adore
深夜の公園
ベンチでラジオを囲み
じわりとにじむ汗を気にしながら
片手間に談笑する
鮮やかなネオン街から抜けた
夜遊びの離脱者
僕らは陽キャにはなれないねって
皮肉をいいながらノンアルを手にする
こんな時間が
いつまで続いてくれるのか
形のない幸せを手にした気持ち
君らもそう思ってるかな
ずっとかっこいい僕でいたいのに
それを許さない君たち
それがとても居心地がよくて
こんな日々が続けばいいのにと
勝手に思ってしまうんだ
こんな幸せが続くのなら
生きていたいと思うんだ
大袈裟だと笑ってくれ
僕は本気だけどね