祈ればなんでも叶うわけじゃない。

お恥ずかしながら、大人になるまで
「神に祈ればなんでも聞いてもらえる！」
と本気で思っていました。

これはある意味「絶対的な信頼を置く」という信仰にあたるのかもしれないけれど、
「神の思い」をそっちのけで、

「こうなってほしい！！」

という、絶対的自分軸の願い事ばかりをしていたのです。

自分軸の願いばかりしていた私が
何をそんなに願っていたかというと、

仕事の成功、幸せな結婚。

今回は仕事における挫折のお話です。

仕事の成功って言っても、
億万長者になりたかったわけじゃないんです。

人並みに仕事して、
仕事を通して充実した日々を送りたかった。

でも、仕事も恋も、正直何一つうまくいかなくて
口から出るのは不満ばかり。

学生時代は毎日が幸せで、
楽しいことをたくさん話していたのに、
愚痴以外の普通の雑談ができなくなってしまう私がいたんです。

そんな自分の醜さが嫌で。
とにかく辛い毎日だった。。

聖書は思い出した時に1章くらい読む程度で、
お祈りもまともにせず、
とにかく毎日息して過ごすだけで精一杯。

そんな中、当時通っていた教会のクリスチャン仲間と起業の話が持ち上がります。

ここで私は初めて、どんなに祈っても叶わない願いもあるということを
身を持って体験するのです。

信頼と裏切り