普通級から特別支援級にいくのは難しい??
さて、息子さんにLD(学習障害)
特に、書字障害があると疑って
最初に相談に行ったのは
市の〝こども発達支援センター〟
そこで、なかよしさん(特別支援学級)に
息子さんを入れたい旨を伝えると
それには、就学相談なるものをしないといけない
と言うことが判明した
就学相談?
〝就学〟って息子さんは既に小学校に3年間
就学しているんだけどなぁ…
変なの…
どうやら普通学級から特別支援学級に
移籍するにも〝就学相談〟が必要らしい
特別支援学級や支援学校は
発達に問題があったり障害のある子が
行くものと思っていた
息子さんは、どちらかと言えば
発達の早い子で(歩いたり、喋ったり)
保育園や小学校で集団行動を乱すなどの
報告も1回も受けていなかった
故に、特別支援学級なんてノーマーク
アウトオブ眼中だったワケだ
そんな息子さんが〝なかよし〟さんに行きたい
就学相談を申し込みたいと言ったものだから
担任の先生なんて寝耳に水
申し込みは早急だと遠回しに阻止された
まぁ、、、
先生にしてみれば早急だろうけど
息子さんは小2の秋から半年近く言っている
何で言い出したか考えたら
心当たりが一つあった
大の仲良しになったAくん(小5)が
去年の2学期から〝なかよし学級〟に
入ったからだろうなぁ…と
Aくんは、体は小さいけど
見た感じは発達障害であるとわからない
ただ、Aくんは前から(学童でなく)
放課後デイサービスに通っていたので
なんかあるのかなぁ〜と思ってはいた
息子さんが、〝なかよし〟に入れるように
動き出してようやく
Aくんのお母さんに〝なかよし〟の事を話せた
Aくんは、3歳児健診の時に
発達障害を指摘され療育を受けていたと言う
小学校に入る時も
〝なかよし学級〟へ入ることを望んでいたが
実際に入れるまでに4年もかかったと言うのだ
うちの息子さんはというと
健診でも保育園でも小学校でも
発達障害を指摘されたことがない
息子の担任の先生が
〝レアケース〟〝レアケース〟と
連呼していたのも頷ける
たぶん特別支援学級に所属している
ほとんどの子が
医療機関なり教育機関から
〝発達障害〟などを指摘されて
支援学級への就学を検討したのだろう
(と予測される…)
中には
〝特別支援学級への就学が望ましい〟とされても
普通学級への進学を望むパターンも
少なくないのかもしれない
そこをあえて
まだ〝発達障害〟と断定すらされてないのに
普通学級から特別支援学級に
行きたいというのだから
それは〝レアケース〟だろうなぁ
とは言え
本人が半年以上の間、心変わりせずに
『〝なかよし〟に行きたい』と言い続けてるのに
親がなんのアクションも起こさず
『行きたいからと言って行けるものではない』と
無下にあしらうのは、いかがなものかと思う
本人が行きたくて
私も、息子さんの書く字が〝書字障害〟の子の
特徴と重なると認識したのだから
『息子さんは〝なかよし〟に行きたい』と
学校に意思表示をして
専門家の判断に委ねるべきではないのだろうか
と思い相談に行ったのだ
(どこに行ったらいいかもわからずに)
なにせ、私がバカだと思っていない息子さんが
学校の勉強を通して
『オレは勉強はできないバカ』と
言ったりするのは(学校教育が)おかしいし
『手先が不器用だから鍵盤ハーモニカ上手く
弾けない』と言ったりするけど
すごく熱中してコルセアのプラモを1人で作り
色もちゃんと塗っている彼が
本当に不器用なはずないと私は思っている
彼の特性をちゃんと捉えて
能力に合せて授業を工夫してないので
授業を通して自己肯定感が下がっている
としか私には思えない
明らかな、遅れが現れてからでも
いいのではないかと学校側は言ったけど
今申し込んでも、正式に入れるのは
4年生の新学期からだという
もし、明らかな遅れが出てから動いたら
そこから半年以上は普通学級で
辛い思いをするのは息子さんだ
〝書字障害〟は、簡単には治らないけど
年齢的なもので字が上手く書けなかったり
早く書けなかった定形発達の子達は
年齢が上がると共に上手く書けたり
早く書けたりするようになる
疑いの通り〝書字障害〟だった場合
息子さんは取り残されて
それこそ彼の高い〝自己肯定感〟はズタボロ😢
自分が、面倒は先送り癖があるのになんだが
対応を後手後手に回そうとする
学校側はいかがなものかと思う
そりゃ、学校にしてみれば
何百人のうちの1人だろうけど
私にとってはオンリーワンな息子さんだ
幸い(?)ハッピーで無敵モードの母は
担任や学校の就学相談を申し込むには
時期尚早との反対を押し切り
申し込み用紙(?)をゲット
翌日には提出した
去年の息子さんの担任にも
息子さんの授業中の様子を聞き
LDやADHDの傾向を感じなかったか
意見を求めたら
集団行動もできていたし
友達とのコミュニケーションもできていた
授業中に勝手に立って歩き回ったり
大声をあげたりはなかったが
多動の傾向は少しあったとのこと
学習面では
音読み(回し読み?)は、たどたどしく
間違った問題も、口頭で説明すると理解出来る
とのこと(やっぱり大なり小なりLDはあるな)
私が、息子さんの書く漢字が
〝書字障害〟を想起させると言うと
「あぁ〜」と納得の顔をしていた
それで少し自己肯定感が下がり気味だと
言うと心配してくれた
いい先生だ、、、、
息子さんは3年間、、、
3人の担任の中で2年の担任が
1番良かったと言っていた
就学相談をしたいと言ったら
特別支援学級の先生と話をすることができ
息子さんの〝なかよし〟さんの体験と
私の〝なかよし〟さんの見学を取り付けた
そして、昨日
息子さんは初めての〝なかよし〟さんの
体験授業をしてきた(1時限だけだけど)
クラスを1人だけ抜けて
〝なかよし〟さんに行くことで
クラスメイトの目を気にするか心配だったが
息子さんは
「〝なかよし〟楽しかった〜」と
嬉しそうに帰ってきた
(私の想像よりも繊細でなかった息子さんw)
息子さんの反応をみて即座に
来週の体験授業もお願いした
私も来週〝なかよし〟さんの授業を見学する
手はずを整えた(息子さんがいない日)
今の所、順調に進んでいるが
果してどうなるかなぁ…