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いい大学に行きたいわけじゃないの。

大学で楽したいわけじゃないの。

仕事に就きたいわけじゃないの。


ただ、その学問を学びたいだけで、

あの頃の「私」の存在意義を作りたいの。

生きてた意味を、

あのときにやめられなかった人生を物語にして、

綺麗な終わりを描きたいの。


仕事は、自分の夢を叶えられなくても、

少しでも目標に近づきたい。

そのための道を閉ざしたくない。


だけど、その理由を家族に話したくないって

そんなのがただの我儘だとは分かってるけど、

「私」を否定されたら、

今度こそ生きられなくなると思うから。



私、生きてたいんだよ?

不思議でしょ?

あんなにも壊したかったのに。

亡くしていれば、

ここで悩む必要もなく、

言うことさえ無くて済んだのに。


生きて、たくさんの人を好いて。

自分も少しは好きになって。

大切なものは守って。

自分を愛するのが怖くなったときには

嫌いになるような言葉で飾って。

そしてまた自己弁護して。


好きでも嫌いでも、

自分とは一生涯ともに生きなくてはいけないんだよな。



大嫌いな相棒。

これからもよろしくね、生きてる限り。

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