冷やし素麺 〜 食べものは進化する
むかしむかし、
貴重だった油は明かりや火器の燃料としてつかわれていた。
それが料理に利用されるようになり、
食品加工にもつかわれるようになり、
お素麺が誕生した。
# 素麺 # 手延素麺 # 冷やし素麺 # 島原素麺
# ごま醤油 # 肥前佐嘉角屋
# 有田焼 # 香蘭社
僕の実家の冷やし素麺のつけだれは、
お互いの家の食べ方をなぞってきたのか、父と母は別々のつけだれで、
父はごま醤油派、母はめんつゆ派 だった
父親を真似たい男の子だった僕はごま醤油で食べるようになった。
ただごま醤油はつくるのに手間がかかり、
胡麻をするのは食べる人の役割となる。
そう、それは父か僕の役割だった。
父がごま醤油を開発した理由は自分のためだったのかもしれない...
★使用した角屋の調味料「ごま醤油」のご紹介
麦縄は素麺に進化し、
手づくりだった調味料もごま醤油という製品になった。
果たして僕はどのように進化するのだろうか...