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2024イタリア・ボローニャ国際絵本原画展へ行ってきた

こんばんは!
絵本を作っている1児の母、ヒヤマナツです。

ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェアをご存知ですか?
イタリアの北部の都市ボローニャで開催されている、世界で唯一の子どもの本専門の国際見本市です。

ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア開催に伴い開かれるのが、今回私が足を運んだボローニャ国際絵本原画展なのです。

ボローニャ絵本原画展自体は、東京都板橋区立美術館で8月12日まで開催されています。

今回は3,520名の応募があったそうで、入選したのは78名。
その中で、日本人は4名の方が入選していました。

いろんな国の人の作品を見ることができ、とても刺激的でした。

その国の特徴が表現されていたり、どうやったらこんな発想が湧くんだろうと考えさせられたり、技法に驚いたり、とても楽しい時間でした。

作品を通じて、作品を作った誰かの存在を感じることができるのも原画展のいいところだと思います。

下田昌克さんの『死んだかいぞく』がとてもユニーク

すごく印象的だったのが、下田昌克さんの『死んだかいぞく』(ポプラ社刊)です。

この絵本は「ボローニャ・ラガッツィ賞」と言う賞を受賞されており、世界的にも著名な絵本賞だそうです。

文字数や表現的に自分の子どもに読ませるなら、対象年齢的は年長さん〜小学校低学年くらいかな?なんて思いつつ。

↓ネタバレになります

内容としては、海賊が仲間に刺されてしまい海の中に沈んでいくシーンが最後まで続き、沈んでいく最中に海の生き物たちに帽子や髪などを取られて最終的には骨だけになってしまう話です。

文章で書くと、めちゃめちゃ怖いですね。笑
自分で書いててびっくりしましたが、絵本なので世界観を味わってください!

グラフィックの感じやストーリ、とても惹きつけられる絵本でした。

このコンクールを知ったのは去年の夏で、ちょうど1年前です。
去年は準備が間に合わなかったので応募はしませんでしたが、今回は原画展に挑戦してみようと思っています。

毎日パワフルな子育てに疲れてバタっと寝てしまう日々で、中々制作時間が確保できない日々も続いておりますが、やれるだけやろうと意気込みで図書を買いました!


図書買ってみました!

それでは今日はこの辺で!

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