「本屋さんは宝島」 みち
本屋さんは僕にとって宝の地図。本という知識や好奇心をそそる宝物がたくさん詰まっている場所を示してくれる。それはどんな金銀財宝よりも大切なものだ。
本屋さんに本を行くときは頭をまっさらにしていこう。偏見は捨てよう。宝物はひとつじゃない。タイトルが気になったら、表紙のデザインが好みだったら手にとってみよう。僕はまず目次を見る。宝を探すキーワードがたくさん書いてある。3つ以上あったら、その本は僕の宝物。作家が誰とかジャンルが何かなんて気にしない。もうその本は僕に必要なものなのだ。
最近はそんな魅力のある本屋さんが、次々となくなっている。それは不幸なことだ。だって宝物を見つけるチャンスがなくなってるってことだから。
本屋さんがある海賊の影響を受けているのはわかる。リコメンドでも新しい本は探せるだろう。でも、ジャンルをまたいでいろんな本を見ることができるのは、本屋さんだけだ。
僕が一箱古本屋を始めたのは本屋さんでしかできないことを、少しでも体験して欲しいから。人に好奇心がある限り、本屋さんはなくしてはいけない。本屋さんは宝の地図であり宝島だから!
さあ、本屋さんへ冒険しに行こう!!
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