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次男のぬり絵〜画材の変遷

先月のあの一件以来、次男はやたらとぬり絵をしたがるようになった。

長い眠りから覚めて、ヨロヨロと歩けるようになった途端、次男は言った。
「はびかしゅ(ハイビスカス)」
「ハイビスカスのぬり絵がしたいの?」
「ぬりえ!はびかしゅ!あじさい!」

もともとは、次男が家で何か集中できるものはないかと模索している中で始めたぬり絵。
次男がこんなにハマるとは思わなかった。
ここ最近は、朝食の後にぬり絵。昼食の後にもぬり絵。訪問指導の日は先生が持ってきたぬり絵もする。
ぬるものは、次男のそのときにやりたいお題を聞いて無料のぬり絵サイトからダウンロードしてプリントアウト。
我が家のプリンターが、年賀状以外でこんなに活躍するなんて、今まであったかしら?ってぐらい大活躍。
インクの減りが早くて、黒だけで何個買ったか。

ぬり絵を始めたときは、ダイソーで買った色鉛筆を使っていた。
次男の力が強くて芯がポキポキ折れ、あっという間に持てないほど短くなった。

その次はクーピーを使った。赤や緑がどんどん短くなるので、ダイソーの2本で100円のバラ売りクーピーを買ってきて補充したが、癇癪を起こしたときに全色ボキボキに折ってしまい、新しいのを買おうとしたら、次男がクレヨンを欲しがったのでそちらを買った。

クレヨンもあっという間に持てないほど短くなった。次男は癇癪を起こして全部ゴミ箱に捨ててしまった。
もったいないからとゴミ箱から出すと、ムキーッと叫びながら再びクレヨンを捨てた。

それから何度かクーピーとクレヨンを行ったり来たりしていたが、ある日買い物中に面白いものを見つけた。
繰り出し式の色鉛筆…というかクーピー。
これなら次男に折られることはないだろう…と思ったが甘かった。
次男は芯を長く繰り出してボキボキ折った。
アンタ、なんてことしてくれんねん!

その後、昔使っていたカラーペンを机の引き出しから見つけてそれを使うことにした。
古かったせいか、次男の使い方のせいか、すぐに色が出なくなった。

ホームセンターによさそうなものはないかと探しに行くと、クーピーと同じような色のラインナップのカラーペンをみつけた。
次男はこれが気に入ったのか、それまでよりもっとぬり絵に夢中になった。
緑と赤の色がかすれるようになったが、このカラーペン、困ったことにバラ売りしていない。
ホームセンターで同じものを買った。
またすぐに緑と赤がかすれ始めた。
よく見ると、芯がつぶれていた。
次男が力まかせに塗るせいである。

芯がつぶれにくくて、バラ売りしているカラーペンはないものだろうか?…とネットで探してみたり、買い物先で探してみたり。

つい先日、フリクションカラーの12色入を買って次男に与えてみた。
うすだいだいがない代わりに、ベビーピンクが入っているが、次男も気に入ったようだ。
「いるか」を青と水色の2本持ちで塗っていて驚いた。
次男、いつの間にそんな技を身につけたんだ?

次男のぬり絵のオーダーが多すぎるので、最近は電子メモパッドに次男の塗りたいものを書き出して、プリントアウトしたら塗りつぶし、書ききれないものはその日はやらないルールにした。

次男のぬり絵オーダー

とはいえ、全部プリントアウトしてメモパッドを消去したあとに追加オーダーされちゃうのだが。

次男が機嫌よく過ごせるなら、ぬり絵を何枚やってもいいけど、フリクションカラーの耐久性が気になるところだ…。

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