大城戸織布さん

兵庫県西脇市で播州織を作られている工場さんです。
3代目の社長とお弟子さんの少人数でクリエイティブな生地を生み出されています。

私から見る大城戸織布さんの播州織のイメージは

”クラフト感” ”実験的” ”上品”


素材屋さんで「今それが人気なんですよ」と言われた素材は極力買わない!
そうおっしゃるのは大城戸織布さんの3代目社長。


ショールームに並ぶサンプル生地は個性派がずらり。
見て、触って。さらに出来上がりまでのストーリーを聞くとさらに面白いテキスタイルが並びます。


お弟子さんには
「自分が数年かけて習得したことを1日で教えるから残りの364日は"つくる"ことだけ考えなさい」
そう教えられるそう。


大城戸織布さんのこだわりの一つとして

”最後の加工までできるだけ自分たちでする”

というものがあります。



出来上がった生地の多くは加工場で均等な巾になるよう整えられますが、
ピンと均等に伸ばした生地は使用回数を重ねると元の形に戻ろうと縮んでしまうそう。

大城戸織布さんではなるべく生地本来の形のまま仕上げます。

「うちの生地はお客さん1人1人にきちんと説明できる人じゃないと向いていない」

そうおっしゃる理由がここにあります。
数年後、あの生地が良かった!とリピーターになるデザイナーさんも多いそう。

これからもたくさんのワクワクを生み出してくださる事間違いなしな工場さん、一入コラボも楽しみにしていてください!

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