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過去日記 2023年11月ぶん コロナ感染、放送大学、文学フリマ東京、など

 去年の8月に始めて、今年の9月に飽きてやめたMastodon。
 コピペしてパソコン内に残してあるログを、こっちにも一ヶ月ぶんごとに区切ってコピペして残してみることに。ちょうど1年前に自分が何をしていたのかが分かって楽しいかも知れない。
 以下、2023年11月のマストドンのログ。

2023/11/30

夫の回復と入れ替わりで今度は私が39℃超え。
きのう一日寝込んでいたら夜中、遊べなかった猫先生が(猫先生は私としか遊ばない主義)ンン…! と唸ってはダダン! ドダーン! と家中走り回る音が聞こえていた。

そんなに暴れまわっていても私の大事なシルバニアのお家には手を出さないでくれる猫先生。

2023/11/28

放送大学のzoom授業終了。
楽しかった!

今回は家族がコロナで療養中だし、私も微熱で喉が痛いから、授業がリモートでほんとに助かった。面接授業だったら欠席しなきゃならないところだった。

2023/11/28

コロナで発熱していた夫がやっと回復して最初にしたことは猫先生を1時間半撫でることだった。
6時に目が覚めて、布団から出て居間の椅子に座ったら猫先生が来たので無心で撫で続けていたら1時間半経っていたとのこと。

2023/11/25

空気が急に真冬になった。
散歩してる犬たちもダウンとかセーターとか着てた。

2023/11/23

“「料理に心や愛情は意識しない。必要なのは、頭と力、そして柔軟性です」”
(『きょうの料理』2023年12月号 p.158より抜粋)
伝承料理研究家の奥村彪生さんの追悼記事より。まともなこと言う人だなあ…。知らなかった人だけど、図書館で探して読んでみよう。

#読書

2023/11/22

去年買ってみておいしかったからまた買おうと思ったのに、どこにも売ってなくて二度と食べられなかった幻の白いチョコパイ。
また会えるとは思わなかった。

#おやつ

2023/11/21

윤성근著『헌책방 기담 수집가(古本屋奇談収集家)』読み進め中。
「本を探す代わりに、その本を探す理由を話してもらう」という方針の古本屋である著者が集めた「本と、それを探す人」の実話たち。

1冊目のエピソードは1963年版の、日本の作家「구라다 하쿠조(くらだはくぢょう)」の本を探していた老人の話。
日本で勉強したあと、朝鮮戦争が停戦してから韓国に戻ったものの、学問を修めた人間には軍事政権下で生きることは辛かった。この本が無かったら自殺していたかもしれない、と話す老人。

《弾圧と本》の組み合わせは台湾のゲーム『返校』もそうだったな…と思い出す。
つらい話を、つらかった、と話せる時代であることが当たり前ではないんだ、と思う。

しかし日本の作家の

구라다 하쿠조(くらたはくぢょう)

って誰…?と、思ったら、

倉田百三だった。

#読書
#韓国語

2023/11/20

本屋さんの文庫新刊棚に李箱の作品集『翼』(光文社古典新訳文庫)があったから一瞬買おうとしたけれど、収録作これっぽっちだったらRIDI(韓国の電子書籍アプリ)で原書買って頑張って辞書引いて読むほうがお買い得な気がするな...と思ってとりあえず帰宅。

RIDIで李箱をいくつか試し読みするうち、李箱はやっぱり文章も作風も読みやすくはないな...と思い直し。

何か他に、気軽に読めそうな楽しそうな本は無いかな、としばらく彷徨って、買ったのは韓国の古本屋さん店主윤성근さんのエッセイ『헌책방 기담 수집가(古書店綺譚収集家)』。
まだ「プロローグ」をたどたどしく読んでるところだけど、レビューを見た感じだと『金魚屋古書店出納帳』みたいな本なのかな。(金魚屋はフィクションで、こっちはノンフィクションのようだけど)

