲しいと思った。

なんか…牛場さんに対するよー本の態度がさ〜良かったんですよね。
不貞腐れた息子のようでいて、独り立ちする餞を貰ったようで…。
幼い感性のうちに引き離されて心に傷を負った座様や、まあまあ大きくなってから客死を知らされたジュニアともなんか違う、
大学生が親から愛されていることを知った上で頑張ろうって独り立ちの覚悟を決めたみたいな爽やかな寂しさがあります。
最後の「お前は俺の、生きた証だよ」の後のよー本の微笑み、初日は3階席に入ったのでよく見えなかったんですが1階の近くから見るとほんとにフッ、て感じの微かな笑みで…
その塩梅が本当に絶妙だった。いいエピソードでした。



・拝啓、わたしのものたちへ

鯨井本線すごすぎカーニバル開幕だ。
すごいよね。
衣装もほとんど変わらないのに演技一本で生まれたての時代、希望に溢れる少年期、もがき焦る青年期、希望に縋って走り続けた戦中戦後、現ジュニアまでを見せてくれるの…。
「舞台役者」すぎるもん……。
初めて幹ミュで鯨井さんをみた時から「な、なんという舞台力(ぢから)のある人や…」と思っていましたが、ミュ6はもうほんとに凄かった。
鯨井さんの役者としての底力を感じました。

敦賀はなんなの!?どの時代までそんな感じだったの!?笑
いや、ジュニアのまえでは「ああ振る舞える」のかな…。
ミュ5からそうだったけど、北陸兄ってジュニアを見てる時すごいニコニコして嬉しそうで楽しそうだよね。

オムニバス形式だから鉄ミュはストーリー的に全体で一貫したテーマがあってもなくてもいいと私は思っているんですが(そういうのはどうしてもスピンオフの方がまとまりがいい)、
なんというか鉄道黎明期の路線が「人間から言われたこと」って良くも悪くもものすごく「その路線の基盤」になるんだよなあ…というか…まだほかに路線の仲間が少ないからなんでしょうかね。
「人間が直接私の肉親である」みたいな意識がある。
後に生まれてくる路線のほうが社会から、会社から生み出されたって意識なんじゃねえかなあ。
ジュニアが井上さんに「お前は幹線を支える支線になるんだ」と言われたことが、そこまでジュニアをガチガチに縛っていたって読者の誰も(拝啓、私のものたちへが更新されるまで)知らなかったわけじゃないですか。
え?!!?そんなに俺は幹線じゃないのにって思い詰めてたん?!

銀座は色々あったけども現在は早川さんの言った通りにメトロネットワークが構築されて嬉しいだろうし、早川さんの師である根津さんが生み出した伊勢崎先輩もいてくれるし、山陽本線も牛場さんの言った通りに名前が残せているし、他には上越上官なんかもパパの言う通りに新潟の星になってるし。
身近な人間から言われたことって自分自身の支えになるし、夢だし、もうダメだって時にも突き進む推進力になるんでしょうね。

原作を読んだ時に感じたことが
「まだ見ぬ兄弟にここまで固執するジュニアの狂気、こえー…。」だったのですが(漫画を読むのが下手だねえあんたは)、
線メリや座〜様と並べられて構成されたこと、そして鉄ミュを愛する、永山さんを敬愛する鯨井さんが演じてくださったことで、
シンプルに「ああ、良かったねえ、井上さんの言葉が本当になって……ジュニア〜……。」と心から思えた。
うまいこと情報が削ぎ落とされ、うまいこと板の外のバックグラウンドストーリーが重なったことで「ハッピーレール大作戦」に相応しいハッピーな後味になったというか。舞台構成の妙ですね。

実際にはその陰で信越は「お前が大幹線になる」という大人の言葉にバキバキに裏切られているわけですから、まあ…ハッピーレール大作戦には出れ…ない…よねえ。(原作では描写されてるけど)
幸福をこっちが勝手に評価するのもどうかと思うけどよ。

