おとなたちが変わろうとしている
はじめに
子どもの頃に父親からの虐待を受け続けた私は、親や先生や強いものに巻かれて適応していくことが「おとなになること」だと信じていました。適応するわざを磨き、自分自身は「おとなになった」し、子どもの自分は捨てたと思っていました。子どもの自分は捨てたので、父親の葬式にも出席しませんでした。
子どもの自分を受け入れないと変われないことに気づいた
子どもの頃「大人は敵」だと思っていました。それでも弱い私は自分の力で生きていくことができないので、とりあえず18歳(高校卒業)までは「敵を欺いて尻尾を振って生きていく道」を選択しました。どうやって生きていけば自立するのか、誰にも頼らずにいけていけるのか・・・そればかりを模索して、ひとりで選択し続けて生きてきました。おかげさまで「直観」が研ぎ澄まされているのだと思います。
由佐美加子さんとの出逢いで、あるがままの私を認めることができた(やっとできた)
小学校5年生頃からずっとひとりでした。
ずっとなんでもひとりで決めてきました。
誰かに相談するけど、誰の言ってることにも従う気はありませんでした。
辛くて悲しい過去をひきずっていた私だったけど、それを「トラウマ」という一言で片づけることはしたくありませんでした。「インナーチャイルド」という言葉にも拒否していました。とにかく、なにかに分類されることもすることも拒んでいたんです。
私のことを誰かがつくった概念に当てはめないで!!
私のことは私がいちばんわかっているつもりでした。だけど、どんな方法を学んでも実行しても「あたまでは理解できるけど」、ずっとなにかが違うと感じていたんです。
私は「おとなになった」ので、子育てのときに「正論」を子ども達に押し付けたし、迷ってる友達に「上手く生きていく(適応する)方法」を伝授しているつもりでした。自分は幸せなんだから、他者を助ける番だと必死で学んでいました。だけどとにかくしっくりこないんです。
由佐美加子さんに「ひよこちゃんさぁ360度だ~れも信用できないんでしょ。人が怖いんでしょ。それをただ認めたらいいんだよ。何かをしようとしなくていいの。ただそれを認めるだけ」って言われた時、全身の力が抜けました。やっと深呼吸できました。57歳にしてやっとです。やっと・・・
自分の命の使い方を決める
昨日、川原卓巳さんの『プロデュースの学校0期生』が企画運営してくださった読書会に参加しました。Zoomに集っていたのは80名ちょっとだったけれど、2回のセルフワークからのブレイクアウトルームでは胸が熱くなるほど感動しました。初めてお逢いした「おとなたち」は、全員自分の命の使い方を模索していました。はっきりと見えているかたもいらっしゃいました。
チャットを流れる言葉の1つ1つを追っかけても、そこには愛が溢れていました。変わろうとしている大人たちはいっぱいいるんです。私が所属している色々なテーマのオンラインコミュニティにもいっぱいいます。
この渦をもっともっと拡げて行きたい。
おとなたちが変わることを後押しするための対話の場を創りたい
24時間だれでも自分らしさを問い続けることができる対話実践の場を。
今日は、長崎市スタートアップ支援事業「コッコデショ!2023」の第2回ピッチ発表です。昨日のブレイクアウトルームで私の夢を話したら「それいいね~」って言ってもらえてちょっとホクホクしています。初めて逢った方々に応援してもらったので、今日はそのエネルギーを抱えて発表に臨みます!
おとなが変わると子ども達に夢を届けられる
適応していく人生を送っていた「おとなたち」がその殻を破ることからはじめないと、子ども達の未来は拓けないと思っています。
子どもだった私は、この数字がとってもとっても気がかりです。「適応することが生きていくことなんだよ。おとなになるってそういうことだよ」と言いたくありません。
私の命は、24時間だれでも自分らしさを問い続けることができる対話実践の場を創る。ことに使いたいと思います。
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