“新刊書店は人が本を選ぶ場所だが、古書店は反対に、本が人を選ぶという面白いことが起こる場所だ。”
(윤성근『헌책방 기담 수집가』 프시케의숲,プロローグより抜粋して拙訳)

#読書
#韓国語

(つづき)

書影を貼りたくて原書タイトルで検索してたら著者のインスタがあったからそれを貼ろうとしたところ、衝撃の事実を発見。
邦訳出てた...。
まあせっかく買ったんだから、頑張って韓国語で読もう。

#読書

2023/11/19

えびす講の古道具市で活字(1個100円)を衝動買い。
「醤」と「油」。

2023/11/18

窓辺で日光浴してる猫先生を撫でたら微かにプルルルルルル......と震動が指に伝わってきた。
いつも夫にしかゴロゴロ言わない猫先生が。(夫は「聞こえてないだけで、きみも言われている」と言うけどそんなこと無い)
嬉しい。
もしかしたらゴロゴロ言われてたのは私じゃなくて太陽光かもしれないけど。

2023/11/17

ラジオの語学講座の聴取回数100回達成。
達成と言っても、毎回ノートとテキストと辞書を広げてしっかり取り組んでたわけじゃなくて、食器洗いながらとか猫先生と遊びながらも含めて100回。
気負いすぎないのが継続のコツなんだろうなと思う。語学に限らず。

2023/11/17

私の短編『血の池蓮』を寄稿させていただいた『イーハトーヴの夢列車 三号車』(文学フリマ岩手事務局さま発行)がポストに届いてた! 嬉しい。
書いたのがもう一年以上前だから、自分が書いたお話だけど、旧友と「再会」したみたいな気分。

#文学フリマ

2023/11/16

ゲームオブスローンズ第四章まで見終わって、なんか飽きたなあという感想。犬とか竜とか気の毒で見てられないし、ギブアップ。人間同士の喧嘩にマンモスとか巨人とかを巻き込まないでほしい。

2023/11/15

文学フリマからの帰りに双葉SAで買った桔梗信玄生プリン。
黒蜜を自分の好きなペースで自分の好きな量かけながら食べられるのが嬉しい。

#おやつ

2023/11/14

今年も灯油ファンヒーターの風にそよぐ猫先生の腹毛をながめる季節到来。

2023/11/13

カメラ持ってなかったからスマホでしょぼい写真しか撮れなかったけど、今朝は山の高いところにうっすら雪が積もっていた。
低いところは紅葉&黄葉。

写真と言えば、神社の前を通りがかったら「ああっ待ってください! シャッターだけ押してください!」と呼び止められて、七五三の家族写真のカメラマンに急遽任命された。
一生の思い出になる写真を私が撮っちゃっていいのかなとは思いつつ、精一杯つとめさせていただきました。

2023/11/12

今日は一日寝ていたかったけど、きのう一日遊べなくてフラストレーションが溜まっている猫先生の(猫先生は私としか遊ばない)遊べ遊べ旋風が吹き荒れていてそうもいかない。

2023/11/11

#文学フリマ東京37 撤収して高速バスで帰ります。
来てくださった方、立ち読みしてくれた方、皆様ありがとうございます!
帰って寝ます

誤植訂正シールに添付したおわび文

2023/11/11

“天国に住んでいる人は地獄のことを考える必要がない。けれども僕ら五人は地獄に住んでいたから、天国について考えつづけた。”
(チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』河出文庫、p.94より抜粋)
店番しながら読んでるチョ・セヒの本、すごくいい。
思わず今どこにいて何してるのか忘れるくらい。

2023/11/11

設営完了。
17時まで【し-35】にいます。

#文学フリマ東京37

2023/11/11

身支度している私を「まだ夜だが?」という顔で見守っている猫先生。6時に家を出なきゃ間に合わんのですよ…。

2023/11/10

明日の今頃は文学フリマが終わって会場で長机畳んだりしてる頃かー…。

もう6回も出てるのに、イベント前日はどうしても落ち着かない。
猫先生と一緒に留守番してくれる家族のため&明日の夜腹ペコで帰って来る自分のために、カレーを鍋いっぱい作り置き。

