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本をご紹介いただきました!

note更新してないな、してないなと思いながらも時間は流れ、
気が付けば前回の投稿から3ヶ月が過ぎていました。

その間にも、出版された「さんビズ」本は知り合いの手に渡り、
ついに新聞の書評欄で紹介されることになったのでした。

掲載されたのは、新潟日報社の7月3日(日)朝刊の12面「読書」の
中の「にいがたの一冊」というコーナーです。
このコーナーは、書評をどなたかに寄稿いただくのですが、
これまでさんビズでお世話になった方かつ本の中には登場しない方が
いいのではないかと考えて、かつてからお世話になっている
NPO法人まちづくり学校代表理事の大滝聡さんにお願いしました。

書評の中で、さんビズの可能性を大いに評価してくださっているのが
とても嬉しいのですが、それに加えて感激してしまったのが、
さんビズと地域づくりとの結節点をしっかりと捉えて
書評の中で今後の展望を語ってくださっている点です。

まちづくり、特に中山間地域での地域づくりは、
自分自身が大学生、大学院生のときにはすでに曲がり角を迎え、
産業、人口構成、社会インフラ、地域自治などあらゆる場面で
課題が山積している状態でした。
その後、NPO職員として行政との協働や政策提言、
また地域団体との連携を図りながら活動を続けましたが、
これといった成果や解決策が見いだせないまま退職しました。

さんビズは、これまで自分自身が接してきた、また当事者として
共に悩み考えてきた地域づくりの一つの解決方法です。
どうせ自分たちの住むところには何もないから、
どうせ自分たちでは何も解決できないから、
ではなく、
少しでもいいから自分たちで何かを生み出してみよう、
失敗しても励まし合いながら歩んでいける仲間がいる、
自分たちに必要なものは自分たちで作れるんじゃないか、
という期待感が持てる地域を少しずつ増やしていきたいのです。

そういった思いをしっかり汲み取ってくださり、
書評として世に送り出してくださった大滝さんに感謝申し上げます。
大滝さんには、さんビズ立ち上げの際に大変お世話になりました。
ロゴの作成や受講生募集のチラシ作成、
その後もさんビズの想いに共感してエールを送り続けてくださいました。

新潟日報の紙面または電子版をご覧になれる方は、
ぜひ一度お読みいただければ嬉しいです。
これまでの研究や仕事とさんビズの本がつながった瞬間として、
大切な思い出にしていきたいと思います。

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