依存先についての話
自立は依存先を増やすこと。
こんな言葉をなにかの本で読んだことがある。
その時から、それを軸にここまで生きていた。元々交友先を1人に絞るのが苦手なタイプ。この人がいなくなってしまったらどうするの?と不安になってしまうのだ。
(あれ、書いていて気付いたけど逆にひとりで生きていけないタイプなのかも。この話は今度深ぼろう。)
それでなくても、私よりもっと仲の良い人が出来るかもしれない。そんな時相手の負担にならないように、自然と一定の距離を保つようになっていた。
少し前。
コミュニティの方のひとりがTwitterで呟いていたことがある。わたしと同じく、自立とは依存先を増やすことだと思っていたけれど、自力で助けられる人を増やすことに書き換えた、と。
ハッとしました。
様々な場所に顔を出して仲良くなって居場所を作って、さてわたしには何か人を助けるスキルがあっただろうか。自分に置き換えて考えちゃう。
交友関係を広げても、逆にそこの優しさに依存してのうのうと生きていたような気さえする。
このスキルっていうのが難しい。
分かりやすく、お金の知識があるとか、ガジェットなら任せろとか、そういうものじゃなくて、いるだけで周りが元気になったり癒されたりもスキルの一部だと思う。
でもそういう雰囲気を含め自分のことを理解してないと、周りの人にどう働きかけるかが明確にならないなあとか。
ただわかりやすいスキルを1つ身につけるだけで、自信や余裕が出て人にも手を差し伸べられるようになるかもしれない。それを自立と呼ぶのか。
そんなことを考える朝でした。
読んでいただきありがとうございます。
自分で立つ、にも他者が関わってくるんだなあ。
今日もよい1日になりますように。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?