表紙の誤植を訂正するためにシールを手作り

私こと荻サカエ(羊の時刻)は明日、第二展示会場の2階のFホール、ブース位置【し-35】に、12時から17時まで座ってます。
下のリンク先で書影や価格、あらすじなど見られます。

#文学フリマ東京37

https://c.bunfree.net/c/tokyo37/h2f/%E

2023/11/09

あがたの森図書館にて。
写真では伝わらないことだけど、綺麗な銀杏の樹の周辺はギンナンがたくさん落ちててものすごく臭かった。

借りた本は東洋文庫の『菅江真澄遊覧記(1)』。
菅江真澄という人は絵も描けて薬学もできて文章も良くて、旅する先々で地元の人に薬を作ってあげたり、泊めてくれる人の家に飾るための絵を自分で描くだけでなく表装までしていたなんて、すごい人だ。

#マストドン写真部

2023/11/09

猫先生は夫の肩にしか乗らない。
羨ましい、妬ましいと常々思って来たけれど、それが原因なのかは謎だけど夫が重度の四十肩になった。
それでも猫先生を肩に乗せ続ける夫。

2023/11/07

歴史が好きな人・歴史に興味がある人=大河ドラマを観てる人、という前提で話をする人にちょくちょく出くわすけれど、ネズミが好きな人がミッキーマウスを好きだとは限らないでしょうに...と心の中で呟く。

「歴史が好きなんですね」と言われることも多いけど、それについても(どうなんだろう...)と考え込んでしまって、「どうなんでしょう...」としか答えられない。
私は人間として生きてるけれど、だから人間が好きということにはならない。
歴史を勉強したり、歴史を題材にした本を書いたりしているけれど、だからって「好き」と言っていいのかどうか分からない。

2023/11/07

Zoomを使ったライブ授業に初めて参加。ちゃんと操作できるか心配だったけど、特に問題無くできてひと安心。
交通費かからないし早起きしなくていいし、飲み物もすぐ取りに行けるしトイレも混まないし、風邪うつされる心配も無いし、自宅で授業が受けられるって最高。

#放送大学

2023/11/06

きょう買った本。『菅江真澄 図絵の旅』。図版が全部カラーなのに本体価格1500円とは角川ソフィア文庫さん太っ腹。
菅江真澄の旅先からのインスタへの投稿を見るような楽しい本。
東洋文庫の遊覧記(全5巻)も欲しくなってきた。

そういえば、リニューアル後の今の売店にもあるのか知らないけど、松本市博物館の売店で以前買ったレターセットには菅江真澄が描いた七夕人形のイラストが印刷されてた。(右の写真。便せんは使い切ったので封筒だけ)

『幕末下級武士の絵日記』の「石城日記」もそうだし、こういう、本職の絵描きじゃない人が描いた絵と文がすごく好き。

#読書

2023/11/05

NHKラジオのまいにちハングル講座を聞いてたら(そういえば)と思い出して、久しぶりに佐野洋子のエッセイ『役にたたない日々』再読。療養中の佐野洋子が『冬のソナタ』にハマったくだりが大好き。

“話はめちゃくちゃである。ヨン様受難の歴史である。交通事故に二度も遭い、二回とも、恋人チェ・ジウに会いに行く瞬間である。あと三メートルで抱き合える時にでかい車にはねとばされる。”
“ああここにヨン様が現れて欲しいと思うところへ、ヘリコプターにのって来たのか肩に羽を生やして来たか、女から十メートル位のところに、眼鏡の奥から渾身の力をこめたまなざしで派手なマフラーを巻いて立っているのである。”
(佐野洋子『役に立たない日々』朝日文庫、p.117より抜粋)

