自由に「無水」カレー
ある日、なんとなくインターネットを見ていたら「無水」カレーを作っている場面が出てきました。
今まで私はカレー作りにのめり込んだこともなく、変わったカレーも作ることもなく、ごくごく普通の家庭のカレーライスしか作ったことしかありませんでした。
ですが、この「無水」という部分になぜかビビっときてしまいました。
「無水」なのに、キーマカレーのようにどろっとした感じでもなく、水分量がもう少し多い感じ。
どうやっているんだろう?
ちょっと調べてみたら、トマトなど水分の多い野菜をたっぷり使っているらしいことがわかった。
細かくは調べることもなく、早速オリジナルで作り始めます。
フレッシュなトマトが多めになかったので、トマト缶で代用です。
おしゃれなカレースパイスも家にはあまりないので、スパイスの効いたカレールーを使用します。
後は、たまねぎはいつもより多めの2個、ちょうどりんごがあったので、酸味とコクが出るのではないかと思ったので丸ごと1個使います。
それと人参1本です。
これで無水カレーを作ってみます( ̄^ ̄ゞ
玉葱の食感は少し残したいので、1個はみじん切りにして油でいためる。
そこに我が家にある唯一のカレースパイス、ガラムマサラをふりかけます。
炒めたら、玉葱もう1個とリンゴ、人参などをフードプロセッサーでガーっとみじん切りにします。
玉葱を炒めたフライパンに、フードプロセッサーでみじん切りにした野菜やリンゴを入れて煮込んでいきます。
途中で、ニンニクも入れたくなって、ニンニクチューブのニンニクを足しました。
いい感じにコクがありそうな感じがでてきました。
具を入れたくなったので、とり胸肉を一口大にカットして一緒に煮込みます。バターチキンカレーって美味しいよねって思ったので、バターを30gほど入れて更に煮込みます。
だいぶ煮込めてきたので、ここで市販のカレールーを箱の半分くらい入れました。
色と香りがすっかりカレーっぽくなったので出来上がりです。
見た目は、キーマカレーと似ていますが、リンゴとトマトの酸味が効いているからかスパイシーなルーと相性がとてもよく、夏に食べたくなるような、爽やかなカレーができました。
酸味があるからか、とり胸肉がとっても柔らかくなっていて、辛さの中にも玉葱の甘みとバターのコクが感じられる奥行きのある味です。
たぶんこれは1日寝かせたほうが美味しくなりそうだと思ったので、味見だけして寝かせておくことにしました。
次の日、娘が食べて、「本格的な味がして美味しかった」とかなり好評価。
自由に、好きなように作って見たけどうまくできました。
「無水」って、野菜本来の味を引き出せるし、栄養もあるしいいのかもしれませんね。
今度は、グリーンカレーにも挑戦してみたいです。