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ヤバい躁病エピソード、の話。
過去2013年、2018年と、5年おきにあの子が現れました。
あの子の名前をわたしは「リカちゃん」と名付けました。
リカちゃん人形みたいに細く痩せて
目がキラキラしてくるからです。
声のトーンも高めになります。
あの子と言っても、わたしであることに間違いないのですが、躁状態の時はそのくらい別人になってしまいます。
前回、気が大きくなって散財してしまった話を書きました。
やらかしたことは、それだけではありません。
今回は、わたしの躁病エピソードを綴りたいと思います。
知らない人に話しかけるヤベーやつ。
ふだんは、というか躁じゃ無い時の自分は、
隠キャでコミュ症の地味な女ですが、
ひとたびリカちゃんが現れると、
急に多弁になり、知らない人に話しかけまくる
ちょっと、いやかなりのヤベーやつになってしまいます。
今思えば、ヤベーやつだと思うんですが、
当時は、意外と受け入れられたというか、
類は友を呼ぶなのか、好意的に捉える人の方が多かったです。
へんな顔をする人もいたと思いますが、ほんのわずかだったと思います。
いや、気にならなかっただけかもしれません^^;
とにかく、自分ハッピー、周りもハッピー。
視界が広くなって、キラキラして見えて、
多幸感ってこの事を言うんだなと。
天然ドラッグとでもいうような状態になるのです。
ロックフェスに初めて行った時の話。
2013年の夏はまさにそんな感じでした。
躁じゃないときの自分なら、おいそれと行けない北海道の夏の某ロックフェスも一人で乗り込みました。
躁状態だったので、知らない人に話しかけまくり一人でもめちゃくちゃ楽しかったのです。
移動のシャトルバスでは隣に座った東京から一人で来た女の子に話しかけ、
現地では、目当てのアーティストを観るため最前列のど真ん中を陣取り、隣にいたお姉さんに話しかけ、また反対側のノリノリのお兄さんに話しかけと、知らない人に話しかけまくり。
帰りのシャトルバスでも、隣で立ち乗りしてた女の子とおしゃべりしましたね…
フェスの空気がそうさせるのか、みんな好意的に対応してくれたので、めちゃくちゃ嬉しかった記憶があります。
それ以後、フェスに行ったことはありません。
リカちゃんのときの楽しさはもう二度と味わえないような気がするからかもしれません。
5年後の来年、リカちゃん再びなるか?
もっともっと、おかしな躁エピソードはたくさんあるのですが、次の機会に書くことにして。
2018年の5年後は来年2023年なのですが、
5年周期で躁状態になるのだとしたら、
またリカちゃんが現れるのでしょうか…
現れたら、また周りの人に迷惑をかけるかもしれないし、あとで思い返して赤っ恥な気持ちになるかもしれないし、でも、面白楽しいこともたくさんあったから、またリカちゃんで楽しい思いができるのかと思ったらちょっと楽しみでもあり、恐怖でもありの、へんな気持ちです。。
まとめ
躁状態は多弁になり
知らない人に話しかけまくる
見た目は痩せて目がキラキラしてくる
声のトーンが高めになる
目がキラキラという表現が医学的に正しいのかわかりませんが、とにかくキラキラなんです。
自分も世界もキラキラ✨
それだけならいい事のような気もしてきますが、散財したり、後のうつ状態が酷かったりしていい事ばかりではありません。
躁じゃないときの自分は、
こんなにも平凡で隠キャのつまんない人間なのに、リカちゃんはヤベーやつだけど、コミュ力とかある意味凄いなぁと思ったりするのです。
来年、リカちゃん現れるのかなぁ?
当然現れない方がいいけどね(^^;;