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紫電改

零戦と呼ぶらしい。彼らの悲しい運命は色んな映像が残っている。小説は何気に手にとった阿川弘之氏の雲の墓標だった。高校生だった私は大した目標もなく毎日同じ生活に甘んじていた。綺麗な言葉で切々と物語は進んでいくほんの2歳3歳上で日本の運命を背負って飛び立つ姿に眼がしらが熱くなった。思うように動けない日々に負けないようにしたい。話はまるで変わるが何年か前にコンビニで零戦のプラモデルを買った。夫が喜ぶと思ったが反応は薄かった。操縦席まで再現されていて何だか複雑な気持ちになった。