◎吉本隆明とZARD坂井泉水がなぜか似ている件(敬称略:文字版)
「此処には 過去も未来もない 今しかない」(作詞:坂井泉水、作曲中村由利、編曲:徳永暁人)『止まっていた時計が今動き出した』2004.より
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「それはなぜかといえば、過去を振り返ったり未来を展望したりするのが嫌いだというか、そんなことはしたくないというのが本音なのではないかなと思えます。
そうすると、少なくとも詩の上では、『いま、現在』だけが存在価値だということになります。『いま、現在』がどうなっているかということにしか関心をもっていないというか、それしか考えていない。全体として、そういうことは非常によくわかりました。」
「今度ぼくが読んだ範囲内では、過去ないし未来に自分をつなげていきたいとか、つながっていくだろうとか、そういう志向性があまりにもなさすぎるように思いました。」(吉本隆明『日本語のゆくえ』光文社知恵の森文庫、2012.)
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◎吉本隆明とZARD坂井泉水がなぜか似ている件(敬称略)
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①吉本隆明『固有時との対話』(廃墟に立つ初期自立の詩)
と坂井泉水『Good-bye My Loneliness』MV(工業地帯に立つ初期自立の詩)
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②吉本隆明・三上治・中上健次『いま、吉本隆明25時』弓立社、1988.
と坂井泉水「25時 砂の上に車を止めて 語りあかしたあの夏」『あの微笑みを忘れないで』1992.
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③吉本隆明「それはなぜかといえば、過去を振り返ったり未来を展望したりするのが嫌いだというか、そんなことはしたくないというのが本音なのではないかなと思えます。
そうすると、少なくとも詩の上では、『いま、現在』だけが存在価値だということになります。『いま、現在』がどうなっているかということにしか関心をもっていないというか、それしか考えていない。全体として、そういうことは非常によくわかりました。」
と坂井泉水「此処には 過去も未来もない 今しかない」