中年女性の呟き　～事のはじまり～

こんにちは。ひよこです。男性育児に興味がある方、ごめんなさい。

呟きにしては文字多くない？Twitterだって全角140文字までですよ？なんて疑問もあるんでしょうが、そこは中年女性なので適正量かと。これが中年女性のお喋りになろうもんなら軽めの小説くらいの分量になるわけで。中年女性舐めたらあかんぜよ。

中年女性なので、昔をふり返るの大好き。誰かと会っても昔のことばっかり、おんなじ話を何回でもします。なので、ここでも同じ話を何回もするかもしれません。ババアだからしょうがねぇな、ってあたたかな気持ちで見守ってもらえると助かります。

芳川さんと出会ったのはもう17～18年近く前でしょうか。カレーばっか食ってる面白いブログあるな！と、私から声をかけたのがきっかけ。馬喰横山の駅で、手土産に彼は自作のカレーを、私はどこかでもらった乾麺の蕎麦を持って初対面するという異様さ。両者ともに貧乏だったころで、彼は毎日カレーを、私は毎日納豆を食べ続けているような生活レベルで、お互い精一杯の手土産の結果と考えると泣ける。もちろん貧乏だから店にも入れず、路上で会話。何の話をしたのか、全く覚えていない。

そこからお互い就職を果たし、徐々に金銭を手にしたことで、ついに店で会えるようになる。それが北池袋のお好み焼き、しま家。お好み焼きの味は特筆すべきものもなくいたって普通。サラダが一番美味しい店。バンダナを巻いた店のおっさんがたまに絡んでくる。なんかすごい楽しかったような気がするけど、何の話をしたのか、全く覚えていない。

その後も細く長く関わり、インターネットラジオを配信してみたり。あの時代にYouTubeが今みたいな感じであったら、くだらない企画立ててタッグを組んで意気揚々とユーチューバーまがいのことをして撃沈したりしたかもしれない。そもそもインターネットラジオも聴いてた人ほぼいなかった気がする。ファンすくな。でもこれはね、ちょっと覚えてるんです。ギターの弾き語りみたいなのとか、配信中に虫が出て大騒ぎしたこととか。何の話をしたのかは、全く覚えていない。

そこからだいぶ会ってない。10年は会ってない。というかできればもう会いたくない。汚かったけど、まだ可愛かったあの頃の私の印象でとどめておきたい。ほんとババアになると久しぶりに人に会うとか恐怖しかない。会う前に目いっぱいハードルを下げてからじゃないと会いたくない。複雑なババア心。

そんなこんなで、出会ってから現在まで、お互い居場所もだいぶ変わったし、何より仄暗い道を歩いていた私たちが、結婚し、子供がいて、人並みに幸せを掴んだことが奇跡。さらっと書いたけど、本当に奇跡。ラインの電話番号で勝手に友達登録されたのがきっかけで繋がり、今こうやって一緒に書かせてもらってます。

そして、縁があるんでしょうね。現在、姿は確認できておりませんが、おそらく半径10キロ圏内にお互いが存在している。スープは完全に冷めるけど、頑張ればチャリでいける距離。そうそう無いとは思いますが、例えば、胃腸炎で隣の義両親まで全滅したりしたらすぐに助けに行きます。オーエスワン持って。