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【こども向け読書感想文】りんごかもしれない を読んで

   私は、読書感想文の本にヨシタケシンスケさんの「りんごかもしれない」を選びました。
その理由は、タイトルが気になったからです。
りんごは一目見ればすぐりんごだとわかるはずなのに「かもしれない」と付いていたので、どういうことなのだろうと思い、読んでみることにしました。
  
  読み始めてすぐに、タイトルの意味がわかりました。
今自分が見ているりんごは、もしかしたらりんごではないのかもしれないと考えていく内容だったのです。
例えば、絵本の中にこんな一文があります。
「ぼくからみえないはんたいがわはミカンかもしれない。」です。
私は今まで、りんごを見てこんなことを思ったことはありませんでした。
また、「ほんとうはほかのものになりたかったのかもしれない。」という文もあります。
これは、りんごの気持ちを言っているのだと思います。
こんなことも、今まで考えたことはなかったのでおもしろいなと感じました。

  この本は、絵がとても細かくて、文字が多いのも他の絵本とちょっと違うところだと思います。
でも、続きが気になってどんどん読めるので、難しい本ではないです。
また、絵もまねして描いてみたくなります。
作者の人がとてもたくさん考えて描いた絵本なのだなと感じました。

  私がこの本から一番学んだことは、一つのものやことでもいろんな見方ができるということです。
これから何かを見たときには、私もこの本のようにたくさん想像して考えたいと思いました。

【漢字含め608字(400字詰め原稿用紙で1枚半ほど)】

*この文章をまるごと書き写すのはやめてほしいのですが、文章の作り方はどれだけでもまねしてください。
*文字数は小学校低~中学年向きです。

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