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[自民党総裁選候補比較7]高市早苗候補:日本列島を、強く豊かに。サナエあれば、憂いなし。(右派じゃだめなの?)

昨日、高市早苗候補の記者会見がありました。「サナエあれば、憂いなし。」さすが!うまいこと言いますね(笑)

今回の記事では高市候補の会見を中心に据えます。加藤勝信候補の記者会見も先ほど行われていましたので、追って記事を書きたいと思っています。


各候補のキャッチフレーズとこれまでの印象

高市候補のキャッチフレーズだけに触れるのは不公平と思いますので、現時点(2024.09.10 AM10:00)で出馬決定済み8候補のキャッチフレーズをまとめてみました。

私の主観ですが、キャッチフレーズは文字数が多い方がやる気が感じられますね。しかし、茂木候補に関しては、短い言葉に気合を込めている感じもあります。

個人的な印象ですが、石破候補と林候補は「正論の人」の印象です。自分の主張を声高に唱えるよりは淡々と世の中の道理を語る、そんな印象を私は持っています。力強い印象は薄いですね。

そんな石破候補が現時点で有力視されているのが意外です。今後討論会などがあろうかと思いますが、それによって石破候補の印象が変わってくるのでしょうか?興味があります。

今のところは、個人の印象ですが、茂木候補と高市候補がピカいちな印象です。高市候補の主張については本記事のメインとして後述します。

茂木候補案への批判について思うこと

茂木候補が掲げる「増税ゼロ」等の政策に関してですが、茂木氏自身が幹事長として主導し決定した過去の自民党決定を否定するものと批判する意見があります。

しかし、自民党が政策決定した時点から時間が経過していることや、自民党の決定が茂木氏ひとりの意思決定と言うわけでは無いことを踏まえれば、「増税ゼロ」等への批判はあまりに短絡的です。

私は、昨今の日本において、「安易な否定」があまりに横行していると感じています。

「否定する」ことはとても簡単なことです。一方、何かを「提案する」ことや「構築する」ことには、はるかに多くの労力・脳力を要します。労力を費して創り上げたものを深い思慮なく否定することはあってはならないと思っています。

そもそも「否定する」ことは互いに良い印象を残しません。私自身も部門を代表して他部門を交えて協議をした経験が多々ありますが、他者の意見を否定したことも自分の意見が否定されたことも記憶にありません。例えばこんな感じです。

私:以上が我々の次期商品仕様の提案です。ご質問等ございますか?
A氏:コントロール部の仕様について、〇〇とのことですが、XYZ社の■■が市場で好評を博しています。■■についてもご検討されたかと思いますが、〇〇の採用に至った考え方をご説明いただけますか?
私:ご質問ありがとうございます。Appendixの3ページ目をご覧ください。この資料は〇〇と■■、そしてABC社の最新モデルで採用されている▲▲のメリット・デメリット比較になります、、、、、以上が〇〇に至った考え方です。いかがでしょうか?
B氏:なるほど。であれば、〇〇と▲▲をミックスして〇▲という考え方はいかがでしょう?そうすることで、顧客の声で散見される操作ミス頻度が下がるのではないでしょうか?

と言った具合です。誰かの意見を否定するのではなく、代案を提案するであるとか、代案との比較検討を協議するといったアプローチをとれば済む話です。

今回の総裁選にしろ、「対立候補をサゲて、自分がアガる」のではなく、「対立候補よりも、より良い提案をして、自分がアガる」で良いですよね?それを受けて対立候補が「さらに、より良い提案をして、彼がアガる」、、ならば「さらに、さらに、より良い提案をして、自分がアガる」、、と繰り返せば、どんどん日本の未来が明るくなるじゃないですか(笑)。

相手を下げるのではなく、自分が上がれば良いのです。そうであればハッピーエンドで遺恨は残りません。

高市早苗候補の政策要約

他の候補と同様に高市候補の発表内容をAI(claude)に要約させ、評価してみます。

AIで要約する目的は人力で要約するより生産性が高まることと、感情や先入観を排除し、客観的に要約文を作成するためです。

そして作成した要約文に目を通し、いち国民としてポジティブに捉えられるものを青太字、ネガティブに受け止めるものを赤太字で分類しました。ここは私が下記の枠内の基準で判定しました。

もちろん、ポジティブともネガティブとも判定できない部分は何もしません。

結果は、以下の通りです。

いかがでしょう?青太字の多さでは、茂木敏充候補に並びトップ水準です。もちろん、青太字表示しなかった部分についても多々良い提案があるかと思いますが、「メリットが明らか」とまで言い切れるほどでない部分や、人それぞれの主義主張によって意見が分かれる部分については、ポジティブ・ネガティブの判定をせず、ニュートラル(黒細字)のままにしています。

高市候補が右派であることについての考え方

昨日の記者会見で、A新聞記者から「首相になっても靖国神社参拝は続けるのか?」との質問がでました。

高市候補の政策説明の中で靖国神社の「や」の字も出ていないのにこういう質問しますかね?

高市氏は多くの国民と同様に日本の、特に経済の現状に危機感を持ち、経済政策を中心に国民の安心・安全に向けた政策、狙いを説明しました。その説明に対する質問をすることもせずにいきなり、全く違う話をするのは高市氏を始め、他の記者や記者会見を見ている一般国民にも失礼ですよね?

かつて、総裁選時に靖国神社参拝を公約にしていた首相がいましたが、高市候補はそんな話はそもそもしていません。

将来、高市首相が誕生した後、仮に彼女が首相として靖国神社参拝をし、そのことで首相としての職務遂行に支障を来すようなことがあれば、その時点で批判される可能性はあるでしょう。

しかし、総裁候補としての政策説明時に、言及していもいない神社云々を質問することは宗教差別レベルの話であり、極めて不適切です。

高市候補を支持する上で高市氏の全てを肯定する必要があるのか?

私は現時点で高市候補が次期総理総裁の最適任者と考えています。

しかし、彼女が昨日触れた「皇室の継承問題に対応するための皇室典範の改正」について、現時点で賛成する確信がありません。他にも彼女が昨日話した話に賛同できない部分があるかもしれません。

でも、全然問題ないですよね?知事や市長や国会議員選挙で誰かに投票するときに、その人の趣味とか宗教とか性癖とか調べますか(笑)?その人が知事や市長や国会議員として当面、何をしようとしているか理解していれば支持したり、投票したりできますよね?

ちなみに、自分はどちらかと言うとリベラルとか左寄りの人間のような気がしてます。今回の総裁選候補全員が高市候補に比べれば、リベラルとか左寄りなのだろうと思います。しかし、日本は今「右だ左だ」とか、選り好みしてる場合じゃありません。日本経済は崖っぷちです。

経済成長や産業育成で日本を前に進めてくれる候補は誰なのか?その一点を問うべきです。

おそらく、高市早苗候補が最適解です

理想に拘っても答えは出ません。現実として、最適解を選ぶしかありません。

「高市早苗候補が良いこと言ってるんだけど右派なんだよなー。。」

と悩んでる方!
かつて「リベラルで経済音痴な党」を選んだ失敗体験を思い出しましょう!

今回の記事は、以上です。


補足:
◇ 記事作成の一部でclaude-ai(API)を利用しています。claude-aiで作成した文章部分は画像データ化し、本文と区分しています。
◇ イラストはDALL-E(chat-GPT)を利用し作成しています。

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