【沈丁花】 4年 田中快
こんにちは。
今回noteを務めさせていただきます、大宮南高校出身、4年、田中 快です。
前回家族について書き、今回は4年間を振り返ろうと思ったのですが、みんなと被りそうなので部局について書こうと思います。自分は熱いことを語ったりするタイプではないので、いつも通りおどけていこうと思います。
拙い文章ですが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
本題に入る前に、タイトルの「沈丁花」について説明します。
サッカー部には知ってる人も多いかもしれませんが、自分が大好きな曲の名前です。そして、今や「別の人の彼女になったよ」と肩を並べ、サッカー部のテーマソングになりつつあります。
出会いは大学1年の時に見ていたドラマの主題歌で、何となく聴いたところからです。
「逃げたい やめたい 少し辛い」という歌詞にハマり、聴き始めました。
このフレーズにどれだけ助けられたことか。
オフシーズン明けの走りが嫌で、「逃げたいやめたい少し辛い」
怒られて、「逃げたいやめたい少し辛い」
朝早くて、「逃げたいやめたい少し辛い」
夏が暑くて、冬が寒くて、「逃げたいやめたい少し辛い」
辛いのが「少し」どころじゃない時もありました。
そんな時、この曲を使っていくつもストーリーに写真を載せてました。無理やり笑いに変えるため、半分ネタで載せてました。
でも、引退が近くなったあたりから、この曲の歌い出しの「いつもいつもありがとうね なんでそれが言えないんだろう」という歌詞が刺さりすぎて、より好き度が増しました。
チームメイトに対して、親に対して、支えてくれた色んな人に「ありがとう」を言いたいけど照れくさくて言えない。
そんな若者の悩みや気持ちを表した歌詞に心を奪われました。
そして、沈丁花の花言葉を調べたところ「永遠・不死・不滅・栄光」とありました。
ピッタリだと思い、このタイトルに決めました。
それでは、本題に入ります。
僕は高校3年生の時、「平成国際大学サッカー部のWeb局に入りたい!」という思いだけでこの大学への進学を決めました。
大学1年の部局選考会で見事Web局にドラフト1位指名で入ることが出来ました。Web局に入って初めての仕事は、暑い日のカメラ撮影でした。頭からタオルを被り、水をこまめに取りながら撮影に臨んだのですが、軽く熱中症になりました。楽だと思っていましたが、現場に出たことで過酷さに気づくことが出来ました。
今では関東リーグ以外、アウェー撮影はありませんが、自分が1.2年生の頃はIリーグもアウェー撮影がありました。
特に思い出に残っているのは、自分が2年生の頃のIリーグ最終節、筑波大学戦です。
1年間Iリーグを一緒に闘った仲間と最終節も共闘したかったのですが、体調不良明けでメンバーに入ることができませんでした。
相手は勝ったら優勝という試合でした。
前半開始早々相手に先制点を許したが、前半のうちに逆転、そして後半の立ち上がりに追加点を奪い3-1。2年間Bチームを見てくれたコーチの最後の試合ということもあり、3点目を取った時はチーム全員で喜びました。
正直、会場にいた平国関係者は「勝った」と確信していたと思います。
しかし、さすがは筑波。誰1人諦めていませんでした。
そして、ここからがドラマの始まりでした。
後半開始あたりから筑波応援団の人数が増え、後半30分以降は筑波大学最大火力の応援でした。
筑波の応援で隣にいる選手の声も通らないような状況で耐える時間が長くなり、ついにをPK献上してしまう。
終わったと思いました。
勢いに飲まれると思いました。
が、まさかのPKストップ。「これは勝った」と思いました。
しかし、その直後に失点。
立て続けにもう1失点。同点。
そして、その勢いのまま後半ロスタイムに筑波が劇的ゴール。大応援団全員がグラウンドに流れ込んできました。
試合はそのまま終了し、目の前で優勝を許しました。
この日のことは今でも鮮明に覚えています。
自分が出ていなかったにも関わらず、大学サッカーで1番記憶に残ってる試合です。
そんな感じで1.2年目は撮影以外特にすることなく過ぎていきました。
3年生になってインスタの更新、関東リーグのYouTube配信などが始まりました。
アミノバイタルカップはYouTube配信、カメラ撮影があり、Web局全員出動で闘いました。
1週間で3回くらい国士舘のグラウンドに行きました。
試合に出た選手たちは全て勝ってくれました。
そして迎えた vs流通経済大学戦。
その試合はYouTube配信はありませんでしたが、自分はカメラ撮影として帯同しました。
その日は始発で大学に向かい朝練に参加し、授業を受けてから移動しました。
ナイターゲームということもあり、正直めんどくさい、行きたくないと思いましたが、RKUフットボールフィールドに着き、バスから降りてくる流経の選手を見て、来てよかったと思いました。
