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一番星
あなたの隣りを歩く
白い息をすってはいて
風で耳が痛くなったよってふてくされる私に
また文句ばかりって
あなたは軽くうけながす
目の前の空は
昼から夜に変わる前の
美しいグラデーション
細く頼りなげなお月さまと
寄り添うような一番星
忘れないように呟きながら帰ったよ
オレンジ ピンク 黄色 水色 青 うす紫
帰ったらこの空を描くんだという私に
あなたは横からいたずらっこのように
笑いながら
白 黒 茶 黄緑って
でたらめを呟いた
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2025.1.4 hoho
(透明水彩絵具、パステル: F6)
なんでもない
いつもの散歩道
なんでもない
いつもの会話
積み重ねた毎日は
何気ないところに
贈りものを隠してる
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keigomさんがコメント欄で
続きの詩を書いてくださいました。
とてもあたたかい気持ちになる詩です。
ご許可をいただき載せさせていただきました。
ありがとうございました。