早朝に写真を撮る。
フォトグラファーの片岡です。
今回は、早朝に写真を撮る、というテーマで書いていきます。
私は、写真というのは光と影を如何に捉えるか、というのが最も大切なポイントだと思っています。となると、早朝、もしくは夕暮れ時がねらい目となります。
この二つだったら、私は早朝派です。
昔から(学生の時)朝早起きするのが好きでした。テストのための勉強も、他の人たちが夜ふかしして勉強しているのを横目に、私は夜の12時には寝て、朝5時に起きて勉強していました。
朝5時に起きて勉強すると、周りが静かで集中出来て良いのですが、自分が分からない所が出てくると、その時に聞きに行ける人がいない(みんな起きていない)という欠点がありました。
それでも、朝5時に起きるのは気持ちが良いです。
それから30年。未だに朝早く起きるのが好きです。普段も仕事へ行くのに、朝5時に起きています。週末の土日も、朝5時から6時の間に起きるのが普通です。
この時間帯はほぼ日が昇る前なので、早めに支度をして、カメラを持って出かける事が良くあります。
先週は、マーケットが朝の8時からあって、そこで買い物をする予定だったので、家を6時半ぐらいにでて、写真を撮ってからマーケットに行きました。
今回の写真は、VIEWという名前のホテルの入り口のサインです。日が昇る前の、薄暗い時間で、サインがいい感じに浮き上がっている様に見えます。この時は、ホワイトバランスを少し変えて写しています。
これからシドニーは秋から冬へと変わっていき、早朝は寒くなってきますが、寒いと空気が澄んで、ますます写真にはいい感じなります。
自分の撮りたい写真の瞬間を逃さないように、気を付けます。
片岡