世代別代表の選手ががたくさんいました。
全員オーラがありました。
全員イケメンに見えました。
試合が始まり、先制したのは流経。
「やっぱ流経か」と写真を撮りながら思っていました。
それでも!試合終了間際ところでコーナーキックから同点に追い付き、そのまま延長戦へ。
延長戦も流経の猛攻を耐えしのぎ、PK戦へ。
スーパー1年生のPKストップで流経撃破。
あの試合を生で見れて本当に良かったです。
試合に出てたみんな、ありがとう。
ほんとに感動して涙が出そうでした。
いや、ちょっと出たかも。
ピッチに立ってない、ベンチにすら入れてないのに諦めた自分をぶん殴ってやりたくなりました。
しかし、延長PKまで行ったことで帰りが遅くなり、終電に間に合いませんでした。
始発で行ったのに、終電に間に合わない。
ふざけんな。眠い。明日も朝早い。あー。
でも流経に勝った。いい試合見た。
ギリハッピー。
そんな気持ちだったと思います。
そして、後輩も増えました。
自分が部局長に推薦した後輩達は、ことごとくサッカー部を辞めていきました。
しかし、残されたメンバーで平国1暖かい部局を築き上げることが出来ました。
他の部局では、仕事の担当を決める時にグループであみだくじをしたり、順番で回したりするのが普通だと思います。
ですが、Web局は違います。
部局長倉林の「明日行ける人」に対して、みんなが率先して「闘います」や「自分行きます」と立候補して仕事を行います。
「遊びに行く」や「デート」という理由で仕事をできない人がいた時は、誰かが快く変わってあげます。
関東リーグ vs国際武道大学 アウェー18時キックオフですら、立候補する局員がいました。
すぶ、ありがとう。
ひびき、お前が行けよ。
最後に共に闘った局員へ。
1年生3人、率先して仕事してくれてありがとう。4年生の分もアウェー撮影行ってくれてありがとう。俺にずっと「Web局入れてください」って言ってきたジェエイ。しっかり仕事してくれて、取ってよかったと思ってます。グループでは言いづらいから大河に個人的に「行きます」って言ってくれたトモキ。急なお願いでも断らないモリカズ。とても助かりました。
すぶ(2年)
天田いなくなって、ひびきいなくなって、来年局長確定したけど頑張れ。かわいい後輩というだけで、局長にこの2人を推薦した俺の責任です。得意の編集技術で平国のSNSをもっと見やすいものにしてください。期待してます!
福田(3年)
福ちゃんの加入はWeb局にとって、とても大きかったです。
途中からWeb局に入ったのに写真撮るのが上手くて、「いいっすよ」ってめちゃめちゃ軽くアウェー撮影行ってくれたり、本当に頼もしかったです。ありがとう。
島村弟(3年)
雨の日も風の日もYouTube配信してくれたり、「かいくんはもうアウェー撮影行かなくていいよ」と言ってくれたり、色々ありがとう。ほんっとにどうしようもないくらいずっとふざけてるけど、兄貴と一緒で根はいい奴で、Web局に欠かせない存在でした。
福ちゃんと一緒にあと1年しっかりWeb局を引っ張ってください。
部局長の倉林。(4年)
2年の後半から局長お疲れ様でした。
ほんとに頼もしい局長でした。
背中デカすぎました。
ずっとふざけてる大河があんな真面目に働く姿見れるのは、Web局で1番近くにいた俺だけだよね?
Web局の色を作り上げたのは局長である倉林の人間性のおかげです。
楽しくて、温かくて、支え合える部局にしてくれてありがとう。
部局以外でもたくさんお世話になったし、お世話しました。
3.4年のIリーグ、朝練後の食堂、だいきとの絡み、飲みの場でのエース。
全部思い出です。
卒業後もいつでも呼んでください。
飛んで行きます。
ほんとに4年間ありがとう!
一応Web局だった五十嵐。(4年)
「何回撮影した?」
「アウェー撮影行ったことある?」
「4年間インスタ更新覚えられなかったね。」
「仕事しろ」
なんていじりをしてきたけど、全くそんなこと思ってません。
1年から試合に出続けたヒロをWeb局全員尊敬してたし、1番応援してました。
ヒロが点取った時、YouTube配信に声入らないように喜ぶの大変でした。
インスタ更新で得点者五十嵐って書けるの嬉しかったよ。
でも、自分で書けたらもっと良かったね。
一緒に帰るのも楽しかったよ、ありがとう。
ゲーム強くなってね。
そんな感じで、最高の部局で楽しく仕事できたことも4年間の思い出です!
誰とも被らないことを書こう!と思って考えた結果こんな文章、内容になってしまいました。
何故か後輩にメッセージも残しちゃいました。
まぁ、最後だからいいよね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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