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昨日、学校祭だった

次男の通う特別支援学校で学校祭があった。
このご時世なので、来場者は生徒ひとりにつき保護者2名までで、見られるのは自分の子どものステージ発表のみ。
それでも生徒達は家族が見に来てくれることへの期待と不安で、先生達は何事もなく学校祭を運営できるようにと緊張感で、校内の空気がいつもと違っていた。

次男は土曜日なのに学校へ行くことに抵抗感を示さず、スムーズに登校できた。

次男の学年のステージ発表、次男は1度も練習に参加しなかった。
が、次男は事前収録した動画や静止画でちょっとだけ登場する。

この収録もなかなか思うように進まず苦労した。
衣装は先生が貸してくれたジャケットだったが、なかなか着てくれない。
一瞬だけ袖を通したのを、次男が飽きて脱ぐまでの短い時間に撮影した。
次男が持つ小道具もあったが、次男が手に取った瞬間にスマホを構え撮影した。
まさに瞬間、瞬間を切り貼りするような編集で、次男はステージ発表の動画に参加した。

本番のステージには次男が上がれないことを見越して、当日は他の生徒達とは違う行動予定をたてた。

登校→いつもの部屋に行きバランスボール→裂き織り作業→保健室に行ってアクエリアスをもらい、別室で飲みながら予行練習の録画を見る→学校の周りを散歩。

録画鑑賞以外はいつもと同じ。

次男を「いつもと違う」ことに対するストレスに曝さないよう配慮した結果だった。

学校祭では先生達がそれぞれ役割分担して、子ども達や保護者達の対応をしたり、体育館でステージの大道具小道具を配置したり片付けたり、音響機器の操作をしたりと大忙し。

そんな中、次男の登校から下校までの間ずっと副担任の先生がついていてくれた。
なんとありがたいことか。

他の生徒達と同じように行動できない次男を、欠席させた方が楽だったはずなのに、ともすればわがままと取られかねない行動予定をたてそれを許してくれた学校に、感謝してもしきれない。

本当に、ありがとうございました。

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ひやみん
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