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子供へのペナルティは事前に提示する

子供の言動にムカッときて「もうゲーム捨てる!」とか、言った事はありませんか?


それで、子供が泣き叫んで余計に修羅場・・・みたいな事はありませんか?


ペナルティを事前に提示する事で、解決出来ます。


ペナルティを事前に提示しておくと


ペナルティを受ける事を自分で選んだ

という事になります。


だから、親がその場で怒りに任せてペナルティを与えなくて良いのです。


ペナルティを分かっていながらルールを違反したのだから、子供も受け入れるしかないのです。


だから私は怒る事なく、淡々とペナルティを発動するだけです。


ポイントは「今日は許してあげるけど」をしない事です。


違反した時点で即ペナルティ発動するルールを、大人自身も守る事。


私の家でのペナルティは例えばこんな感じです。


①ダラダラして指定の時間までに幼稚園の準備が出来ていなければ


幼稚園お休み、おやつなし、読書以外何もしてはいけない(昼寝も)



こうする事で「早くしなさい!」と急かさなくて済みます。


時計も読めるようにならないと自分が困るので、読み方を一生懸命勉強するようになりました。



②公園で帰宅時間を事前に伝えているにも関わらず、帰らなかった場合は


1週間公園遊びは禁止。(友達に誘われても断る)



③寝る前までにおもちゃが片付けられていない場合は全て1か月没収。



1か月後、片付けの態度が改められていれば返却するが、そうでない場合は捨てる。(過去に2回捨てました)


こんな感じでルールを提示しています。


大切なおもちゃも捨てちゃうの?と思われるかもしれませんが、問答無用で捨てます。


「捨てる」と言いながら捨てないのは、大人がルールを守っていないし


捨てられないなら最初からルールとして提示しない事です。



子供はよく見ていますから、すぐ見透かされます。


このルールを友人に言うと、なかなか厳しいねと言われちゃうんですが


怒鳴られたり、納得出来ないようなペナルティをその場で与えてくる方が私は嫌です。


大人の権力を振りかざされたような気持になって、反感が生まれやすいと思います。


ペナルティを与える時点で大人の権力を振りかざしているじゃないかと言われてしまうかもしれませんが


スポーツと一緒で、反則をすればルールブックにのっとってペナルティを与えるのと一緒です。


争う事無く運営するためには、事前にペナルティを提示するという事はとても大切です。


ただ、このペナルティ制度にはちょっとポイントがあります。


それは

必ず子供と話し合って、なぜペナルティが必要なのかを話す事。


親がされると困る事などをじっくり話し、理解して貰う事が大切です。


例えば、②の公園のルールでいうなら


ルールを守ってくれないときっと今日も帰るのが遅くなるんだろうなと思って、公園に連れて行ってあげたいという気持ちがなくなってしまう。


でも帰宅時間を守ってくれれば、家事も予定通りこなせるから連れて行ってあげたいな、という気持ちになるんだよね。


と、伝えるんです。


もし子供が公園から帰りたくない!と言った場合は


今日沢山遊んで、1週間公園遊び無しか


今日は帰って明日も公園遊びをするかは、自分で決めようね。と伝えます。


もしめいっぱい遊ぶ事を選んだとしても、それは自分の選択なので尊重してます。


でもペナルティはしっかり受けてもらいます。


その経験を経て、自分にとってどちらが良いかを学んでいくものだから。


世の中のお父さん、お母さん、今日もお疲れ様です。


明日も良い1日を









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