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HIU公式書評ブログ Recitation

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堀江貴文イノベーション大学校(HIU)公式の書評ブログの朗読版です。 HIUメンバーによる書評を音声にしてお届け! この度、音声配信プラットフォームhimalayaが音声アップ…
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2022年7月の記事一覧

書評__伊坂幸太郎の描く本格的ミステリー__夜の国のクーパー

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著者の伊坂幸太郎さん自身が、“僕の小説の中ではもっとも本格的ミステリー度が高い自信作です…

書評_感情を知ったアンドロイドは_人類に何をもたらすか__装甲騎兵ボトムズ_equal_ガ…

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『装甲騎兵ボトムズ』を冠にしているが、御本家とは殆ど関係無いのが本作。同じくしているのは…

書評_未来のための取り組み__世界を変える_半導体_

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日本における半導体の栄枯盛衰、海外勢の半導体に対する姿勢。そして著者が日本の半導体復活に…

書評_成功する経営者のマインドが学べる___私はできる__が_あなたを変える_

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OL、社内結婚、出産、退社、子育。普通の専業主婦が一念発起。 自分でデザインした洋品店を開…

書評_理想の暮らし方_理想の働き方を追求することがライフワーク__シンプリスト生活

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著者は、デザインとエンジニアリングを学び、会社員として商品企画、プロダクトデザイン、プロ…

書評_大成功した女性経営者が体得した正しい心の在り方__あなたの心に聞きなさい

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結婚、子育て、離婚、再婚、起業、東証一部上場。人生のフルコースを味わった著者が伝える“心…

書評_サラリーマンから上手に抜け出すノウハウが満載__ひとり社長になっていきなり年収を650万円にする方法

「給料は我慢代」と考えて、やりたくない仕事を続けることで心や体を壊してしまう会社員は少なからずいる。 それに対して、著者は嫌な上司、使えない部下と無縁なコンサルタント会社のひとり社長”。起業20年間で業績は右肩上がり、年商は1億円に届く勢い。 もちろん、初めから順調だったワケではないが、それでもサラリーマンの平均年収450万円を上回る収入から始められたという。 コンサルタントと聞くと「経営コンサルタント」を思い浮かべる人が多いが、人の悩みを解決する職業でありweb、収納、子育て、名刺といったように多種多様なモノが存在する。 「公認会計士」「税理士」といった国家資格を有するコンサルタントもいるが、大多数のコンサルに免許や資格は必要ない。 つまり、その分野にある程度精通して、クライアントが必要とする情報を分かりやすく伝える能力があればコンサルタント業は始められるのである。 もちろん、始めたばかりのコンサルタントに実績はない。しかし、小さな実績を積み重ねることを繰り返すことができれば必ずスキルも信用も積み上がる。 アウトプットの仕方を工夫することができれば出版することも難しくないと説いている。 最終章に、出版コンサルを請け負った生徒の出版実績が多数掲載されている。 「サラリーマンとして定年までやりたくない仕事に忙殺される?」「安定した収入、社会的信用を投げ打って自分のやりたいことに挑戦する?」 人生は1度限り、打算なしに飛び出すことは危険であるが、地盤を固めながら、進みたい方向を模索して、チャンスが来たら行動できる態勢を整えておきたいものである。 ひとり社長になっていきなり年収を650万円にする方法 作  者:松尾 昭仁 発売日:2022年6月30日 メディア:自由国民社

書評_ほめる_聴く_受けとめる_待つ_楽しむの5グランドルールで相手との距離が近づく__…

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本書は、会議で会社を変えてきた著者が、会議を運ぶ対話のマナーや仕組みについて、今すぐ使え…

書評_みんなを幸せにするマグマが凝縮__女性の_ヘルスケア_を変えれば日本の経済が変…

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女性のプライベートな問題として敬遠されがちな生理、その諸問題を解決に導けば女性のみならず…

書評_良い子はお願いだから読まないで___むかしむかしあるところに死体がありました

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昔ばなし×ミステリー本 という斬新な構成の小説。 •一寸法師 •花咲か爺さん •鶴の恩返し …

書評_企業はどんな取り組みをしているのか__こんな会社で働きたいSDGs編2

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SDGsの取り組みが2016年から始まり6年経った。いったい企業はどんな取り組みをしてきたのだろ…

書評_とうとう52年間の会社員生活を終え退職__相談役_島耕作_6_

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課長、部長、取締役、常務、専務、社長、会長、相談役となり、とうとう島耕作は勇退となった。…

書評_そんなものは_ありゃあしないんだ__ららら科學の子

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矢作俊彦というのは器用な作家である。 そのテーマというのか、趣旨とでもいうのかによって、…

書評_人は期待された通りに成果を出す__国際エグゼクティブコーチが教える_人_組織が劇的に変わる_ポジティブフィードバック

国際エグゼクティブコーチである著者には、この仕事を始めて驚いたことがあると言う。 「上司がフィードバックをくれない」というお悩みの相談がとても多いのだそうだ。 で、その人達がどういう状態に陥るのかと言うと、 「これで良いのか?」 「求められていることが分からない」 「自分には実力が無いのか?」 と、不必要に悩んだり落ち込んだりして、仕事に悪影響を及ぼしてしまうのだ。 結果の出せる優秀なビジネスパーソンであるだけでは、良い上司、良いリーダーとは言えない。自分以上に成果の出せる部下を育てることが肝心なのだと言う著者は、フィードバックの必要性を解く。 就業者人口の多くが、1980〜1995年生まれのミレニアル世代へとシフトされつつある世の中に於いて、SNSを活用するのが当たり前という環境で育ってきた彼らは、「いいね」やコメント、スタンプなどで、常にフィードバックを受けてきている。 無意識のうちに職場でも高い頻度のフィードバックを求める。そんな彼らは、上司に対して双方向にコミュニケーションの取れるコーチの様な関係性を望んでいる。 そして、そのフィードバックは、「ダメ出し」であってはならない。 部下は、自分が「貢献できている」、「成長している」と感じたときに、仕事へのモチベーションが最も高まる。 今や部下指導は、出来ていないところを指摘、改善させるのではなく、上司が部下の強みを伸ばし、導く形に変わってきている。 そう主張する著者が実践してきたのは、ポジティブフィードバックである。 本書では、フィードバックとポジティブフィードバックの違いから、ノウハウ、言葉の選び方、タイミングなどの具体的な手法についてまで網羅する。 成長を支えるのはやる気。 人は強みに気づくことで、やる気が生まれる。 大事なのは、「見ているよ」、「認めているよ」という姿勢。 経営者である私としても、意識せざるを得ない話だ。 だが問題は、私が照れ屋さんだということだ。 また、それに加えて、面と向かって人を褒めるなんて、なんか嘘っぽくてわざとらしい具合にも思えてしまうタチのだ。 しかしながら、ポジティブフィードバックをすることは、受け取る側に多くの効果を与えるだけでなく、組織と部下が成長して主体的に動くチームとなることや、行なう者自身の幸福度も上がると言うのだから、ここは一つキバってみようか。 なお、本書の取っ付きには、「あなたのポジティブフィードバック度は?」というチェックシートが付いているが、これを見ると、かなり自分に当て嵌っていないのが現状だ。 ハードル高そうだなぁ(汗)。 国際エグゼクティブコーチが教える 人、組織が劇的に変わる ポジティブフィードバック 作者:ヴィランティ牧野祝子 発売日:2022年6月14日 メディア:単行本