【朝渋読書部】原田マハさん「カフーを待ちわびて」
最近周りに「原田マハ」さん好きなんです〜って人やおすすめですよ〜って言っている人が多い印象なんです。
今日のデザインスクランブル2018の帰り、「は、森の図書室いけるね!」となり、17:00までのランチタイムに16:00に行く暴挙。
しかし、店員さんが優しく、「続き営業なので、18:00まで大丈夫ですよ」というご厚意に甘えてぐりぐらカステラとコーヒーを頂きながら読書しました。
ふっと席の横の本棚を見回すと「カフーを待ちわびて」がある。
これは、初・原田マハさんにするのはいいタイミングなのでは・・・?と思い、18時までという時間制限の中、半ば無理やり読了。
しかし、これは文体が読みやすかったことに尽きます。
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舞台は沖縄。
カフーは、「果報」という意味の沖縄の言葉で、主人公明青(あきお)のおばあ(血の繋がりはないが昔からずっとお世話になっている)の予言により、やってきた犬。
明青がとある事情から、能登の神社の絵馬に縁結びの願掛けで「嫁に来ないか」と書いたら、本当に美人(ちゅらさん)の女の子がうちにやってきた、というところから始まる、ピュアラブストーリーです。
このあとは何書いてもネタバレなので、ここまで。
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沖縄癒やされます、の一言に尽きる。
実は勝手なイメージで原田マハさんって、西加奈子さんと重なってたんですよね、これなんでなんでしょうね・・・?
西加奈子さんは、不思議なこととかありえないことばっかり起こるんだけど、不思議と心にしみるところが大好きです。
はじめて「さくら」を読み終わったあとの「はぁ〜〜〜・・・」って感じが忘れられません。
さくらは、お母さんが主人公に子供のできかたを話すシーンがすごい好き。こんなお母さんおったらめっちゃええなー、といつも思っていた。
では実際読んでみてどうだったか、というと。
西加奈子さんは最後、ちょっと重さの残る感じ。
原田マハさんは、最後爽やかな風を心に吹かせていただける人ですね。
うん、すごいきれいなお話読んだな〜沖縄行きたいな〜っていうピュアラブストーリーでした。
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