納豆をエコにしよう。
問題と現状
先日、スーパーで納豆を選んでいるときにふと思ったことがあります。
それは、「納豆の売れ行きにバラツキがある」ということです。
納豆コーナーを良くみてみると、一つのメーカーだけでも次のようにたくさんの味があります。
梅おろし味
山葵味
ポン酢味
卵かけご飯風味
ごまだれ味
焼肉風
蒲焼風
これの何が問題なのかというと、「人気のない味は売り残る」ということです。
みなさんも、一部の納豆だけが売れて、他の納豆はあまり売れていないのをみたことがあるのではないでしょうか?
これらの納豆、どの味を買っても「納豆」の部分は全て同じで「タレ」が違うという違いしかありません。(大粒、ひきわりなどの違いはあります)
中身は同じなのに、味が原因で食べられるはずのものが売れ残り廃棄される。
これは、フードロスを進める悪い現象です。
SDGs的に言えば、「作る責任」を果たしきれていないと言えます。
こうすればいいのでは?
私的に、この問題は納豆とタレを「別売りする」ことで解決できると思います。
そのようにすることで、味が原因で納豆が売れ残ることをなくすことができますし、好みの納豆のサイズと味を組み合わせて購入することができ消費者としてもメリットがあります。
また、納豆のタレをドレッシングの容器に入れて販売すれば、タレを個包装する必要がなくなりプラスチックの削減にもつながります。
パラスチックの削減は、プラごみを減らすことにつながり、海のゴミの排出を減らすことに寄与します。
このように、タレと納豆を別売りするだけでフードロスと資源を削減することにつながります。
おそらく、このように多くの味が発売されている背景には、納豆そのものを進化させることは難しいため、味で差をつけて売り上げを伸ばすという従来の売り方があるのでしょう。
しかしながら、現代はSDGsの時代。
環境に配慮する企業姿勢が、ブランドイメージを高める時代です。
実際に、勇気を持って売り方を変えることでブランド価値を高めた企業も出てきます。
身近な例では、シャンプーやボディーソープなどを販売する花王さんが良い例です。
花王さんはシャンプーやリンスの詰め替えパックに引っかけフックをかけられる穴を空けるなどの工夫で、パックをそのまま使えるようにしました。
こうすることで、プラスチックの硬い容器は不要になります。
それに加えて、柔らかいアルミなため、歯磨き粉の最後の方のように、最後までシャンプーを使い切ることができます。
他にもエコで便利な工夫がいっぱいですので、公式サイトを見てみてください。
花王さんのように、エコを追求することで
副産物として、消費者に新たな利便性を提供することができますし
ブランド価値を高めることができます。
納豆メーカーのみなさん、いかがですか??
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