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日本温泉文化を守る会の会員宿について (スタンプ帳と公式サイトの差異)

2022年6月末に発足した日本温泉文化を守る会は、日本秘湯を守る会、日本源泉湯宿を守る会、日本文化遺産を守る会の3部会の親会です。

それぞれの会のファンとしては、組織が強化され、ゴーイングコンサーンとなるのは喜ばしい限りですが、最も注目すべき点は、日本秘湯を守る会のみで実施していたスタンプ事業が共通化されたことではないでしょうか。

これにより、退会や休会のお知らせが続き、停滞モード?であったスタンプラリーの活動範囲が拡がり、愛好家の皆さまもワクワク感が止まらないのではないかと思われます。

ただ、ザッと公式サイトを見るに実際に増えたのは、西から熊本1軒、岐阜2軒、山梨2軒、神奈川3軒、長野数軒、福島1軒で、そんなには沢山増えた!ということにはならないのではないかと思います。

この改変により、今年の春頃から日本温泉文化を守る会のスタンプ帳も配布されている様子で、実際、7月に長野の秘湯宿へ宿泊した際に新しいスタンプ帳をいただくことができました。

さて、ここからが本題ですが、スタンプ帳に掲載されている会員宿と公式サイトに掲載されている会員宿には差異があります。

明らかにミスであろうモノや休会中もモノを省くと、双方には下記の違いがあるのではないかと思います。

●スタンプ帳に掲載&公式サイトに非掲載
○大喜泉(長野)
○万平ホテル(長野)

●スタンプ帳に非掲載&公式サイトに掲載
○ますや旅館(長野)
○分家(福島)

まず、大喜泉です。
こちらの公式サイトを確認すると日本秘湯を守る会へのリンクが貼られていますので単なる掲載ミスではないかと思われます。

次に、万平ホテルです。
あのスーパー有名なクラシックホテルがスタンプ帳に掲載されているのです。
実際に2010年の観光経済新聞の記事には、日本文化遺産を守る会の発足時には万平ホテルが入っている旨が記載されています。
しかしながら、万平ホテルの公式サイトには会への言及が全くありません。
また、スタンプ帳には2022年4月発行と記載されていますので、何らかの間違いがあり掲載されるに至ったのではないかと思われます。

【追記】
とある秘湯宿で事情を少し聞くことができました。
1週間ほどで退会が決まったらしく本部より秘湯宿にはスタンプ帳に斜線対応が求められたそうです。
ちなみに保有の新スタンプ帳には斜線対応がなされてませんでした。

続いて、ますや旅館です。
こちらも公式サイトには会への言及が全くありません。
しかしながら、日本温泉文化を守る会と日本文化遺産を守る会の双方の公式サイトにはしっかりと記載されていますので、大丈夫なのでは無いかと思います。
行ったことがありませんので宿泊が非常に楽しみです。

【追記】
予約はフツーに出来ました。
スタンプ帳については慣れてらっしゃれないご様子でした。

【追記2】
チェックアウトの際にお伺いしましたが、スタンプ帳を出される方もチラホラ居るご様子でした。


最後に分家です。
こちらもますや旅館と全く同じです。
遠いですが、現在は4組限定で営業されているそうですのでトテモ楽しみです。

【追記】
予約はフツーにできました。

以上、気になるところを調べてみました。

【追記】
いつのまにか山梨の2軒が1軒になっていたり(日本源泉湯宿を守る会のニュース欄に11月7日付でお知らせが出ています)、取り上げた長野の宿がリストから消えていたり、この記事を記載した後も動きがあった模様です。

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