雑な人の日記。20211001
最近、満腹感がない。
元から空腹を感じにくい体質で、朝ご飯を食べてから日が傾き始めるまでの間、珈琲と白湯で動けたりもする。そうして、お腹が空いた気がするんだけどなんでだろう、と、素朴な疑問に思う程度に無頓着だ。
更にここの所、「これ以上食べると胃が疲れてしまうからごちそうさまにしておこう」という適切な量の目安を食事中に感じられなくなっていて、数時間後に胃が気持ち悪くなって、漸く食べ物を摂りすぎたらしいと気付く。今日の昼ご飯のちらし寿司も、茶碗一杯もなかったけれど私の胃にはちょっと多かったらしい。気を付けねばと思う。
6月頃から食欲が不意に落ちて、それまで毎朝食べていた食パンが胃に受け付けなくなった。味噌汁とバナナと焼き魚一切れを食べられて、カロリーメイトとアミノ酸の粉があれば、後は多少雑な食事でも事足りる。と高を括っているうちに、体重が徐々に減ってゆき、三ヶ月で3キロ近く落ちた。ダイエットだとしたら緩やかなペースで無理無く落とせた感じだろうか。
これ以上筋肉と脂肪が減ると、季節柄益々寒がりになりそうだなと、体重計にしゃがんだ姿勢で目盛りを確かめながら、こっそり危ぶんでいたのだけれど、ここ1ヶ月程はバターロールという丸っこい小さなパンなら食べられるようになってきたので、体重が下げ止まりになってきた。パンは偉大なエネルギー源だなと改めて噛みしめている、パンなだけに。などと、折角なのでしょうもないことも書いておく。駄洒落は暮らしの潤滑油である。
ズボンもスカートも、ウエストがごそごそしてずり落ちるので、ネットショップでベルトを買った。ベルトには穴が空いていない。ベルトの裏側に細かいギザギザがついていて、溝同士が噛み合うことで、ウエスト108センチだろうが58センチだろうが止まってくれるアジャスタ式になっている。
108というのは言い過ぎたかもしれないが、ともかく幅広くカバーする上に、ミリ単位で閉めたり緩めたりしたいという要望を、バックルにベルトを通すだけで叶えてくれる。なかなか便利な作りで、使い勝手がよい。
食欲の感じ方の変化に伴ってか、最近、頭や目の辺りに眠気が霞みたいに漂っている。瞼を閉じるとコトリと眠りに落ちるのに、目を醒ますと10分と経っていない。短い睡眠を繰り返して、そのうちに30分ほど寝ていたりする。眠気があるなら朝までぐっすり眠れればいいのにと思うけれど、夜が明けないまま、時計の針を気にしている。
振り返ってみると、眠るのが下手くそなまま暮らし続けている。
勤め人の頃は概ね最終バスや終電間際まで働いていたので、深夜に及ぶようになると、夜更けに眠って少し遅めに出勤していた。次第にそういう癖がついていた。
何故そういう癖がついたのかは、半分は体質で、半分は性分だった。早朝に出勤して仕事を片付けていた事もあるので、多忙のあまり流動的に夜型になったわけでもないのだと思う。
ただ、その頃には寝付くまでに時間がかかっていた。体の力の抜き方が分からなかったからだ。
例えば、病院の検査などで看護士さんに「体の力を抜いてくださいね」とにこやかに言われる時があるのだけれど、何度試しても肩や指先に力が入ったままで、困惑のあまり、「どうやって力を抜いたらいいのか分からないです」と返したこともあった。
そのときに比べれば、現状はいくらかマシなのかもしれない。という振り返りを、眠気覚ましにここへ書いて残す。時々お肉も食べます。
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