営業力と影響力
皆さんはダジャレって好きですか?
「布団がふっとんだ!」とか「言い訳してていいわけ?」のようなあれです。
おやじギャグとも呼ばれる、盛り上がった場を冷却するのにとてもいい高等な会話テクの一つです。地球温暖化対策にぴったりですね!
私はダジャレみたいな掛詞や同音異義語が好きなんです。
何気なくスっと思いついて言っちゃえる方を見ると、語彙力があるなぁって感心してしまいます。
私もダジャレに使えそうな組み合わせを思いつくとsiriに「メモ帳にメモっちょいて」って……
そんな中で今回は営業と影響って似てるよなぁ、ってことから思いついた記事です。
営業するの好きですか?
飛び込み営業、ルート営業、社内営業、新規営業、反響営業……いろいろな営業があります。
あなたは営業と聞いてどう思いますか?
私はするのもされるのも嫌だなぁ……と思っていました。
私も実際に研修で飛び込み営業をしたり就職先でルート営業をしたり、今の仕事も多少なりとも営業が必要な場面があります。
する側の立場にいたときは、
「売り込みに来ちゃってごめんなさい」
「急にやってきてよくわからん製品の話をしちゃってごめんなさい」
なんて売れない営業マンの心理になっていましたし、される側になっても、「断りづらいなぁ…」
「興味ないので早く帰ってほしいなぁ、忙しいんだけど…」
と営業に対していやな感情しか持っていませんでした。
もっと言うとコンビニの店員になって「ビニール袋いりますか?」「いりません」って拒否されるのも、お客側に立って拒否するのもいや、申し訳ないって思ってしまうんですよね。
でも今は、私もこの文章で営業してるんですよね。
営業ってモノ・サービスを売ることじゃない
営業はお客様に未来を提供することだ!
っていうとほかの方の受け売りになってしまうので違う話をします。
私なりの営業の心構えは、
「お友達になろう?あなたのことを教えてほしいです。そして私はこういう人なんです」と伝えることです。
物を売るって考えるからつらいんです。怖いんです。
一生懸命セールストークを考えて、必死になって作ったものを「いらないです」って一蹴される。
とてもつらいです。
でも、友達に「〇〇しない?」「ん~今忙しいから無理」って断られるのは「そっか、じゃぁまた声かけるね」ってなんとも思わないし、なんならそれで関係なんて崩れない。
だから、営業って売るって思うからつらいんだ、仲良くなって相手が欲しそうなものを持ってたら紹介すればいいんだ。ということに気づいたときものすごく営業について考えることが楽になったんですよ。
営業力は影響力
ようやく言葉遊びの本題に入ります。
これまでの経験から、営業力って影響力じゃね?って思いついたんです。
インフルエンサーって影響力がすごい大きいですよね。だから彼らが紹介した商品はすごく売れる。
でもインフルエンサーの営業と一般に言われている営業とはアプローチが逆なんですよ。
一般の営業は商品ありきで行動する。この商品の魅力はここだからこれを伝えるためのメッセージを考える。売り込みのためのトークを考える。
でも影響力のある人は自分の影響力つまり自分はこういう人です。こういうことが得意です。そのためにこういう商品がよかったんです。
と自分をまず共有しているんです。共感してくれる人を集めているんです。
そうすると、「この人がいうなら……アリだな」となるわけです。
実際私たちも商品を購入するときに、誰かもしれない人のレビューを見て判断するじゃないですか?インフルエンサーでなく無名の人の言葉の影響を受けて買っているわけです。
つまり、影響を与えた結果が営業になったわけです。
最後に
この記事を最後まで読んでくれてありがとうございます。
この投稿を見て共感できる部分があったり、その逆もあったり、この考え方をいいなって思った方は、私の影響を多少なりとも受け取ったということで、つまり私も営業ができたということです。
そうしたらついでにスキ・コメント・フォローもしてくれませんか?
皆さんの小さくて大きなその行動が私を強く動かす原動力になります。
よろしくお願いいたします。