これを読んだ十年以上前には韓流ドラマってまだ一度も観たことが無かったのだけど、これを読んだらすごく観てみたくなったと同時に観るのが怖くもなって、結局今もまだ観た事が無い。
しかし佐野洋子の文章は切れがあっていいなあ、と大笑いして読みながらふと巻末を見たら、命日が「11月5日」とあってびっくりした。今日だ。
「本に呼ばれる」ことって時々ある。

#読書

2023/11/05

これを拡散してしまうと自分の当選確率がそのぶん落ちてしまうから本当は言いたくなかったのだけど、てこちゃんを愛しているから言わずにいられない。
立命館大学中国文学・思想専攻のマスコットキャラクター・てこちゃん(『山海経』の帝江をモチーフにしたゆるキャラ)が10周年感謝キャンペーン中だそうです。ちびてこちゃんが2名様に当たる。11月10日消印〆切。

実は我が家にはすでに10年前に当選した「ちびちびてこちゃん」がいるのですが、お友達が増えたらちびちびてこちゃん嬉しいかなと思い応募。当たれ...!

#中国文学

2023/11/05

放送大学の講義を視聴しているといつのまにか猫先生が背後に来ていて一緒に講義を受けている。学友にゃんこ。

2023/11/03

文学フリマ東京が来年5月から一般参加有料になると知ってびっくり。
しかも次々回(来年11月)はビッグサイトで開催と知って二度びっくり。
ビッグサイト一度も行ったこと無いから、ぜひ出店してみたい。どうなるのか不安はあるけど。

2023/11/02

たべっ子どうぶつ食べながらゆっくり本を読んでいたいのに猫先生の私のアキレス腱への攻撃が止まらない。

2023/11/02

ZINE DAY OSAKAの「ZINEガチャ!」に出品した私のZINEが大阪からはるばる届いてた。
参加賞として、他の出店者の人たちのZINEもランダムで10部もらえた。
机の上がZINEまみれ。
気になってた「今日も私は麦茶を沸かす」と「上京したらたまげたBOOK」が入ってて嬉しい。

ZINEガチャは11/6(月)まで開催中です。入場無料。ガチャガチャは一回100円。

2023/11/01

“僕としてはいろいろなアイデアが生れています。これは人形映画の分野で、このあたりではやってない方向で、多分これは自分の唄う唄になるでしょう。”
(川本喜八郎『チェコ日記&チェコ手紙 人形アニメーションへの旅/魂を求めて』作品舎 p.258より抜粋)

「自分の唄う唄」
 この言葉、岡山の古本屋さん「蟲文庫」の田中美穂さんのエッセイにも出てくる。

“「蟲文庫さんて、そんなにたくさん本があるわけじゃないし、品揃えもわりと普通だし、なのになんでこんなに長く続いているんでしょうね?」と、冗談めかして尋ねられました。(中略)それはもしかしたら、めちゃくちゃな調子っぱずれでもいいから、蟲文庫は蟲文庫の歌をうたおうとしてきたからではないかと思うのです。”
(田中美穂『わたしの小さな古本屋』ちくま文庫 p.196より抜粋)

 たくさん売れるとか、バズるとか誉められるとかじゃなく、一生続けていくのならそれが一番大切なんだと思う。
 NHKの人形劇『平家物語』とか『三国志』の人形を作った人の無名時代のぼやきや抱負が詰まっている『チェコ手紙&チェコ日記』、読むとやっぱり元気が出る。

#読書

2023/11/01

図書館で借りた本と、毎年秋の読書週間に本を借りるともらえる松本山雅FCしおり。
川本喜八郎『チェコ手紙&チェコ日記』はすごく好きな本なのだけど、絶版で買えないから時々図書館で借りて再読。
国立民俗博物館の図録『驚異と怪異』は、放送大学の博物館概論にこの展示の話が出て来て面白かったので。工作舎っぽくて好き。

行き帰りの景色が今日も綺麗だった。