ずーっと「お前が幹線じゃないの?」「俺は東海道でいいと思ってるけど…」て言ってるから、
え?じゃあ…直江津が来た時も預けられた時も「え?なんで?東海道でいいのに…」って思ってたんか…!?って気づいてやばいよこいつ(敦賀)〜!!!と思った。
でもミュ5見直したらちゃんと「幹線になるのは東海道の方かもしれないだろう」って言ってた。
この時のジュニアはまだ「俺の幹線、キボンヌ!」感はないんですけど。
私はフツーに「ついに来たか!俺の幹線になる可能性のある男!って思わへんのかなあ、直江津に対して…」って思ったんですけど…。
ジュニアは俺の幹線だからこそ自分では育てたくないタイプなのかな。はともつばめに預けたし。
立派になって白馬に乗った幹線が俺を迎えに来るんだ…🧡ってこと…?しいねちゃんのパパかよ。
そう思うと敦賀はずっと「東海道でいいじゃん?」つってるので一貫性があるとも言える!

別にこの後兄さんがスムーズに「この国が欲した大幹線」の座に収まったわけではないしなあ。
満州鉄道が帰ってくる!?それって井上さんが言ってた俺の兄弟ってやつ!?そうだ広軌の計画止まってるし、
それが俺の幹線になる、その座には俺の兄弟が、俺の幹線が納まる!!!!!!俺の兄弟がこの国を建て直す!まで思考が突き進むのすごくないですか!?
すごすぎ 恋の暴走列車かよ。路線だけど。
もしもおとぎで入れ替わらなくて満州鉄道がはとになってなかったら。たまたま兄さんが出会ったイケメンが心が折れた兄さんを励まさなかったら。
マジでどうなってたかわからない「俺の幹線計画」。
運命をラッキーパンチで渡り歩き、ついに愛する兄さんと走っていられる「今」を手に入れてるんだなあと思うとすごいですよね。
ジュニアって…。

でも歌声が美しすぎてその狂気すらも純粋な愛というか、井上さんから与えられた原初の希望、原動力なんだろうなあと思った。
この敦賀とジュニアの歌、大半が説明台詞みたいなもんなのに聞きやすくてすごい。
ジュニアが敦賀に呆れているようでありながら「しょうがねーなーお前は…」的に笑っているのがいい。
敦賀ってやっぱ欠けてるっていうか、「良き友」ではないんだけど、ジュニアにとっては最初期からそばにいるというだけで救われるんだろうな。ほろないくんはちょっと遠いからな。

「共に走るために 生まれてきたんだ…」と言い切った後の潤んだジュニアの瞳、もう一度希望の火が灯されたようで良かった。
そしてその後ろでニッコニコの敦賀!!!なーんだこいつ〜!!
敦賀って結局「よくわかんないけど東海道が嬉しそうなら俺も嬉しいよ」が基本なんだろうなあ。ジュニアが感情の教科書なのかも。


そんな感じで色々影で悲しくなってる者たちもいつつ、路線も奪って奪われたりしつつ、兄さん60周年にたどり着いているわけですが…。
けーちゃんとうったんはあれですね。「君が笑うと少し嬉しい」という気持ちでジュニアを見てるんだろうなあ。
バンザイやらせてもらえたのは嬉しかったけど、ちがーうー!こっちじゃないのー!おれんじのばんざいじゃないのー!😭(3歳児)と思いながらやっていた。
地下ミュでボーナス会長バンザイが支給されたせいで贅を覚えてしまったんじゃ。複雑な乙女心💛💙

兄さんといると、楽しいよ!」というセリフ、本当に泣けました。
シンプルで、大きい身振りがあるわけでもないセリフをあそこまで真に迫らせることができるのが…。
スペースで「(永山)たかしくんといると楽しい、だから役者やっててあんなにも言うのが簡単なセリフはなかった」ということを仰っていたんですが、
ジュニアってミュによって性格が変化していったキャラの筆頭で、鯨井さんと永山さんがいなければ今の東海道兄弟の形はなかったわけじゃないですか。
まあ〜やっぱさ〜メディアミックスされると原作もなんか…刺激を受けるんだよね〜どうしても!
だって自分の作品というテリトリーに別のクリエーターたちが来てあれこれキャラクターを動かしたり解釈したりするわけだから、
じゃあ私はこう思ってるけど!とか、あれ良かったなー!ってフィードバックさせたく…なるものなのよ…(体験談)
鉄ミュと青春はそれにしてもなんか特異な例だと思うが。笑
東海道本線という路線が歴史の中であり方を変化させなくてはいけなかったこと、ミュによって変化してきたというメタ的な現象が融和しているというか。
観客である我々も鯨井さんが永山さんを慕って、鉄ミュを愛してくれているからこそ二重写になってああ、ジュニア、良かったねえ…と思えたわけです。いや別に裏の事情知らなくても普通に演技がうますぎて感動できるのですが。
「もっと楽しくなるぞ、お前が繋いできてくれたから」って、こんなベストアンサーを叩き出せる兄さんはやはり乙女ゲーのヒーローなのだと思いました。
最後のんむぬぅいさんッッッたらーーーっ!!!の後、ナーッハッハ溜めの前で微笑んでジュニアを見つめている兄さんの顔が本当に柔和で感動した。



