【育児・教育】子どもの成績を上げたい親へ。同じ塾に通っても成績に差が出るワケと差の埋め方。
この記事はこんな方におすすめです。
高校生向けの塾を経営している恩師と話す機会がありました。
塾で同じ授業を受けていれば同じように成績が上がっても良いはずですが、
成績がグンと伸びる子もしれば、成績がなかなか上がらない子もいます。
なぜそのような差が生まれるのか聞いてみました。
結論は、「個性」とのことです。
暗記が得意な子もいれば、苦手な子もいます。
すぐ身に着く子ともいれば、身に着くのに時間がかかる子もいます。
数学が得意な子もいれば、英語が得意な子もいます。
様々な個性があるので、同じ授業を受けても成績に差が出るとのことでした。
個性はどのように生まれるのでしょうか。
学ぶ力が強い個性とは何でしょうか。
恩師と話すことで見えてきた必要な個性とその育て方を紹介します。
①勉強を楽しむ気持ち・好奇心があるか
勉強を楽しい!と思える気持ちや
知りたい!と思う好奇心が重要です。
そんな気持ちを育てるためには、何かを経験した際”問いかけ”が必要です。
「なんでこんなことが起きたんだろう?」
「何か気づいたことはある?なんで起きたんだろう?」
「これってどうやってできたのかな?」
問いかけることで、興味が湧きます。
いろいろなことに興味がでると、
知りたい!という好奇心が強くなります。
好奇心が強くなると、自分で調べたり、実際にやってみたりするようになります。
“調べる力”と”自分でやれるようになる力”が勝手に育ちます。
この2つの力を伸ばすためには、はじめにやり方を知ることが必要です。
親と一緒に調べ、やってみて、できるようになる経験を積むことが重要です。
②考え型を知っている(魚の取り方を知っている)
正解はこれだよと教えれば、似た問題を解けるようになるかもしれません。
しかし、魚の取り方を知らなければ、魚を誰かからもらうまで、
いつまでも魚を得ることはできません。
つまり、成績を上げるためには正解を教えてもらうのではなく、
どのように解き方を身につけるのかが重要です。
身につける過程が、成績差を生む個性につながります。
そのヒントは思考の型にありますので、下記記事を参考にしてみてください。
③やりたいことと勉強がつながっているか
こうなりたい、この学校に行きたい、こんな仕事をしてみたい、など
将来のことと今の自分の行動がつながりを持つとモチベーションが続きやすいです。
親は、子どもと「将来どうしたいか」という話題を話す機会を持つと良いかもしれません。
少しの会話をすることで、子どもは将来のことを考えます。
考えた結果、今の自分の勉強している意味を見出すかもしれません。
将来と今がつながることで、今の行動(勉強)の価値が上がり、
より真剣に行動することができるようになります。
話は変わりますが、
子どもには親を真似るという強烈な本能があります。
小さな頃から親のがんばっている姿を見せることで、
子どもがその姿を真似します。
つまり、親も将来に向けてがんばることで
子どももがんばることができるようになるのです。
家族みんなで目標を共有し、何かに向かって一緒にがんばることで、
子どもの”学んで身につける個性”が育つようになります。
まとめ
同じ塾に通っても成績が等しく向上しない理由は「個性」
どのように学ぶ力の強い個性を育てるか↓
①勉強を楽しむ気持ち・好奇心があるか
②考え型を知る(魚の取り方を教える)
③やりたいことと勉強がつながっているか
ここまで読んでいただきありがとうございました。
知りたいことや質問、意見がありましたらコメント頂けると嬉しいです!
燧塾サイトマップ↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?