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長女を産んだ後、入院中の話

入院前日の検査で「明日にでも産まないといけない」と言われた時は、「自分のせいで予定日までお腹にいられなかったんじゃないか」と思って自分を責めました。
長女の成長が止まったのは胎盤に原因があるらしいのですが、胎盤の異常の原因は様々に考えられるので、胎盤の状態を見るまで「何が原因」と特定する事はできないらしいです。
結果的に胎盤を見ても、何が良くなかったのかはよくわからなかったらしいですが。
低体重児でも産まれる事はわかっていたけれど、もし障害があったらどうしよう。途中で死んでしまったらどうしようと考えると、泣きに泣きました。
結局は2454g。小さいと言えば小さいですが、保育器に入るような事態ではなく良かったです。

出産は市内のWomen's Hospitalで行ったんですが、ここは出産はできるけど、特別な理由を除き入院は不可という場所で、母子ともに健康な場合は8時間以内に別の病院に移動する必要があります。
移動はもちろん自分の車で。
しかし私たちの場合は、子供が小さすぎるという事で転院はナシになりました。

出産の為に病院に行ったのは早朝ですが、実際に分娩室に入ってから出産までは2時間かかっておらず、更に子供が小さかった為もあって、出産直後から割と元気でした。さすがに貧血気味ではあったけど、全体的に体力に余裕がある感じです。最初は疲れすぎて食事を取る気もしないな。と思ってたけど、数時間すると空腹を感じるように。
晩御飯の時間はとっくに過ぎていたので、何か食べ物はないか病院の人に聞いてみたら、サンドイッチとアイスクリームが出てきました。

子供の体重は、平均よりやや小さめという事で、2時間おきの授乳は徹底するように言われました。具体的には、もし子供が2時間ごとに泣いて起きる事がなかったとしても、わざわざ起こして授乳するようにという事です。
夫は既に帰宅し、いきなり子供と2人の夜。しかし、ハイパー出産ハイになっていた私は、ほぼ寝ずに過ごしていました。
そして翌朝には、お見舞いに来た夫に赤ちゃんを託し、病院の外に散歩に行くほど元気でした。
秋晴れの中、産まれた長女万歳!世界って美しい!と、とにかくハイが止まらない状態に突入していました。

入院中の食事

初日は授乳しても、自分もほぼ乳が出ているという実感はなく、赤ちゃんも飲んでないように思える感じ。おむつにも何も出る事がなく終わりました。
結局体重の増加を見る為に4日間入院したのですが(普通は2日で退院)、食事はとにかく不味かったです。あんまり口に合わなかったというのもあるし、トーストが毎回めちゃめちゃ冷めてたというのも悲しかったです。
出産を控えて私の実家から両親が来る予定だったのですが、予定日が早まった事もあって、この段階では到着していませんでした。
入院食についても何も心構えができていなかったので、差し入れの発想もなく、毎日食事が寂しい。
しかし、この私的緊急事態を受けて、友人がお惣菜を作って持ってきてくれたり、とてもありがたい差し入れをたくさん頂きました。

4日後、母子共に問題ナシというお墨付きをもらい、めでたく退院となりました。

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