・つながるED

飛び乗って〜 パンパンッ!のけーちゃんINが気持ち良すぎるが、初回は失敗した。2回目からは死ぬ気でやった。
けーちゃんパートの壇上下手側で兄弟が後ろ向いてなんかギュッとかたまたってんなあとは思ってたけど、
ここまで連チャンで全力疾走したジュニアに兄さんがのど飴をくれているらしいです。衝撃の真実。
確かに僕に飛び乗って♪の時点で明らかにジュニアが息を切らしてるんですよね。それはそう!
ぴよるんの新作が ガッテン承知!のテンポもだんだんゆとりを持つようになっていたので、
体力と合わせて演技を変えているんだなあ…すごいなあ…。

うったんの後野田ちゃんパートなの、なんか新鮮ーー!!
武蔵野とかじゃないんだ…。
武蔵野は、東武軍団なんだ(そんなことないけどOPでもなぜか東武側になってくださってるし…)
野田ちゃんパートまじでリズミカルで好きすぎる。
アーバンパークライーン!って言わせてもらえるし。
「ありがとうございます。」って粛々と言ってくれるし…。あのイーーイーーイーー↑のコーラス誰だったのか確認しきませんでした。
日光パートはダンスがいいですね。ライドン・スペーシーアー!のポーズと揺れが好き。
ライドンスペーシアしてる丸の内の手足長すぎワロタになって目を奪われっぱなしでしたが…。
なんか観光路線は任せてくれよーって言われるまで日光が観光路線かどうかを考えたことがなかった(無礼者)ので、こいつ観光路線なんだ…としみじみした。
日光って観光地だもんな。そうか〜…。
いまだに「電車でいろんなところに旅行ができる」「観光地のために電車が整備されている」という感覚がよくわかってないので不思議な気持ちだ。
例えば四国が関東だったら(矛盾)遍路道とかもっと鉄道で巡れるような世界もあったのでしょうか?琴電とか金比羅さんはあるけどね。
伊勢崎って歌上手いんだな〜。アー活しとるもんな。たぶん次のミュでパートが増えると思います。
新宿駅からも特急スペーシアって乗れるんだ、スペーシアって東京の上とか右上の方でなんかやってる…という適当な感覚しかなかったのでびっくりした。(西武路線で生活が完結しているため)
アンダーグラウンモーンスター〜♪は下がる方が好きなのですが音源収録はどっち…どっちになるんだ…!!
東上パートで改めて「やっぱ俺だって東武軍団で歌いたいわー!って嘘だったんだ…」と思った。歌ってねえじゃん!東武で!
武蔵野の「そうかなあ…」の声が入ることによって拡張DLCが追加されたんだ…!!と実感(私をはとと呼ぶんじゃなーい!はぁ゛と と同じ)。

「作戦名はハッピーレール! みんなで行こう最高の未来へ!」のフリが好き。
今回のミュ6のイントロってハッピーレール飛び乗れ〜♪の部分だったんだなあ。あのアレンジ好きだった。
「ハッピーレールは永遠に続いて行くんだ!ハッピーレール!」の手拍子の処理困りませんでしたか!?
ハッピーレール!テンテンテン!テンテンテン!で打ちたかったが…

ジュニアの追加パート凄すぎる。
そうだあなたが兄だったんだ 兄さんあなたが俺を照らした光」って…
ミュ5の「長い歴史の果てに150年〜!!!!最年長の誇りを胸に抱いて進み続ける兄さんと共に(ダッダッダッダダ)」からかなり重く強くなってる!!
「俺の前には誰もいなかった」んですけど、付喪編の表紙の手を兄さんだとするならば兄さんが後ろから追いかけてきて、追い抜いて、ずっと前を走り続けてくれてる、一緒に走ってくれているって感じなのかなあ。
そしてジュニアの後ろ、ジュニアの繋いだ150年にはたくさんの路線が連なっていると。美しいンゴねえ…。



ジュニアパートの「兄さん60周年、おめでとう゛〜!!」と兄さんパートの「鉄道開業150年!」が呼応していて美しい。
互いに互いを祝福しているってこと…!
そう思うとミュ冒頭で山陽さんの40周年に拍手しなかったの悪かったな。
そりゃ八神さんも「案外あそこで拍手貰えなかったな…」て思うよなあ…笑

兄さんパートも今回のために変わっていて、それがすごい。兄さんって今回のミュ6で出番は少ないし、兄さん自身の言葉で気持ちを表すシーンもほとんどない。
あくまでジュニアを照らした、ハッピーに導いた存在としての兄さん。
そんな兄さんが「私がこの国が欲した真なる幹線!私がこの国を支える!私は枯れはしない!」って全部決意表明をEDでしてくれるという…。
兄さんはジュニアと違って「私が全ての上に立つ」という覚悟があって、そこにジュニアは救われてるんだろうな。
私は左右にスライドするダンス、そして駆け上がって行くようなメロディーが好きなので、
「時速500キロで見せる夢を 時速500キロで運ぶ幸せを」の歌詞とフリがめちゃくちゃ気持ちよかった。
常に通常運行だーーー!!(なお千秋楽翌日)が神戸に行ってから喉との兼ね合いでセリフっぽくなったのもこれはこれでよかった。



・その他

という感じでね。お疲れ様でした。
シブツタの顔面ヘアゴム開封イベントも終わってようやくミュ6も一段落って感じでしょうか。
今回はとりわけめっちゃ好き!な路線がいるわけでもないしなあ?どうかなー?と思っていたのですが、蓋を開けてみるとフツーに好きかな…くらいだった路線の気づいていなかった魅力、
キャストさんによって引き出される新しい魅力に気付けたりしてめちゃ楽しかったです。
お馴染みのメンバーであっても、追加路線との絡みでまだ可能性が広がるんだなあ。

いろんな席で見られてよかったのですが、何回か入るならやっぱり最初は遠目がいいよね…!
途中でちょっと近く挟んだり遠ざかったりするのがいいと思う。
余談ですが、3階席から見ていた時に八神山陽さんの立ち姿が滝川山陽さんに見えた瞬間があって。
キャラの方向性とか、キャラクターの表現とかはそれぞれもちろん違うんですけど、山陽さんってやっぱり山陽さんなんだなあーって感じられて嬉しかったです。

どちらの山陽さんも好き


あと1階の前方上手に座った時に、けーちゃんがものすごい優しい顔で客席を見ているのに気づいて…。
えっ…包丁振り回していて怖いという印象が先行していたけど、けーちゃん(ミュ)ってこんなに温和な顔を…!?けーちゃん(ミュ)…好きだ…!💙💙💙になった。
その後吉澤さんがやたらばっしーさんに懐いていることにツボって
卍バシツバ(タキツバの意)命卍。になた。意味わからんて。

ていうか吉澤さんだよ。私は幹ミュで形上官にメロり5で西新にメロっている歌うまに耐性がないオタクなので、
山陽本線にメロるのは必然であった…。ていうか本人結構面白い人だと思うし笑いに貪欲だと思うんですけど、それでゲラなの珍しくないですか?自分の毒に耐性のない毒性生物みたい。
私はモノマネを躊躇なくできる人に対して好感度が高くなる傾向があるので、キメ様のイベントでなんの照れもなく八神さんのモノマネをしているところを見てなんていい人なんだ…😢と思いました。
せっかくだから神戸全通したい!と思って初めて山陽新幹線に乗れたのもよかった。
いろんな初体験をくれてありがとう青春鉄道。

ライブは……普通に来年の秋は遠すぎる。なんとかならんのか。
脱法バシツバって…どっかで手に入らないんですか…?
最速でもリリイベか。それまで俺たち何したらいいんだ。
東海道兄弟2024の練習とか…?


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